大阪港の海と空

おととい、大阪フィルの演奏を聴きに、１日大阪にいってきた。

前日、東京のまり親子と、藤井夫妻と泳いでいて、砂浜だったんだけど、

携帯に水がちょっとはいってしまって、

電源が入らなくなってしまい、夫の使わなくなった携帯を借りていったのだ。

ちなみに、夫の仕事上、我が家には、新しい携帯の機種が出ると、

すぐ買い替えるため、古い携帯がごろごろある。

私は、１つのものをジ―ッと使うタイプなので、

でも変わったものも多かったが（真っ赤なガンダム式とか）

携帯の使い方もあまりよくわからず、基本操作だけで使っている。

これは、太陽が沈んだあとの映像。そういえば、携帯で撮れるなあと、

なんとなく撮ってみたら、すごく綺麗だったので、何枚か撮ってみた。

この間、ｉＰａｄが発売された日も、ふらっと夫が金沢市内のヤマダ電気にいったら、

在庫が20台もあったということで、さっさとカードで買ってきた。

だから、ニュースで、東京の大騒ぎの発売当日の様子をみながら、

夫はすぐｉＰａｄを始めていた。私も「チェロ弾きのゴーシュ」とか電子で読んでみた。

いいよ、すごく。でも本好きの私は、やっぱり本で読むなあ。

《印象派とモダンアート》、天保山サントリーミュージアムでやっていた。

夕方5時ごろ入ったので、ほとんど人がいない。

涼しい。

この美術館、人がはいらなくて、閉館するかもしれない？

金沢21美だけが黒字だと、亡くなった筑紫さんがＴＶでいっていた。

ああ、こんな美術館こそ、残ってほしい！

モネのみたこともない連作もあったし、1番気にいったのは、今回はピサロの「林檎の木」だった。

最近、カラリオを買って、写真処理が、すごく時間が短くできるようになったので、

以前ブログラインキングでＵＰしてたころの勢いで、連日書いているが、

Ⅱのブログは相変わらず、時間がかかるのだ。

今日はピアノを弾きたいので、また時間出来た時にＵＰしますね。

海外や、国内の美術館へよく行くので、これは前みたなあという絵によく出会う。

すごくうれしい。

ガラス張りの大きな部屋があって、いきなり港の海の風景が目の前にあった！

もちろん、美術館内ではカメラは無理で、

でも時間がたっぷりあったので、絵も相当ゆっくりじっくりみたが、

そこにソファーがあったので、今度はゆっくりすわって、港の風景をみていた。

飛行機が小さくとんでいく。船がゆっくり、右から左へ・・・

窓枠が白くて、おおきく縦しまみたいになっていて、

窓が、そのまま絵画のようだ。

気持ちいい。

そこに30分以上もすわっていた。

全部絵をみて、大好きな美術館グッズを何点か購入し、ふらっと入口と反対側に出たら！

マーメイド広場というのがあり、広めのスペースがあって、座れるようにもなっていた。

さっき、美術館内で観た同じ景観が、そのままあったのだ。

空がかぎりなく美しく、風がほんとうに涼しく、きもちよかった。

太陽が沈むまで、ずっとみていたのだが、

沈んでから、やっと携帯の事を思い出した。私らしい

昨日書いた女の子2人、外人さん2人、と私。

空は、今観たばっかりの、モネやピサロのグラデーションそのまま、

でも神様だけが作る事が出来る、自然のそのままの色で、

刻々変化していく。

美しい。

ここが大阪だって忘れそう。

酷暑、激暑と連日報道され、都会の人の熱中症の数がものすごい。

大阪も凄い数だった。

街の中は、何か変な匂いがした。

気温は、私はヘッチャラなのだ。

帽子も日傘も普段使った事が無く、

でも目だけは嫌なので、サングラスを街中でもかける。

前日も、熱くて歩けない！っていう砂浜を、跳びはねながら、海までたどりついてたのだ。

この都会の変な匂いにやられるんだね。

それにしても、街中の特に女の人は、今年は特にうでとか真っ黒のガードをして、

大変だ。通販では、中東のかぶりものみたいな、帽子も売ってた。

私は、街中の人を観察するのが好きで、都会に出てくると、

必ず人間ウオッチングをしている。

今回は、私のように真っ黒な女の人は、ただ一人もいなかった！

私は毎年そうだ。ヨーロッパでは普通だ。

日焼けで皮膚がんになるってよく言われちゃうけど、

1時間ほど、海にいるだけで、たとえば外の仕事の人とか、

