風の向こうに  

前半・子供時代を思い出して、ファンタジィー童話を書いています。
後半・日本が危ないと知り、やれることがあればと・・・。

風の向こうに(第一部) 其の七

2010-01-27 21:30:13 | 大人の童話

次の日、夢は登校するとランドセルを教室に置くのもそこそこに、外に

飛び出していきました。そして校庭のまんなかに立って、教えられた通り

四小に語りかけてみました。するとどうでしょう。校舎から一瞬にして

パァーッと光が放たれ、昨日と同じように静かな優しい声が響いてきたのです。

「おはよう、夢ちゃん。さっそく会いにきてくれたのね。」

「おはよう、四小さん。ご機嫌いかが。」

夢はうれしくて、ちゃめっけたっぷりにあいさつしました。

 



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