定款

2022-12-14 12:01:59 | 定款規約

全京都個人タクシー協同組合 定 款

 

第1章  総  則

 

(目 的)

第1条 本組合は、組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ることを目的とする。

 

(名 称)

第2条 本組合は、全京都個人タクシー協同組合と称する。

 

(地 区)

第3条 本組合の地区は、京都市(ただし、平成17年4月1日に編入された旧北桑田郡京北町の区域を除く。)、向日市、長岡京市、宇治市、八幡市、城陽市、京田辺市、乙訓郡及び久世郡の区域とする。

 

(事務所の所在地)

第4条 本組合は、事務所を京都市に置く。

 

(公告方法)

第5条 本組合の公告は、本組合の掲示場に掲示してする。

 

(規約等)

第6条 この定款で定めるもののほか、必要な事項は、規約で定める。

2 規約の設定、変更又は廃止は総代会の議決を経なければならない。

3 前項の規定にかかわらず、規約の変更のうち軽微な事項並びに関係法令の改正(条項の移動等当該法令に規定する内容の実質的な変更を伴わないものに限る。)に伴う規定の整理については、総代会の議決を要しないものとする。この場合、総代会の議決を要しない事項の範囲、変更の内容について、書面又は電磁的方法により通知するとともに、第5条の規定に基づき公告するものとする。

 

第2章  事  業

 

(事 業)

第7条 本組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員の事業に必要な資材の共同購買又はそれらの斡旋に関する事業

(2)組合員のために行う団体生命保険取り扱いの事務代行

(3)組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

(4)組合員の福利厚生に関する事業

(5)組合員の経済的地位の改善のためにする団体協約の締結

(6)行政庁等に対する許認可申請及び諸届等組合員の事務代行及び指導

(7)組合員のためにする配車に関する共同事業

(8)組合員のためにする損害保険代理業務

(9)前各号の事業に附帯する事業

 

第3章  組 合 員

 

(組合員の資格)

第8条 本組合の組合員たる資格を有する者は、次の各号の要件を備える小規模の事業者とする。

(1)一般乗用旅客自動車運送事業の免許及び許可を取得したる個人タクシー事業者であること

(2)組合の地区内に事業場を有すること

2 前項の規定にかかわらず、次の各号の一に掲げる者は、組合員になることができない。

(1)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)、暴力団の構成員(以下「暴力団員」という。)、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、その他これらに準ずる者(以下「暴力団員等」という。)

(2)暴力団員等が実質的に運営を支配又は運営に関与していると認められる者

(3)暴力団員等を不当に利用していると認められる者

(4)暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる者

(5)暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有していると認められる者

 

(加 入)

第9条 組合員たる資格を有する者は、本組合の承諾を得て、本組合に加入することができる。                                                 

2 本組合は、加入の申込みがあったときは、理事会においてその諾否を決する。

 

(加入者の出資払込み)

第10条 前条第2項の承諾を得た者は、遅滞なく、その引き受けようとする出資の全額の払込みをしなければならない。ただし、持分の全部又は一部を承継することによる場合は、この限りでない。

 

(相続加入)

第11条 死亡した組合員の相続人で組合員たる資格を有する者の1人が相続開始後30日以内に加入の申出をしたときは、前2条の規定にかかわらず、相続開始のときに組合員になったものとみなす。

2 前項の規定により加入の申出をしようとする者は、他の相続人の同意書を提出しなければならない。

 

(自由脱退)

第12条 組合員は、あらかじめ本組合に通知したうえで、事業年度の終わりにおいて脱退することができる。

2 前項の通知は、事業年度の末日の90日前までに、その旨を記載した書面でしなければならない。

 

(除 名)

第13条 本組合は、次の各号の一に該当する組合員を総代会の議決により除名することができる。この場合において、本組合は、その総代会の会日の10日前までに、その組合員に対しその旨を通知し、かつ、総代会において、弁明する機会を与えるものとする。

(1)長期間にわたって本組合の事業を利用しない組合員

(2)出資の払込み、経費の支払いその他本組合に対する義務を怠った組合員

(3)本組合の事業を妨げ、又は妨げようとした組合員

(4)本組合の事業の利用について不正の行為をした組合員

(5)犯罪その他信用を失う行為をした組合員

(6)第8条第2項各号の一に該当する組合員

 

