ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

シエナのパリオと街の色

2010-08-17 | 

今朝の『とくダネ!』で、大好きな小倉さんが、番組の冒頭、

イタリアのシエナの夏のお祭り、パリオについて話されてた。

http://www.og-land.com/blog/index.php?act=date&day=20100817

勝手にはらせていただきました!ごめんなさい

私が30歳の時、イタリアのシエナで、まさにそのパリオの時期、

ずっと自炊しながら生活していたので、パリオの練習、本番、レース後の大興奮の様子など、

全部Ⅲのブログに書いてます。

パリオ 1   http://blog.goo.ne.jp/alal23/d/20070221

パリオ 2   http://blog.goo.ne.jp/alal23/d/20070228

パリオ 3   http://blog.goo.ne.jp/alal23/d/20070307

これは、毎年夏に2回、行われる裸馬のレースで、

横に救急車も待機してます!私もこのメインの広場に4時間いたのですよ


ちょうど街の色について書こうかなあと思っていたところだった。

シエナは、フィレンツェの近く、中世の街がそのまま残っている。

城壁に囲まれ、街中には車は入れない。

家の色は、シエナ色・・・絵の具の色にちゃんとあるのだ。

美しい色だ

シエナはどの家も、窓枠がグリーン。

この2色の街。

行った時は、街の中、ホテル2軒?しかクーラーがなかったんだよ。

毎日35度ほどなんだけど、天井にある大きな古い扇風機だけ。

でも湿度が低くて、カラッとしてるので、

暑さを感じない。

ここは街の中心、カンポ広場。

石畳で、ゆるやかに坂になっている。

世界で1番美しいといわれる広場。

2ヶ月間、毎日ここを通って、キジアーナ音楽院に通い、

夜はスペインやイタリアの友達と、

坂にねころんで、ビールをのみながら、ずっとしゃべってた。

シエナのすぐ近く、塔の街、サンジミアーノ。

ここは、ちょっとシエナと違うけど、茶色の薄い感じの色、1色の街。

ちょうどパリオの前日、日本の女の子とスペインの男の子と3人で出かけたんだけど、

帰りのバス間違えちゃって、トスカーナの知らない街に半日、

ぼーっと過ごした

これはオランダ、アムステルダム。

初めてのヨーロッパは、最初にオランダスキポール空港からはいった。

飛行機の窓から見える、オランダの街は、

ミニチュアのちいさなかわいいかわいいお家が、

いっぱい並んで街になってた。

オランダの家は、色とりどりだったが、

小さい街は、こんなキュートな形の家が多くて、

カーテンをあけて、とにかく家の中を、見せる。

窓もぴかぴか!

通りの家を見ながら歩いてたけど、家の中にいるおばあちゃんもマネキンちゃんとおもっちゃった

デパートにいくと、羊の皮で、窓ガラスをふく布が売ってるのだ!

これはドイツ、フランクフルト。

この街だけは、朝の街中にゴミが多くて気になったけど、

家は、こんなにお花が多くて、窓にはだいたい花がある。

海外から日本にかえってきて、関空の空から街をみたとき、

とたんにがっかりする。

何か、日本の街が汚いのだ。というより、色とかセンスがばらばら。

JRで旅をすると、どうしても線路沿いの風景が気になる。

空いた土地とか多くて、鉄くず、パイプとか、線路沿いには山のようだ。

ヨーロッパで、そんな風景がなかったように思う。

あったとしても、緑との調和で、気にならないのだ。

娘が1歳の夏、一緒に連れて行って、約2週間過ごしたベルギー、ブリュッセルの郊外の街。

ここも美しかった。

でもここで私達は友人の家にステイしたので、

その何百年の家を、キープするのがいかに大変かが、初めて良くわかったのだ。

彼女の借りてた家は、地下つき4階建て!で、外がこんなに綺麗なの。

でもここ・・・お棺屋さんだったんだ1階にそれらしいもの3つほど置いてあったけど、

あとは普通で、その理由ですごく安かったらしい。

彼女は、とても几帳面で、掃除がすごかった!

まず4階全部の階段のはき掃除→ふき掃除→虫よけワックス→しあげ磨き

と3時間くらいかけてた

毎日、一緒にやったけど、何百年の建物を維持するって、大変

 

日本人の美意識はとても高い。

わが街金沢は、これは世界遺産になってもいいなと思う、街並みがある。

東の郭(くるわ)。

美味しいお店も多くて、大好きだ。

ユーミンも林まりこさんも時々西の郭の方に遊びにくるって

この街には実際人々も住んでいて、

長い間の遺産をずっと大切に存続してきたのだ。

金沢に来た友だちを、いつも案内している。

1人でも好きで、ぼーっとするのによく行くのだ。

毎日ブログに書いてた時もあったのねこのころ、演奏の仕事少なかったし

http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20061108

http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20061109

http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20061110

http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20061111

金沢は、中心街の電線を埋めて、景観を良くするための工事をずうっとやっている。

建物の色も、突飛なものは、罰せられて、たてられないようになってる。

東の郭のような街並みだったら、ヨーロッパと変わらない。

だから逆に、ヨーロッパの人々の、歴史を守る覚悟はものすごいものがあると思う。

ヨーロッパの街で、カメラをどこに向けても絵葉書みたいになるのは、

やっぱり電線がないから?

金沢も、どの辺まで電線がなくなるかわからないけど、

いい色の街になってほしい!

 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-08-18 18:01:26
どうしてシエナだったの?
インフラは余り整って無かったようですが。。。

街自体は凄く素敵ですね。
特に緑の窓枠がかわいいです。

海外では時々街ごとにテーマを持って家の
色や作りを統一していますよね。
とても素敵な事だと思います。

会社も何も捨てて、こんな街で暮らしてみたいな。

日本建築も勿論芸術ですよね!
匠の技ですね。
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Unknown (Unknown)
2010-08-19 05:51:36
binoちゃんだよね?
コメントありがとう~
このときは、オランダのHolland MUSICSESSONというところへ2週間、そこでは、声楽の有名なアメリンクさんとか(事もあろうに、そのマスタークラスで自分で伴奏弾いちゃったの)そのあとシエナのキジアーナ音楽院の室内楽のクラス2か月受けにいったの。それで、滞在。
キジアーナは、もともとキジ伯爵という方の豪華な邸宅で、どの部屋も立派な絵画でいっぱい。
これはキジアーナのことかいてあるからみてね。
http://blog.goo.ne.jp/alal23/e/c900114c58e52b67a974c735ab591137
ここもすごい教授陣で、わかるかなあ、チェロのミッシャ・マイスキーは一緒に学校通ったし(写真とらなかったのが残念)ミッシャの奥様と車に乗って、トスカーナの離れたところにあるコンサート会場までいったりしたんだ。ビオラのバシュメットもいたし、ヴァイオリンのウート・ウーギとは随分仲良くなった。
シエナの生活おもしろろかったよ。家賃全部いれても1カ月二万だったし
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Unknown (yoshiko)
2010-08-19 05:53:56
ごめん!私も自分の名前までいれてない!
今朝は、大学の役員の仕事が山のようにあてあせってた。これからがんばりまーす
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