不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Per il momento la cura e' finita

2007-03-26 23:04:00 | Billy,Layla e Ciccino

ちょっと元気になったら
いつものように唸ったり吼えたり大変忙しいビリー。
自分のご飯さえ食べられなかった先週初めの姿が嘘のように
がっついてご飯を食べたうえに、
私のおやつをせがむまでに元気になりました。

通院点滴生活8日間。
月曜日に点滴も終了。
点滴用の針を抜く作業で
獣医さんと助手の看護婦さんと私の3人で
嫌がって暴れるビリーと大格闘。
その姿を見て、「元気になった」と実感。

4階(日本風にいうと5階)までの階段の上り下りは
体力が落ちているビリーにはかなり辛いようで
息切れを起こすので、散歩の時には抱いて階段上り下り。
私の体力増進に繋がりそうです(笑)。

やせこけた小さな身体は痛々しいし
点滴用に剃毛された左手もなんか悲しげ。
まずはいっぱい食べて体重戻さないとね。

とりあえず、心臓と肺に問題ありのようなので
一ヶ月間は投薬を続けて様子を見ることに。
それでも改善されない場合には次の治療が始まります。
ビリーも10歳。年相応に身体も疲れてきているみたい。

血液検査、心電図、レントゲン、7日間の通院点滴、投薬。
これで閉めて185,00ユーロ。
ペット医療費としては日本に比べたら格安だと思います。
先週は「ビリー貧乏になるかも」と心配しましたが、ちょっと安心。
良心的で優秀な獣医さんに巡り会えて幸せです。

7日間通い続けてすっかり「我が家」みたいになった
獣医さんの診察室に明日から行かないと思うと
ビリーもちょっとだけ寂しいらしい。
土曜日は獣医さんが半日営業なので
お昼に迎えにいったときのビリーのショックったら。
「何でもう迎えに来たの?あと半分残っているのに」って
かなり残念そうに診察室を後にしたのでした。
月曜日はいつもより迎えが遅くなってしまったけれど
ビリーはすっかり寛いで毛布の中で眠りこけてたし。

我が家でチッチーノと二人きりでお留守番するのと違って
毎日色んなワンコ&ニャンコがやってきて
それなりに社会勉強にもなったんだろうな。
これで少しは社交的なワンコになってくれればいいのですけど。

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