(脱退者の持分の払戻し)

第14条 組合員が脱退したときは、組合員の本組合に対する出資額(本組合の財産が出資の総額より減少したときは、当該出資額から当該減少額を各組合員の出資額に応じて減額した額)を限度として持分を払い戻すものとする。ただし、除名による場合は、その半額とする。

 

(使用料又は手数料)

第15条 本組合は、その行う事業について使用料又は手数料を徴収することができる。

2 前項の使用料又は手数料は、規約で定める額又は率を限度として、理事会で定める。

 

(経費の賦課)

第16条 本組合は、その行う事業の費用(使用料又は手数料をもって充てるべきものを除く。)に充てるため、組合員に経費を賦課することができる。

2 前項の経費の額、その徴収の時期及び方法その他必要な事項は、総代会において定める。

(出資口数の減少)

第17条 組合員は、次の各号の一に該当するときは、事業年度の終わりにおいてその出資口数の減少を請求することができる。

(1)事業を休止したとき

(2)その他特にやむを得ない理由があるとき

2 本組合は、前項の請求があったときは、理事会において、その諾否を決する。

3 出資口数の減少については、第14条(脱退者の持分の払戻し)の規定を準用する。

 

(組合員名簿の作成、備置き及び閲覧等)

第18条 本組合は、組合員名簿を作成し、各組合員について次に掲げる事項を記載するものとする。

(1)氏名又は名称及び住所又は居所

(2)加入の年月日

(3)出資口数及び金額並びにその払込みの年月日

2 本組合は、組合員名簿を主たる事務所に備え置くものとする。

3 組合員及び組合の債権者は、本組合に対して、その業務取扱時間内は、いつでも、組合員名簿の閲覧又は謄写の請求をすることができる。この場合においては、本組合は、正当な理由がないのにこれを拒むことができない。

4 組合員は、次の各号の一に該当するときは、7日以内に本組合に届け出なければならない。

(1)氏名又は名称及び事業を行う場所を変更したとき

(2)事業を休止し、若しくは廃止したとき

 

(過 怠 金)

第19条 本組合は、次の各号の一に該当する組合員に対し、総代会の議決により、過怠金を課することができる。この場合において、本組合は、その総代会の会日の10日前までに、その組合員に対してその旨を通知し、かつ、総代会において、弁明する機会を与えるものとする。

(1)第7条第1項第6号に規定する団体協約に違反した組合員

(2)第13条第2号から第4号までに掲げる行為のあった組合員

(3)前条第4項の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をした組合員

 

(会計帳簿等の閲覧等)

第20条 組合員は、総組合員の100分の3以上の同意を得て、本組合に対して、その業務取扱時間内はいつでも、会計帳簿又はこれに関する資料(電磁的記録に記録された事項を表示したものを含む。)を閲覧又は謄写を請求することができる。この場合においては、本組合は、正当な理由がないのにこれを拒むことができない。

 

第4章  出資及び持分

 

(出資1口の金額)

第21条 出資1口の金額は、3千円とする。

 

(出資の払込み)

第22条 出資は、一時に全額を払い込まなければならない。

 

(延滞金)

第23条 本組合は、組合員が使用料、手数料、経費、過怠金その他本組合に対する債務を履行しないときは、履行の期限の到来した日の翌日から履行の日まで年利10%の割合で延滞金を徴収することができる。

 

(持 分)

第24条 組合員の持分は、本組合の正味資産につき、その出資口数に応じて算定する。

2 持分の算定にあたっては、100円未満の端数は切り捨てるものとする。

 

第5章  役員、顧問及び職員

 

(役員の定数等)

第25条 役員の定数は、次のとおりとする。

(1)理事 8人以上12人以内

(2)監事 2人又は3人

2 第8条第2項各号の一に該当する者は、役員となることができない。

(役員の任期)

第26条 役員の任期は、次のとおりとする。

(1)理事 2年又は任期中の第2回目の通常総代会の終結時までのいずれか短い期間。ただし、就任後第2回目の通常総代会が2年を過ぎて開催される場合にはその総代会の終結時まで任期を伸長する。

