ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

金沢東茶屋街 2

2006-11-09 | 

 

今日は、加賀棒茶のお店に先に行きます。

この格子戸は’加賀格子’といって、形が三角形になっていて、

中からは見えるのですが(昨日の山屋さんのように)

外からは見えない仕組みになっています。

                    

ここは、「茶房 一笑」

棒茶を中心に、良質の日本茶のお店で、中はギャラリーのようにもなっています。

  塚も動けわが泣く声は秋の風

松尾芭蕉が『おくのほそ道』の途中、

金沢でこの句を詠みました。

それは、前年に36歳で病死した加賀の俳人、小杉一笑に捧げました。

一笑は、通称茶屋清七といいい、茶屋の販売を生業にしていました。

そこから、このお店は「一笑」として、お茶の文化を伝えています。

ここのお茶は、我が家では、お客さまのときに、必ず使います。

 

本当においしい棒茶です。     

ひとつ通りを入ると、また違うお店が並びます。

これは粉屋さん。

この店構えがいいですねえ。大好きです。

                      

ここのオムライスはすごくおいしい!昔の味ですね!

金沢は、銭湯が多いところですが、この自由軒さんの向かいに、銭湯があって、

お風呂のいいにおいがしてます。

この茶屋街にいると、タイムスリップした気になりますね。

明日は、「志摩」から、’心の道’を通って、金沢の鬼門に建てられたお寺にいきます。

                         

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