色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<07.Dec 2014 Sun>

2014-12-07 | にゃんダフル・わ~るど


ペットを家族のように大切に扱う人が増えています。
反対に、生き物の命を命とも思っていないようなひどい?殖家がいるのも事実です。
良心的なペットショップばかりでないと思うので、店頭での生体販売は、今ではどちらかといえば反対派です。
環境が良くないし、売れ残った仔たちが必ずしも幸せになれないということがわかったからです。

お金を出して買うというのは、ある意味、責任を持って育てるにはお金がかかるということで、
覚悟を決める意味でも、程度次第ですが、良いと思います。

もちろん保護猫や保健所から引き取るのは大賛成です。
愛情を持って育てているきちんとしたお店やブリーダーならなら問題ないのですが、
狭いケージに大きくなるまで劣悪な状態で飼っているお店を見ることもあって、せつなくなります。



ペットにとって自分を飼ってくれる家族が誰になるかは本当に大問題です。
のうのうとのんびり生きているように見えますが、実際はいろいろなことを見ているように思います。
やんちゃぶりがすごくて1度公園に捨てられた猫が、保護者に無事保護されて
4ヵ月後に新しい飼い主のところへ行く途中、
また、捨てられるのでは?と車の中で訴えるように鳴き続けたそうです。

のんびりしゃあしゃあと生きているように見える猫でも、
実際はいろいろ複雑な恐怖や哀しみをを感じているのだと思います。



どうしようもない人間の都合はあるにせよ、人間の勝手な都合で捨てられていくペット、
その中の一部が、再び幸せな家庭にもらわれていって、
再び人を信頼して生きるというのは、すごい前向きな能力だと思います。
野生に帰れないのなら、帰ることを人が許さないのなら
全てのペットがきちんとした人のところへ行って、幸せに飼われるといいなと願います。

コメント
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