(2)監事 2年又は任期中の第2回目の通常総代会の終結時までのいずれか短い期間。ただし、就任後第2回目の通常総代会が2年を過ぎて開催される場合にはその総代会の終結時まで任期を伸長する。

2 補欠(定数の増加に伴う場合の補充を含む。)のため選出された役員の任期は、現任者の残任期間とする。

3 理事又は監事の全員が任期満了前に退任した場合において、新たに選出された役員の任期は、第1項に規定する任期とする。

4 任期の満了又は辞任によって退任した役員は、その退任により、前条に定めた理事又は監事の定数の下限の員数を欠くこととなった場合には、新たに選出された役員が就任するまでなお役員としての職務を行う。

 

(員外理事)

第27条 理事のうち、組合員でない者は、2人を超えることができない。

 

(員外監事)

第28条 監事のうち、組合員でない者は、1人を超えることができない。

 

(理事長、副理事長及び専務理事の選定)

第29条 理事のうち1人を理事長、1人又は2人を副理事長、1人を専務理事とし、理事会において選定する。

 

(代表理事の職務等)

第30条 理事長を代表理事とする。

2 理事長は、本組合の業務に関する一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有し、本組合を代表し、本組合の業務を執行する。

3 任期の満了又は辞任により退任した理事長は、新たに選定された理事長が就任するまで、なお理事長としての権利義務を有する。

4 本組合は、理事長その他の代理人が、その職務を行う際、第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。

5 理事長の代表権に加えた制限は善意の第三者に対抗できない。

6 理事長は、総代会の議決によって禁止されていないときに限り特定の行為の代理を他人に委任することができる。

7 本組合は、代表理事以外の理事に副理事長その他組合を代表する権限を有するものと認められる名称を付した場合には、当該理事がした行為について、善意の第三者に対してその責任を負う。

 

(監事の職務)

第31条 監事は、いつでも、会計の帳簿及び書類の閲覧若しくは謄写をし、又は理事及び参事、会計主任その他の職員に対して会計に関する報告を求めることができる。

2 監事は、その職務を行うため特に必要があるときは、本組合の業務及び財産の状況を調査することができる。

 

(理事の忠実義務)

第32条 理事は、法令、この定款及び規約の定め並びに総代会の決議を遵守し、本組合のため忠実にその職務を遂行しなければならない。

 

(役員の選挙)

第33条 役員は、次に掲げる者のうちから、総代会において選挙する。

(1)組合員であって、立候補し、又は理事会若しくは各支部から推薦を受けた者

(2)組合員でない者であって、理事会から推薦を受けた者

2 役員の選挙は、連記式無記名投票によって行う。

3 有効投票の多数を得た者を当選人とする。ただし、得票数が同じであるときは、くじで当選人を定める。また、当選人が辞退したときは、次点者をもって当選人とする。

4 第1項の規定による立候補者又は推薦を受けた者の数が選挙すべき役員の数を超えないときは、投票を行わず、その者を当選人とする。

5 第1項の役員の選挙を行うべき総代会の会日は、少なくともその20日前までに公告するものとする。

6 第1項の規定による立候補者又は候補者の推薦をした者は、総代会の会日の15日前までに、立候補した旨又は被推薦者の氏名を本組合に届け出なければならない。

 

(理事及び監事の報酬)

第34条 役員に対する報酬は、理事と監事を区分して総代会において定める。

 

(顧 問)

第35条 本組合に、顧問を置くことができる。

2 顧問は、学識経験のある者のうちから、理事会の議決を経て理事長が委嘱する。

 

(参事及び会計主任)

第36条 本組合に、参事及び会計主任を置くことができる。

2 参事及び会計主任の選任及び解任は、理事会において議決する。

3 組合員は、総組合員の10分の1以上の同意を得て本組合に対し、参事又は会計主任の解任を請求することができる。

 

(職 員)

第37条 本組合に、参事及び会計主任のほか、職員を置くことができる。

 

第6章  支  部

 

(支 部)

第38条 本組合は、別表のとおり支部を置く。

2 支部について必要な事項は、規約で定める。

 

第7章  総会、総代会、理事会及び委員会

 

(総代会)

第39条 本組合に総代会を置く。

 

