***BGM:403「Braze of life」***
原作:みーや様「Nightmare City」「Nightmare City Catastrophy」
Nightmare City Another Story
第二話 『戦い』
俺は工場を飛び出した後、すぐに自分の家へと向かった。
そして完成したばかりの剣と友人に頼まれていたハンマー、非常用の乾燥食料と
当分生活できるだけの金を持って家を出た。当分家に帰ることはないだろう。
俺は誰にも見つからぬよう、裏道を通って友人の家に向かった。
住民のほとんどは暗くて不気味という理由で全く寄り付かないが、
気づいたときから裏道を使っている俺にとっては、いつもの通勤路でしかなった。
10分ほど歩いたと思う。何事もなく友人宅についた。
「どうしたんだaaa。今日の仕事はないのか?」
姿を現した俺の友人、tカラは俺の突然の訪問に驚いた。
「仕事?あんなクソ工場、朝一番にやめてきたぜ」
「www」
tカラは笑いながら俺を家の中に入れた。
早速お茶を勧められたが、逃亡中の俺にそんなものを飲んでいる暇はない。
丁寧に断った。
「で、一体なにがあった?」
tカラはいつものペースだ。テーブルには描きかけのイラストが置いてあった。
「お前が頼んでたものが出来たんで、持ってきた」
「・・・それだけじゃないな?」
「・・・」
「お前が自分から剣持って歩き回るなんておかしいと思っていたよ。追われてるのか?」
さすがだ。コイツはいつもこんな感じで鋭いところを言い当てる。
俺は何も隠さずに見聞きした事をtカラに話した。隠したところでいつかしゃべってしまうだろう。
「で、お前はこれからどうするんだ?」
「決まってんだろ。ギコを援護する」
「そうか。でも絶対に死ぬなよ」
まったく、いつもいい事言いやがって。
俺はtカラにハンマーを渡し、彼の家を後にした。そろそろ追っ手が動き始めるはずだ。
いよいよ戦闘開始だ。
そのころ。
「>>1さーん(ハアハア)」
「ウワーン!キモいよー!!」
>>1は3匹の八頭身に追いかけられていた。どうやら八頭身の習性は変更できないようだ。
「>>1さーん!!!」
脚の長い八頭身は、必死に逃げる>>1に確実に近づいてきていた。そのとき。
「どけどけー!!!!」
八頭身の後ろから軽トラックが走ってきた。運転してるのはオニギリだった。
「オニギリ!?」
軽トラックが八頭身たちをふっ飛ばした。その隙にオニギリは軽トラックを
>>1のすぐそばに寄せた。
「>>1!早く後ろに乗れ!!」
「お、おお!」
>>1が荷台に乗るのを確認すると、オニギリは軽トラックを急発進させた。
「・・・>>1さーん・・・逃がさないよおおおおおおおお!!!!!」
八頭身たちは再び追跡を開始した。
その頃、また別の場所で。
兄者は壊れていたFMVを受け取りに行った帰りで、単車に乗っていた。
「今度こそソニンタンの画像(ry」
などと言いながら単車を走らせていると、バックミラーにつーの姿が映った。
「ん?」
不思議に思った瞬間、バックミラーがふっ飛んだ。残骸が道路に転がる。
「オマエミタイナヤツハシネエエエエ!!!」
つーが絶叫とともに赤い包丁を投げつける。兄者は正確な投てきを危うくよけると、
単車のスピードを上げた。つーは壁伝いに跳躍し、それを追撃する。
兄者は弟者に電話をかけた。
「もしもし」
「俺だ、弟者」
「兄者!?運転中の通話は犯罪だぞ!!」
「そんな事より、俺の話を聞け!妹者は一緒か?」
「ああ、そばにいる」
「これからお前のとこに行くから拳銃の用意よろしk」
そのときつーが再び投てきした。そのうちの一本がFMVに突き刺さった。
