不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Alla fine dell'Estate

2007-08-23 02:07:07 | 日記・エッセイ・コラム

昔から夏が過ぎていくのがすごく辛い。
寂しいというだけの感傷的な気分ではなくて、
イタリアに来てからは
夏が終わってしまうのがなんかすごくもったいない気がする。
それは日照時間が短くなっていくからなのか
肌寒くなっていくからなのか自分でもよくわからないけれど。

そろそろ夏も終わりだねぇ
という感じを漂わせているフィレンツェ。
夏の間レンガの床と仲良しだったビリー&チッチーノも
さすがにひところの暑さがなくなったので
人肌恋しいのか、
夜は私の脇にぴったり二匹とも張り付いて寝ています。

昔から夏バテとは無縁で
いつでも同じように食欲がある私ですが、
冬の間に溜め込んだ脂肪を消化したらしく
ここ数日で久々に会った友人たちに
軒並み「痩せた」といわれております。
我が家には体重計はないし、自覚症状もないので
よくわかってなかったのですが、
確かに冬の間は履けなかったジーンズも履けるし。
痩せたのかな。
まぁ、冬になればまた冬眠状態になるので、
脂肪溜め込みますから。

自分よりもビリーの食欲が落ちて
みるみる痩せていくのが気になる今日この頃。