(総代の定数)

第40条 総代の定数は、別表に掲げる支部ごとに、その支部に所属する組合員10人に1人の割合で算出することとし、10人未満の端数は四捨五入とする。

 

(総代の任期)

第41条 総代の任期は、2年とする。

2 第27条第2項(役員の任期)の規定は、総代の任期に準用する。

 

(総代の選挙)

第42条 総代は、別表に掲げる支部ごとに、第40条の規定による人数をその支部に属する組合員のうちから選挙する。

2 総代の選挙は、単記式無記名投票によって行う。

 

(総代会の招集)

第43条 総代会は、通常総代会及び臨時総代会とする。

2 通常総代会は、毎年事業年度終了後3月以内に、臨時総代会は、必要があるときはいつでも、理事会の議決を経て、理事長が招集する。

 

(総代会招集の手続)

第44条 総代会の招集は、会日の7日前までに到達するように、会議の目的たる事項及びその内容並びに日時及び場所を記載した書面を各総代に発してするものとする。また、通常総代会の招集に際しては、決算関係書類、事業報告書及び監査報告を併せて提供するものとする。

2 前項の書面をもってする総代会招集通知の発出は、総代名簿に記載したその者の住所(その者が別に通知を受ける場所を本組合に通知したときはその場所)に宛てて行う。

3 第1項の規定による書面をもってする総代会招集通知は、通常到達すべきであったときに到達したものとみなす。

4 本組合は、希望する総代に対しては、第1項の規定による総代会招集通知並びに決算関係書類、事業報告書及び監査報告の提供を電磁的方法により行うことができる。

5 前項の通知については、第2項及び第3項の規定を準用する。この場合において、第2項中「総代会招集通知の発出は」とあるのは、「総代会招集通知の電子メールによる発出は」と、同項中「住所」とあるのは、「住所(電子メールアドレスを含む。)」と読み替えるものとする。

6 総代会において、役員の選挙を行う場合には、第1項の通知書に、第34条第6項の規定により届出のあった立候補者及び被推薦者の氏名を記載しなければならない。

7 電磁的方法について必要な事項は、規約で定める(以下同じ。)。

8 第1項の規定にかかわらず、本組合は、総代全員の同意があるときは招集の手続を経ることなく総代会を開催することができる。

 

(臨時総代会の招集請求)

第45条 総総代の5分の1以上の同意を得て臨時総代会の招集を請求しようとする総代は、会議の目的たる事項及び招集の理由を記載した書面を理事会に提出するものとする。

2 総代は、前項の規定による書面の提出に代えて、電磁的方法によりこれを提出することができる。

 

(書面又は代理人による議決権又は選挙権の行使)

第46条 総代は、第44条第1項の規定によりあらかじめ通知のあった事項につき、書面又は代理人をもって議決権又は選挙権を行使することができる。この場合は、他の組合員でなければ代理人となることができない。

2 代理人が代理することができる総代の数は1人とする。

3 総代は、第1項の規定による書面をもってする議決権の行使に代えて、議決権を電磁的方法により行うことができる。

4 代理人は、代理権を証する書面を本組合に提出しなければならない。この場合において、電磁的方法により議決権を行うときは、書面の提出に代えて、代理権を電磁的方法により証明することができる。

 

(総代会の議事)

第47条 総代会の議事は、中小企業等協同組合法(以下「法」という。)に特別の定めがある場合を除き、総総代の半数以上が出席し、その議決権の過半数で決するものとし、可否同数のときは、議長が決する。

 

 

(総代会の議長)

第48条 総代会の議長は、総代会ごとに、出席した総代のうちから選任する。

 

(緊急議案)

第49条 総代会においては、出席した総代(書面又は代理人により議決権又は選挙権を行使する者を除く。)の3分の2以上の同意を得たときに限り、第44条第1項の規定によりあらかじめ通知のあった事項以外の事項についても議案とすることができる。

 

(総代会の議決事項)

第50条 総代会においては、法又はこの定款で定めるもののほか、次の事項を議決する。

(1)借入金残高の最高限度額

(2)その他理事会において必要と認める事項

 

(総代会の議事録)

