今週の連休は正月の好天の反動をいきなり食らったようで、山に向かう気力などまったく失せてしまった。まる3日間何もしないで過ごすのも辛いもので、流石に時間つぶしに苦労してしまった。
そんな時、知人から山の本の売却を頼まれ、8冊の単行本を預かってきた。その本とは「冬季アイガー北壁直登 横川文雄訳 ナンバー入り豪華限定本&日本語訳単行本」「アンナプルナ南壁 英語版&日本語版」「マナスル西壁 公式報告書&単行本」「カンチェンジェンガ北壁 小西正継サイン入り本」など等・・・。この知人は月給が5万円の頃、一冊3万円程もする白川義員のネパールヒマラヤの写真集を買った事もある方。
神田の山岳専門書店の悠久堂さんなら@30000~@20000で並ぶ本も有るらしいのだが、果たして実際に売却となるとどうなるのか?
ちなみに仙台の一応山岳図書を並べた古書店だと、冠松太郎などの希少な本でもでもダンボール1ケース@10000位が相場らしい。つまり、目方いくら?の商売。こんな値段では持っている人は勿論、著者にもまったく気の毒な話。
そこで思いついたのが「今旬な?」ネットオークション。
しかし、自分にはまったく知識がないので、詳しい知人にお願いして売却を依頼の予定。ヤフーオークションを覗いてみると、「アウトドア」のカテゴリーに中に山の本関連が載っていた。ただ、その殆どは山渓、ビーパルなどの雑誌、あるいは普通に見かける一般的なガイドブック、単行本で、専門書的な物はあまりない様子。
考えてみればこの様な「レア物?」に興味のある方は年代的に高く、インターネットオークションではお呼びじゃないという事も有り得る。しかし、一冊でも売れれば良いというのが正直な所で、遊び半分という感じですが・・・。
でも、TVの鑑定団で根付けをする根拠は何なんでしょうか?勝手に値段を付けるのは自由ですが、実売価格との開きは如何ほど?あるいは殆ど売れる見込みのないものは無いのか?楽観的に想像するのは楽しいですが、実際買い叩かれた本人はちょっと惨め。
もし売れそうな見込みなど無いなら、いっそのこと県立図書館などに寄贈してしまった方が賢明なのかと思ったりもします。