色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<30.Jun 2009 Tue> ギンリョウソウ

2009-06-30 | 森ー植物、菌類、変形菌類

ギンリョウソウ 銀竜草 イチヤクソウ科 Monotropastrum humile 腐生植物

以前、屋久島の森を歩いていると、地面にくっついた卵型の
キノコのような透明感のある白い不思議なものを見つけました。
いまだにキノコだったのか何だったのかわかりませんが、
今、思えば、ギンリョウソウの出始めだったのかもしれません。

本当に美しい。また、誰が名付けたのか、とてもロマンのある名前だと思います。
銀竜と聞くと、確かに、銀の竜に見えなくもありません。
別名、ユウレイタケと言ってしまえば、元も子もないような。
名前って大事ですね。

夕日に照らされた姿も綺麗です。

真っ白な姿をしているのは、葉緑素を持たないためです。
腐葉土から栄養をもらっています。
この森のように、たくさんの枯れ葉が地面に堆積し、ふわふわしているような場所に生息します。

真っ白な姿は、日の差さない薄暗い林床では他の花が咲かず、虫も寄ってこないため
目立つためとも言われています。
蜜もちゃんとあります。

秋には似たようなアキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)という花があります。

美しいですが、見慣れないので、アップで花の中をのぞき見るとちょっと不気味な感じが、またいいのかも。

<21Jul2006>
ギンリュウソウって書いてますね(笑)
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<29.Jun 2009 Mon> アオジ

2009-06-29 | 野鳥

アオジ スズメ目 ホオジロ科  16cm  Emberiza spodocephala personata
夏羽 オス 夏になると人(鳥?)相が悪くなります。


メス
 
バードコールを鳴らすと、ずっと周りを鳴きながら賑やかに飛んでいました。

5~7月が繁殖期で一夫一妻です。オスの囀りもよく耳にする季節です。

(撮影:29日 東雲湖)
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<28.Jun 2009 Sun> 東雲湖

2009-06-28 | 登山・森歩き

東雲(しののめ)湖
標高810m、周囲0.8Km 最大水深2m 北海道三大秘湖の一つ
陸化現象が進み、やがて消えてしまうといわれている湖です。

然別湖の湖畔を歩いて行きます。
ガレ場がナキウサギの生息地として有名ですが、今日は声のみ、姿は見せずでした。
 
右はキツネの糞だと思うのですが、何かの実を食べてカラフルです。

コメント (2)
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<27.Jun 2009 Sat> 雨竜沼湿原

2009-06-27 | 登山・森歩き

雨竜沼湿原

標高850mの台地に東西約4Km、南北約2Kmに広がっている山岳型高層湿原帯
湿原の中には直径1m~50mくらいの大小百数十の池塘があります。
























例年より少し早く、エゾカンゾウが咲きはじめていました。
念のため、テント用品一式を持って行きましたが、
今日がとても良い天気だったので満足して、日帰りにしました。

6~10月までは、登山口のゲートパークにある南暑寒荘が1泊1000円で宿泊できます。
隣接してテント場もあるので、ツーリングにももってこいです。
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<26.Jun 2009 Fri> ハクセキレイ

2009-06-26 | 野鳥

ハクセキレイ スズメ目 セキレイ科 21cm Motacilla alba ugens 成鳥 夏羽 オス
最もよく見かける野鳥のひとつです。
5~7月に一夫一妻で、たいていはつがいで見かけます。


人工物に卵を産みつけることも多く、ここは重機の上
安心して子育てができるようにと囲いをしたのですが、巣ごと放棄してしまいました。


ハクセキレイ 幼鳥
(撮影:2005年7月16日)


(作成:2005年)
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