第51条 総代会の議事録は、書面又は電磁的記録をもって作成するものとする。

2 前項の議事録には、次に掲げる事項を記載するものとする。

(1)招集年月日

(2)開催日時及び場所

(3)理事・監事の数及び出席理事・監事の数並びにその出席方法

(4)総代数及び出席者数並びにその出席方法

(5)出席理事の氏名

(6)出席監事の氏名

(7)議長の氏名

(8)議事録の作成に係る職務を行った理事の氏名

(9)議事の経過の要領及びその結果(議案別の議決の結果、可決、否決の別及び賛否の議決権数)

(10)監事が、総代会において監事の選任、解任若しくは辞任について述べた意見、又は総代会において述べた監事の報酬等についての意見の内容の概要

(11)監事が報告した会計に関する議案又は決算関係書類に関する調査の結果の概要

 

(理事会の招集権者)

第52条 理事会は、理事長が招集する。

2 理事長以外の理事は、招集権者に対し、理事会の目的である事項を示して、理事会の招集を請求することができる。

3 前項の請求があった日から5日以内に、その請求があった日から2週間以内の日を理事会の日とする理事会の招集の通知が発せられない場合には、その請求をした理事は、理事会を招集することができる。

 

(理事会の招集手続)

第53条 理事長は、理事会の日の5日前までに、各理事に対してその通知を発しなければならない。

2 前項の規定にかかわらず、理事会は、理事の全員の同意があるときは、招集の手続を経ることなく開催することができる。

3 本組合は、希望する理事に対しては、第1項の規定による理事会招集通知を電磁的方法により行うことができる。

 

(理事会の決議)

第54条 理事会の決議は、議決に加わることができる理事の過半数が出席し、その過半数で決する。

2 前項の決議について特別の利害関係を有する理事は、議決に加わることができない。

3 理事は、書面又は電磁的方法により理事会の議決に加わることができる。

4 理事が理事会の決議の目的である事項について提案をした場合において、当該提案につき理事(当該事項について議決に加わることができるものに限る。)の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、当該提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。

5 理事が理事の全員に対して理事会に報告すべき事項を通知したときは、当該事項を理事会へ報告することを要しない。

 

(理事会の議決事項)

第55条 理事会は、法又はこの定款で定めるもののほか、次の事項を議決する。

(1)総代会又は総会に提出する議案

(2)その他業務の執行に関する事項で理事会が必要と認める事項

 

(理事会の議長及び議事録)

第56条 理事会においては、理事長がその議長となる。

2 理事会の議事録は、書面又は電磁的記録をもって作成し、出席した理事及び監事は、これに署名し、又は記名押印するものとし、電磁的記録をもって作成した場合には、出席した理事及び監事は、これに電子署名を付するものとする。

3 前項の議事録には、次に掲げる事項を記載するものとする。

(1)招集年月日

(2)開催日時及び場所

(3)理事・監事の数及び出席理事・監事の数並びにその出席方法

(4)出席理事の氏名

(5)出席監事の氏名

(6)出席組合員の氏名

(7)議長の氏名

(8)決議事項に特別の利害関係を有する理事の氏名

(9)議事の経過の要領及びその結果(議案別の議決の結果、可決、否決の別及び賛否の議決権数並びに賛成した理事の氏名及び反対した理事の氏名)

(10)理事会の招集を請求し出席した組合員の意見の内容の概要

(11)本組合と取引をした理事の報告の内容の概要

(12)その他(理事会が次に掲げるいずれかのものに該当するときは、その旨)

① 招集権者以外の理事による招集権者に対する理事会の招集請求を受けて招集されたものである場合

② ①の請求があった日から5日以内に、その請求があった日から2週間以内の日を理事会の日とする理事会の招集の通知が発せられない場合に、その請求をした理事が招集したものである場合

③ 組合員の請求を受けて招集されたものである場合

④ ③の請求があった日から5日以内に、その請求があった日から2週間以内の日を理事会の日とする理事会の招集の通知が発せられない場合に、その請求をした組合員が招集したものである場合

4 次の各号に掲げる場合の理事会の議事録は、当該各号に定める事項を内容とするものとする。

(1)理事が理事会の決議の目的である事項について提案をした場合において、当該提案につき理事(当該事項について議決に加わることができる者に限る。)の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をし、当該提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなした場合には、次に掲げる事項

