コロナになってから早くも1年半が過ぎた。この間の変化はとても大きい。プラス面とマイナス面の両方があったが、崖から落とされたような変化だった。対面からリモートへ、どこでも仕事の環境(これは今までと変わらない)移動よりも定住(これにより無駄なエネルギーの削減につながった)。そして何よりも今まで走っていたことが止まったことにより、却ってよく見えることが多くなったことだ。リモートの効率が良くなったかといえば疑問で、Zoomなどはとても便利である反面、決まるものも決まらなくなった。対面の場合、すぐに決まることも決まらなくなった。さて、これまで点と点だったものが、線になり線と線から面になることが多くなった。特に日本にいることが多くなり、逆に人と会う機会が増えたことで、点から線、面と繋がっていったのかとも思うが、自然でも同じく点や線で失敗していたことが、面になったことでうまくいくことも分かってきた。例えば、海の緑化と砂漠の緑化というのは、普通は関係がない。しかし、こうしたものが繋がることでうまく活着することもある。粘土と砂も粒子が違うが、これが混ざることで上手くいくこともある。また、途上国にはあまりものがないのだが、そこに最新式の機械を導入してもうまく普及することが難しい。そんな時に先進国の時代を遡った技術が普及できるチャンスもある。そんなことを知ることができた一年半。これからいよいよオリンピックの熱い夏が始まる。いろいろな国の選手が日本に来て点と点が線になり、面となった時に色々な変化が生まれるのが楽しみだ。
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