めっきり寒い季節になりました。
外に出かけるときはポケットにカイロをしのばせたいところです。
今では、カイロと言えば使い捨てのホカロンを思い浮かべますが、
40年ほど前のカイロはこんなでした ↓
当時、カイロと言えば「ハクキンカイロ」でしたね。
その名の通り、白金(プラチナ)を触媒にベンジンで発熱させる仕組みでした。
ちなみに、上の写真では左右で羽の数が違いますが、
羽の多い方が古いものとなります。
さらに昔だと・・・
いきなり横文字ですが、ハンドウォーマーというものです。
メーカーは、今も使い捨てカイロの製造で有名な桐灰です。
ふたを開けると、
ガラス繊維のベッドに銀色にコーティングされた豆炭みたいなものが乗っています。
端っぽに火をつけてフタを閉じておくと、ゆっくりと炭が燃えて暖かいカイロになります。
カイロというのは漢字で書くと懐炉となりますが、
まさに懐の中に燃える炉が入っている状態そのものです。
当時もJAPAN製は信頼の証でした。
何でも残してくと思い出になりますね。
特に珍しいものだと何十年経って価値が上がるかも。
待てばカイロの日和あり・・・なんちゃって。
<ゆ>