バブリーなファッションやダンスが人気を集めています。
まさにその頃に一世を風靡したラジカセが入荷しました。
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1980年に発売されたNationalのRX-5400という機種。
幅55cmというのは家庭用ガステーブル並みの巨大さ。
その躯体にはバブル期のイケイケ機能が満載されていました。
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まずはカセットテープ機能。
上部のインジケーターは再生曲目をプログラムでき、
右にはミキシングマイクの音量調節ダイヤルが付いています。
当時ブームだったカラオケテープに対応した機能でした。
マイクの差込は左側面から ↓
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さらに、ワイヤレスマイクにも対応 ↓
「マイクミキシング」の切り替えスイッチでワイヤレス(FM)も選択できます。
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左の方には「エコー」のスイッチもあって、かなりカラオケに力が入っています。
続いて、ラジオの機能。
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存在感のあるロッドアンテナで受信感度が期待できますが、
さらに本体の背面には外部アンテナが接続できるようになっています。
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テレビのアンテナみたいに、部屋の外にFMアンテナを上げている家庭もありました。
「エアーチェック」という言葉もありましたね。
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まだウォークマンがなかった時代。
アメリカでラジカセを担いで街を闊歩するシーンが映画にも登場していました。
(バック・トゥ・ザ・フューチャーの頃)
当然、屋外で使うには電池で動かなくてはなりません。
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何と、必要な電池は、単1電池が8本。
乾電池も含めたら全体重量は10kgくらいになっちゃいます。
エネループなどなかった時代ですから、電池代もバカにならなかったでしょう。
それでも、新しい機械と新しい音楽を求めて
「24時間働けますか?」を合言葉に全速力で走っていた時代でした。
このラジカセはもちろん、完全動作品。
非常にレアな逸品です。
(当分売らずに楽しもう・・・・)
<ゆ>