① 理事会の決議があったものとみなされた事項の内容

② ①の事項の提案をした理事の氏名

③ 理事会の決議があったものとみなされた日

④ 議事録の作成に係る職務を行った理事の氏名

(2)理事が理事の全員に対して理事会に報告すべき事項を通知し、当該事項を理事会へ報告することを要しないものとした場合には、次に掲げる事項

① 理事会への報告を要しないものとされた事項の内容

② 理事会への報告を要しないものとされた日

③ 議事録の作成に係る職務を行った理事の氏名

 

(総会の議決事項)

第57条 総会は、組合の解散、合併又は事業の全部の譲渡に限り、議決することができる。

 

(総会の招集)

第58条 総会は前条に掲げる事項を議決する必要があるときに限り、理事会の議決を経て、理事長が招集する。

 

(総代会の規定の準用)

第59条 総会については、第44条(総代会招集の手続)、第46条(書面又は代理人による議決権又は選挙権の行使)、第48条(総代会の議長)、第49条(緊急議案)及び第51条(総代会の議事録)の規定を準用する。この場合において第46条第1項中「他の組合員」とあるのは「その組合員の親族又は他の組合員」と、第2項中「1人」とあるのは「4人まで」と読み替えるものとする。

 

(委 員 会)

第60条 本組合は、その事業の執行に関し、理事会の諮問機関として、委員会を置くことができる。

2 委員会の種類、組織及び運営に関する事項は、規約で定める。

 

第8章  会  計

 

(事業年度)

第61条 本組合の事業年度は、毎年10月1日に始まり、翌年9月30日に終わるものとする。

 

(利益準備金)

第62条 本組合は、出資総額に相当する金額に達するまでは、当期純利益金額(前期繰越損失金がある場合には、これをてん補した後の金額。以下、第65条及び第66条において同じ。)の10分の1以上を利益準備金として積み立てるものとする。

2 前項の準備金は、損失のてん補に充てる場合を除いては、取り崩さない。

 

(資本剰余金)

第63条 本組合は、出資金減少差益(第14条ただし書の規定によって払戻しをしない金額を含む。)をその他資本剰余金として積み立てるものとする。

 

(特別積立金)

第64条 本組合は、出資総額に達するまでは、当期純利益金額の10分の1以上を特別積立金として積み立てるものとする。ただし、出資総額を超えて積み立てることもできるものとする。

2 前項の積立金は、損失のてん補に充てるものとする。ただし、出資総額に相当する金額を超える部分については、損失がない場合に限り、総代会の議決により損失のてん補以外の支出に充てることができる。

 

(教育情報費用繰越金)

第65条 本組合は、第7条第3号の事業(教育情報事業)の費用に充てるため、当期純利益金額の20分の1以上を翌事業年度に繰り越すものとする。

(配当又は繰越し)

第66条 本組合は損失をてん補し、第62条の規定による利益準備金、第64条の規定による特別積立金及び前条の規定による教育情報費用繰越金を控除してなお剰余があるときは、総代会の議決によりこれを組合員に配当し、又は翌事業年度に繰り越すものとする。

 

(配当の方法)

第67条 前条の配当は、総代会の議決を経て、事業年度末における組合員の出資額、若しくは組合員がその事業年度において組合の事業を利用した分量に応じてし、又は事業年度末における組合員の出資額及び組合員がその事業年度において組合の事業を利用した分量に応じてするものとする。

2 事業年度末における組合員の出資額に応じてする配当は、年1割を超えないものとする。

3 配当金の計算については、第24条第2項の規定を準用する。

 

(損失金の処理)

第68条 損失金のてん補は、特別積立金、利益準備金、その他資本剰余金の順序に従ってするものとする。

 

(職員退職給与の引当)

第69条 本組合は、事業年度ごとに、職員退職給与に充てるため、退職給与規程に基づき退職給与を引き当てるものとする。

 

別 表

支 部 名

旭支部

京都支部

互助支部

寿支部

三栄支部

新誠支部

宝会支部

八重支部

わかば支部

岡崎・京栄・輝晃会

連合支部

 

 

(記 録)

