新生活セールも終わってやっと落ち着いてきたので、
手つかずに放置していた真空管ラジオをメンテナンスしてみました。
ナショナル(現Panasonic)製、MAGIC SUPER(マジックスーパー)
MODEL UM-635という機種で、昭和30年代の真空管ラジオです。
まだまだ1家に1台テレビがなかった頃、娯楽やニュースの情報源としてラジオは重要な存在でした。
さっそく電源を入れてみましょう。
左がわのツマミ「TONE」を回すとスイッチが入ります。
やったー!
赤いランプが点いて電源が入りました。
今度は、一番右の「TUNER」のツマミを回してチャンネルを合わせます。
NHKが入りやすいので、ゆっくりツマミを回していくと・・・
ザザーっという雑音からアナウンサーのきれいな声がクッキリ聞こえてきました。
裏側を見てみましょう。
木箱の中にラジオの装置とスピーカーが確認できます。
真空管が5本見えます。
もうちょっと近づいてみましょう。
ガラス球の中に、ほんのりとオレンジ色の光が幻想的ですね。
真空管は、音質を良くしたり増幅させる役目をしています。
やわらかな音質が得られるため、今でも高級アンプに使われています。
ただ、寿命が長くないため、この年代の真空管ラジオがちゃんと鳴るのは稀少です。
真空管ラジオの音を聞いてみたい方は、お気軽にアラジンにお越しください。
<ゆ>