毎日、絶好調に暑い日が続いています。
アラジンでは扇風機が売れに売れて品不足になり、
倉庫を探していたら去年入荷していたレトロな扇風機が出てきました。
1971年(昭和46年)発売の東芝H-30EGという機種です。
頑丈なボディにクロムメッキが美しいですね。
ブルーのストライプも涼しげです。
よく見ると、スイッチの構造が今とは随分異なります ↓
ボタンが「OW123 T」と並んでいて、Wが微風、1~3にかけて強風、
Oが切ボタンとなっています。
Tボタンは押しても何も変化がないのですが、
ひょっとしたら何分後かに切れるタイマースイッチかも。
右のダイヤルは首振りの切り替えです。
今の扇風機のように羽の後ろに「ポチ」が付いているわけではなく、
ここで首振りのON/OFFと角度の調整ができるようになっています。
ダイヤルの上にある「上ル」ボタンを押すと・・・
ニョキニョキと首が伸びていきます。
さらに、後ろの方を見てみると、
何と!コードリールのボタンが付いています。
このボタンを押すと掃除機みたいにコードがスルスルッと巻き取られます。
画期的ですね。
しかもこの扇風機、誤って羽に触ると自動停止するという安全装置つきです。
いまでこそ扇風機は2千円くらいで買えますが、
当時は立派な家財道具くらいの存在価値だったのでしょう。
箱も発泡スチロールでしっかり固定した立派なものです。
そういえば、オフシーズンには分解掃除して片付けていた記憶があります。
季節家電の出し入れさえも季節を感じさせる風物詩だった時代ですね・・・。
ちなみに、アラジン価格は7,800円(税込)です。
<ゆ>