令和3年1月12日 京都府知事認可

  ① 事業の変更

  ② 理事定数の上限を減員する変更

  ③ 監事の要件を変更し、監事の職務を会計に関するものに限定する変更

  ④ 支部を規定する別表の変更

  ⑤ その他、暴力団排除規定の新設など定款参考例による全面変更

 

令和4年10月28日 京都府知事認可

  自動車事故共済廃止に伴う変更

 


支部及び役員の選挙等運営規約

2022-12-14 12:01:39 | 定款規約

全京都個人タクシー協同組合

支部及び役員の選挙等運営規約

 

(目  的)

第 1 条  この規約は、本組合が定款に定める支部及び役員の選挙をはじめとする組合の運営等について、必要な事項を定めることを目的とする。

但し、この規約に定めなき事項は、定款及び本組合の諸規定並びに諸規則に従うものとする。

 

(支部の資格)

第2条 本組合の定款別表に掲げる支部の資格は、次のとおりとする。

(1)組合員20人以上を構成員とする組織を支部とする。

(2)構成員たる組合員数が20人未満となった支部は、支部の資格を喪失するものとする。

 

(組合員の資格)

第3条 本組合の組合員たる資格は、次のとおりとする。

(1)本組合の組合員たる資格は、本組合の定款に規定する組合員資格を持ち、かつ、支部に所属する者であること。

(2)組合員が支部を脱退又は除籍されたときは、その後2ヶ月は本部所属とするが、2ヶ月以内に新たな支部に所属した旨の届出がない場合は、組合員自らが権利を放棄したものと認め、本組合から脱退するものとする。

2 前項第2号の期間における全京及び全個連、全個協等全京に納付すべき諸会費等は、当該組合員自ら組合本部に納付しなければならない。

 

(役 員)

第4条 本組合の役員は、理事及び監事とする。

 

(役員の選出方法)

第5条 本組合の役員の選出方法は、次のとおりとする。

(1)組合員であって、立候補し、又は理事会若しくは各支部より推薦を受けた者を総代会において選挙する。

(2)理事については、組合員数に関係なく全支部より1人の理事を選出する。

(3)組合員数が150人を超える支部は、150人につき1人の理事を選出できることとし、端数があるときは、1人の理事を増すことができる。ただし、1支部あたり3人を超えて選出することはできない。

 

(専門委員会)

第6条 本組合に、理事をもって構成する専門委員会を置くことができる。

2 専門委員会の運営は、担当の常任理事があたる。

 

(支部長)

第7条 各支部より選出し、本組合に届出された者を支部長とする。

 

(会 計)

第8条 本組合の理事より会計担当理事を選出し、会計担当理事は会計担当事務職員を指導し、会計帳簿を点検し、理事会に毎月会計に関する報告を行うものとする。

 

(組合費等)

第9条 組合員は、期日までに支部を通じ、本組合で定めたる組合費及び諸会費を納入しなければならない。

2 各支部は、組合員より納入する組合費等を本組合の会計にその月の10日までに納入すること。

 

(上部団体への加入)

第10条 本組合は、上部団体である社団法人全国個人タクシー協会並びに全国個人タクシー事業連合会等に参加し、一環となって行動し、同業者全般の事業安定のため、全組合員が加入しなければならない。

 

(加入手数料)

第11条 本組合は、新規加入者より加入手数料を徴収する。

2 加入手数料の額は、理事会において定める。

 

(規約の改廃)

第12条 本規約の改廃は、総代会において議決する。

 

(雑  則)

第13条 この規約に定めるもののほか、本規約の運営上必要なる事項は、理事会において決する。

 

付 則

本規約は、令和2年12月12日から施行する。(第57回通常総代会承認)

令和4年10月28日付定款一部変更認可により名称変更

(全京都個人タクシー共済協同組合→全京都個人タクシー協同組合)

 

 

 

 

 


慶弔傷病災害等の一般共済規約

2022-12-14 12:00:07 | 定款規約

慶弔傷病災害等の一般共済規約

 

第 1 章  総  則

(目  的)

第 1 条  この規約は、全京都個人タクシー協同組合定款第7条第4号の事業を達成することを目的とする。

(適用範囲)

