これは少年心をくすぐる逸品です↓
本体右下にSTEREOと書いてあるので、
どう考えてもこれはちっちゃなステレオ・・・
と思いきや、
前のカバーを開けると、
鉛筆削りが出現！
裏っ側にはハンドルが付いているんですが、
これが普段は折りたたまれていて↓
持つところを引っ張ってひねると、ちゃんとハンドルになります↓
削りかすはここに入る↓
その隣には何やらスリットが↓
そうです。
貯金箱も兼ねているんです！
もういちど、反対側を見てみると、
上の段は小物入れの引き出し。
下の金庫みたいなのは、裏のスリットにつながっている貯金箱部分。
恐らく1980年代のものと思われますが、
壊れやすいプラスチックの扉なんかも完全体で、
非常に良いコンディションで残っていたものです。
小学生でこんなの買ってもらえたら
むちゃくちゃテンション上がったでしょうね。
気になるアラジン価格は5,800円（税込）です。
＜ゆ＞
今では車にテレビが当たり前についていて、スマホで動画も見れちゃいますが
ほんの20年ほど前は屋外でテレビを見るのには、こんな装置が必要でした。
NATIONAL PanaColorの TH5-X1という機種で、
かなり初期のブラウン管ポータブルカラーテレビです。
恐らく1980年代のものかと思います。
アナログテレビなので、ファミコンで動作確認してみました。
ファミコン自体も懐かしいアイテムですが、つないでみると
見事に！映りました。
丸みを帯びたブラウン管が何とも言えないですね。
ブラウン管なので本体の奥行きがとっても長い！
しかも重い！（約8kg）
背面は、
アンテナケーブルが平行ケーブルの時代です。
正面は、昔ながらのガチャガチャするチャンネル。
よく見ると「充電」モードがあるのでバッテリー内蔵？
どうりで重かったわけだ・・・
価格は定かではありませんが、感覚的にはiPhoneが買えるくらいの価値だったんじゃないかと思います。
これ持ってキャンプとか行ったら、家族のテンションは上がったんでしょうね。
気になるアラジン価格は、9,800円（税込）です。
＜ゆ＞
1974年（昭和49年）ナショナルで初めて発売されたステレオラジカセRS-4100です。
ラジカセなのに2Way4スピーカーという、気合の入ったモデル。
定価は59,800円！
当時の大卒初任給が8万円弱だったことから、
今の価値なら15万円以上の感覚ですね。
ラジカセというと高校生の憧れでもあったけど、
当時は大人が充分に楽しめるクオリティで作られていました。
何かたくさんスイッチがあって、男心をくすぐるデザインですね。
当時は、FMラジオから音楽をカセットテープに録音する
「エアーチェック」が流行っていて、
ラジオの感度が製品選びのカギでもありました。
その点、この製品は背面に外部アンテナの出力端子を備えています ↓
45年の時を経てなお、現役で動作する貴重な1台です。
アラジン価格：9,800円（税込）
このところ、ラジカセの入荷が続いていますので
店頭にてご確認くださいね。
＜ゆ＞
明けましておめでとうございます。
今年はのっけから、おめでたそうなアイテムが入荷しました。
にこやかなゑびすさんが描かれた布袋です。
80年以上昔のものですが、しっかりした木綿で作られています。
川「ころばぬ先の杖」
崎「まかぬ種は生えぬ」
貯「生命安楽」
蓄「知恵具足」
銀「義理人情をかかずして」
行「幸福光かる貯金玉」
頭文字を並べると「川崎貯蓄銀行」となります。
川崎貯蓄銀行は戦前の1936年に東京貯蔵銀行と合併して
第百銀行となり、さらに1943年に三菱銀行に吸収されています。
「現金は痩せ貯金は肥える」
戦前の富国強兵を反映したスローガンですね。
「毎月御宅に伺ひますから居ながら貯金が出来ます」
すごいサービスぶりです。
穴あき銭に「富貴自在」とありますが、
これは「お金も地位もおもいのままになる」という意味。
こうして毎月、貯蓄できた人はかなりの上流階級の人だったはず。
それだけに、集金袋も上等なものを使っていたのでしょうね。
これをお財布にしたら縁起がいいかもです。
今年もアラジンをご愛顧くださいね。
＜ゆ＞
