イタリアも日本と同じように長細く、
気候も風土も違えば
もちろんそこに根付く食文化にも大きな違いが。
元々都市国家の集まりという感じの国の成り立ちゆえに
それぞれの街や村の文化が
きちんとした形で受け継がれているわけですが
だからこそ、フィレンツェに長く暮らしても
時々とんでもない「他の土地のもの」に驚愕したりします。
カラブリアで暮らす友人が
「珍しいからお土産に」と運んできてくれた
炭酸コーヒー飲料。
彼曰く、
「他のどこの土地でも見たことがないから
カラブリア独特の飲み物だろう」と。
確かにフィレンツェでは一度も見かけたことなかったけれど。
暑いカラブリアだから
コーヒーだってただ冷やしただけじゃなくて
炭酸入れてすっきり飲もうということなのでしょうか。
飲み口は確かに爽やかです。
微炭酸。
いろんなメーカーから出ているらしいのですが、
一瞬「目玉おやじ」かと思うような
こちらのものが
今我が家の冷蔵庫でキンキンに冷やされています。
さて、炭酸の苦手な私が
次ぎにこの冷蔵庫の中の炭酸コーヒーを飲むのは
一体いつなのだろう…。
カラブリアといえば、レッジーナ。
中村俊輔も飲んでいるのかしらねぇ。