清水寺4

2015-06-10 10:08:36 | 全京よもや話
ブログファンの皆さんご機嫌さんです。

最近忙しくて中々書き込むことができませんでしたが、いつもの通り清水について独自に培ってきた情報を少しでも皆さんに知ってもらえたら嬉しいです。

本堂の奥が内々陣、手前が内陣、外陣の三つに分かれます。柱には年代が経っているからくすんでいますが、金箔を貼り付けて荘厳にしてありました。

正面には11面千手観音、右側に毘沙門天、左側に将軍地蔵でいずれも秘仏です。もちろん秘仏の前にはお前だちが置いてあります。

ほか風雷神に28部衆が置いてあります。28部衆は三十三間堂にも置いてありますね。


清水のご本尊は11面千手観音です。この観音さんは千手のうちの一番上の手を頭の上で組み、手の上に小さい化仏を載せている。これが特長である。


本堂の周りには蔀戸を吊っている。



この蔀戸の鉄の錠のところに蝉が彫っています。

この蝉の意味は実は厄除けに使われています。と言うのは蝉は何年も土の中に暮らしていて、地上へ出てきたら僅か一週間ぐらいで亡くなる。

だから暗いところはめっぽう強いということで、蝉を取り付けることによって魔を避けると言う事である。

蔀戸を降ろすと中は真っ暗になる。その暗がりで蝉が守るということ。

ほかには八瀬方面に行く途中にあります蓮華寺にもありますね。



さて本堂をでますと釈迦堂があります。

釈迦堂の内部をよく見ると現世である。ものすごく質素に出来ています。

そして我々は質素に生きて、清く正しく生きれば次の極楽浄土に案内して貰えるんですよ、と表しているのが阿弥陀堂である。


現在清水寺は工事だらけで見たいところが見られないのでこの辺で置いておきます。


次回はみなさんのご希望がなければ思い立ったことを書いていきます。

乞うご期待くださいませ。バイバイ(⌒▽⌒)





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