全ちゃん六月号

2013-06-18 12:43:57 | 全京よもや話
毎日が、暑い・・・、雨が降らず、ほんと暑いですね~!


先月全ちゃんが紹介した三室戸寺、行ってみた? 全ちゃんは、15日に行ったけど、結構咲いてたよ。

今頃、満開になってるんじゃないかと思いますが、水がほしい、ほしい、と聞こえるような。

お寺さんも、お水をあげるのが大変だと思う・・・。

まぁ、明日あたりから雨も少し降るみたいだし、紫陽花さんも一安心かな??


さて、今日は、その紫陽花を見た後、少し京都方面へ、車なら5分くらいかな?その名は黄檗山万福寺へ。

ここは、江戸時代初期、中国の僧、隠元(いんげん)禅師が開山した日本三禅宗のひとつで、

黄檗宗の大本山。伽藍(がらん)配置など、僧侶の生活様式まで中国風禅寺の特徴を伝えています。



それでは、ご案内。

まず、中国風の門をくぐり三門を通りまっすぐ突き当りますと、

七福神のお一人、布袋様がにこやかに出迎えて下さいます。



そして、右手の廊下を進みますと、廊下に魚の形をした物がぶら下がっており、

(かいぱん)と言いますが、これが、木魚の原型と云われており、時間を知らせるための物らしいです。


その奥、大雄宝殿の手すりに注目、ラーメンのどんぶりの模様にそっくりなのが。

なんでも、おめでたい時に使われる模様らしいです。


又、ここは、普茶料理という中国風精進料理が有名です。昔は、4名1卓が原則だったらしいですが、

今は何名さまからでもご利用できます。門前にお店がありますが、ご予約で、お寺の中でも召し上がれます。

ぜひ一度、ご賞味ください。


それからそれから、インゲン豆の“インゲン”というのは、この隠元禅師に由来しているんだよ。

知ってた??


では、ここで問題です。唐突ですが、

『馬酔木』


この字、何と読む?   


答えは次回に!またね。