第 2 条  この規約は、組合員及びその家族に適用する。

 

第 2 章  慶  弔

(結婚給付)

第 3 条  組合員が結婚した際、結婚祝金として10,000円を給付する。但し、入籍があった場合に限る。

(傷病給付)

第 4 条  組合員が傷病により継続して7日以上入院した場合、若しくは継続して30日以上休止した場合は、見舞金として10,000円を給付する。但し、支給は年度内に1回限りとし、医師等の証明を必要とする。尚、退院又は発生後、3ヶ月を経過したものは無効とする。

(死亡給付)

第 5 条  組合員又は、その家族が死亡した場合は、次の各号のとおり給付する。

  • 組合員 75,000円
  • 配偶者 15,000円
  • 実父母及び子女 10,000円

 

第 3 章  救  済

(災害給付)

第 6 条  組合員が水害及び火災によって、その住居及び家財に損害を受けた場合は、次の各号のとおり災害給付金を給付する。

但し、組合員又は、その家族の放火に起因する場合は、給付しない。

          ⑴ 住居家財の全部を損失したとき             100,000円

          ⑵ 住居家財の2分の1以上を損失したとき          50,000円

          ⑶ 住居家財に相当の損害を受け前2号の程度に至らないとき  20,000円

 

第 4 章  運営及び運営資金

(運  営)

第 7 条  運営は、本組合の常任理事が行う。

 

(賦 課 金)

第 8 条  本共済事業の賦課金は月額100円とし、毎月10日までに納入するものとする。

(運営資金及び取扱)

第 9 条  前条により納入された資金は、特別会計により区分経理し、運営資金として管理するものとする。

(加 入 日)

第10条  組合員は、本共済事業に加入するものとし、加入日は本組合の組合員の資格を得た日とする。

(脱 退 日)

第11条  本共済事業の脱退日は、次の各号のとおりとする。

⑴ 譲渡廃業の場合は譲渡認可日

⑵ 一般廃業の場合は事業廃止日

⑶ 死亡廃業の場合は死亡日

⑷ 本組合の定款及び規約に基づく脱退の場合はその組合員の資格の喪失日

⑸ 本組合の定款に基づく除名の場合は除名日

(新免分担金)

第12条  第10条に基づく本共済事業への加入者は、新免分担金として、運営予備資金の繰越金額の1人当り分当額を納入するものとする。

      尚、この新免分担金は、前条各号に基づき脱退した場合でも、一切返還しないものとする。

(給付金の請求権)

第13条  各種給付金の請求権は組合員とする。但し、組合員本人が死亡の場合の請求権は、その遺族とし、次の順位での請求に基づき給付する。

          ⑴ 配偶者(内縁含む)

          ⑵ 子 女

          ⑶ 実父母

          ⑷ 兄弟姉妹

     ⑸ その他の親類

第14条  組合員は本規約を適用すべき事由が発生したときは、速やかに支部長を通じ組合に報告しなければならない。

尚、給付金の請求は、3ヶ月以内に行うものとする。

第15条  本共済事業の運営において、資金の不足が生じた場合は、理事会の議決を得て、組合員から運営資金を徴収することができる。

(規約の改廃)

第16条  本規約の改廃は、理事会において議決する。

(雑  則)

第17条  この規約に定める外、本規約の運営上必要なる事項は、理事会において議決する。

第18条  この規約は昭和40年11月1日より実施する。

 

 

附  則

          昭和44年11月21日  一部改正

          昭和50年10月 1日  一部改正

          昭和55年11月28日  一部改正

          昭和57年11月30日  一部改正

          昭和58年11月30日  一部改正

          昭和60年11月29日  一部改正

          平成 3年11月29日  一部改正

          平成 7年11月30日  一部改正

          平成10年11月30日  一部改正

          平成13年11月29日  一部改正(平成14年2月1日施行)

          平成14年11月30日  一部改正

          平成15年11月29日  一部改正

          平成16年11月27日  一部改正(平成16年11月28日施行)

   平成19年 9月17日  一部改正(平成19年10月 1日施行)

          平成29年 1月30日  一部改正

   平成30年11月27日  一部改正(平成30年12月 1日施行)

     令和 4年10月28日  定款名称変更