屋外のスポーツ選手は、皆、皮膚がんになるのだろうか（笑）

まあ人は心配するけど、ちゃんと紫外線対策もやってて、

毎年、しみもしわにもならない超丈夫な肌です。

きっと60になっても70になっても、夏はやいてるだろうな。

美白することで、ストレスがたまるので、私はいいです。

昨日もコメントで書いたけど、茂木さんが、今やってる週間ポストの連載（エッソでいつも読むんです）

日本のこれからをすごく心配している。

でも、この何ともいえない心配な日本が好きでたまらない、と書かれていた。

私も同じだ。

30歳の時、イタリアとオランダに約3カ月いたとき、

毎日思った事は、なんて日本って変わってるんだろう、という事だった。

常識とか、若者の在り方とか、かなり変だ。

私は、日本では変人だったが、海外では個性を喜んでもらえるので、

友達になった子は、皆、大喜びで、よく話をきいてくれた。

日本では特に音楽関係は、学歴社会で、私なんか「国立の教育科です」と言ったとたん、

「じゃあピアノひけないのね」といった人までいた。

でも、オランダのメンバーは、ほとんどが国際コンクール上位入賞者達だったけど、

まず音をきいてくれて「よしこの音、好きだ、いっしょにやろう！」

と組んでくれた。

右が美術館で、ガラスの窓の部屋だ。

茂木さんは母校の東大の事も心配していたが、

それでいうと、私の父、母の祖先は、ほとんどが東大だ。

こんな事、友達にも話したこともないが、

皆、それぞれ個性的だったみたいけど、ほとんど能登で医業をしていた。

おじいちゃんは慶応で、野口英世と同じ研究室だったって。

ひいおじいちゃんは、その当時、何億円という大金を能登の柳田村に寄付し、

今は農業高校の銅像になっていて、ちょうど小1の時、妹と序幕式で、親戚代表で幕をひいたのだ。

その父方のひいおじいちゃんと、今度は母の先祖の医業をやってたおじさんが、

以前石川県の道徳の教科書に並んで出ていたのだ。

大変な先祖をもったものだ。

音楽家は一人もいない。

私だけが、こんなへんちょこりんな性格で、生まれてしまった。

でも母のお父さん、私のおじいちゃんですね、も東大の医学部で、

眼科の開業を平塚でやっていたが、ときどきヴァイオリンを趣味でひいていたらしい！

でもそのおじいちゃんは37歳で胃がんで亡くなってしまった。

私の父は、マイペースで、がつがつ勉強するタイプでなく、金沢大学出身だが、

たまたま先祖がそんなだけで、自分ではどうでもいいと思っている。

でも絵を描いたり、家系図を研究するのが趣味で、柳田の古い古い親戚まで、ききにいって、

おもしろい細かい家系図を作りだした。

私も全く学歴というものに興味が無く、

実際夫も、家の事情で大学に行かなかった人で、

娘にも、あまり学歴は期待していない。

自分の好きな仕事を早く見つけてほしい。

こんなに暑い毎日だけど、探せば、涼しくて、快適な場所がきっとあるはず。

私は東京出張で泊る時も、

やっぱり海の近くを探してしまうので、お台場の近くの、そんなに高くないホテルに、泊る。

海が近くにあって、朝、お散歩もできる。

ここが東京だって忘れる場所。

やあねえ、いつもそんなところばっかり（笑）

でも、田舎生まれの田舎育ちには、そういう空間が必要なのだ。

これから、日本の気候は大きく変化すると思う。

天災ばっかりやってくる。

人間だから、地球上で経験しなくちゃいけない。

能登の地震もすごかった。皆がんばった。

人間の長い長い歴史の中で、数え切れない災害にあって、

苦労があって、大変な思いをしながら、でも歴史をつくってきたのだ。

大丈夫。日本人は根性あるんだよ。

今年、豪雨や、激暑で大変な目にあわれた方たち、もうちょっとです。

頑張ってください。

今日は・・・・

また新しい学校コンサートの打合せが9時からだ。

あとはピアノを弾ける！

タクサンタベテ、いつものように、夏を過ごしましょう

 

Ⅱのブログ！

 井上さん指揮、大フィル、ザ・シンフォニーホール。

しました！！

 

Ⅲのブログ　アメリカ編、ニューヨーク2  エンパイアステイトビル　ＵＰしてあります！

 

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