「ああ、俺のFMVがっ!?」
「落ち着け兄者!!わかった。兄者はそのまま向かってくれ!!」
「FMV・・・」
「あにじゃー、ちちじゃが新しいパソコン買ってくれるのじゃー」
「・・・」
こちらも命がけの戦闘が始まった。
街の地下鉄で。
フサギコはいつものように車内でタバコをすっていた。脇には愛用の日本刀が置いてある。
「ふう、平和ってのも暇すぎだな」
そのとき、モナーが車内に入ってきた。
「見つけたモナー」
「なに?」
「お前も俺たちの仲間になるモナ」
モナーの細い目がフサを見据える。それはいつものモナーとはかけ離れた表情。
「何のつもりだ?いつものお前とは違うじゃねえか」
「なるほど、あくまでも逆らうモナね。それならねじ伏せるまでモナ」
モナーがエメラルド色の双刃剣を手に取る。そしてフサに突進した。
「ちぃっ!」
フサは攻撃をかわすと、日本刀を抜いた。そして天井を破壊して外へ飛び出す。
それを追うようにしてモナーも外へ出た。
「なんとつもりかはしらねーが、容赦しねーぞ」
フサは刀を中段に構えた。モナーもフサを睨んだ。
「いくぞっ!!」
フサが屋根を走る。ぶつかり合う剣と剣。
そして、俺もまた。
ビルの屋上にヤツの姿を見つけ、ヤツを追跡する。
そしてあるビルの屋上で対峙した。ヤツは剣を構えるように左手を伸ばした。
と同時に赤い広刃剣が姿を現した。まるで血のように真っ赤だった。
「これがわれわれの能力だ、愚か者」
ダークは俺に向かって残忍な笑みを浮かべた。まったく嫌なヤローだ。
「はん、お前みたいなバカ正直には言われたくないね」
「後悔するぞ」
「そんなこと言ってないで、来たらどうだ」
俺はそう言いながら剣を抜いた。俺の剣。銘は海燕。
「よかろう」
やつは広刃剣をかまえた。
「お前は一度ねじ伏せねばならん存在のようだ」
「こっちのセリフだ。いくぞっ!!!!!」
そして俺はヤツと激突した。
次回予告
追いつめられるaaa。
そしてギコたちに襲い掛かるダーク。
果たしてギコはしぃを守りきれるか?
次回「抵抗」
蒼刃の輝き 見せつけろ、aaa!!
原作:みーや様「Nightmare City」「Nightmare City Catastrophy」
Nightmare City Another Story
第二話 『戦い』
俺は工場を飛び出した後、すぐに自分の家へと向かった。
そして完成したばかりの剣と友人に頼まれていたハンマー、非常用の乾燥食料と
当分生活できるだけの金を持って家を出た。当分家に帰ることはないだろう。
俺は誰にも見つからぬよう、裏道を通って友人の家に向かった。
住民のほとんどは暗くて不気味という理由で全く寄り付かないが、
気づいたときから裏道を使っている俺にとっては、いつもの通勤路でしかなった。
10分ほど歩いたと思う。何事もなく友人宅についた。
「どうしたんだaaa。今日の仕事はないのか?」
姿を現した俺の友人、tカラは俺の突然の訪問に驚いた。
「仕事?あんなクソ工場、朝一番にやめてきたぜ」
「www」
tカラは笑いながら俺を家の中に入れた。
早速お茶を勧められたが、逃亡中の俺にそんなものを飲んでいる暇はない。
丁寧に断った。
「で、一体なにがあった?」
tカラはいつものペースだ。テーブルには描きかけのイラストが置いてあった。
「お前が頼んでたものが出来たんで、持ってきた」
「・・・それだけじゃないな?」
「・・・」
「お前が自分から剣持って歩き回るなんておかしいと思っていたよ。追われてるのか?」
さすがだ。コイツはいつもこんな感じで鋭いところを言い当てる。
俺は何も隠さずに見聞きした事をtカラに話した。隠したところでいつかしゃべってしまうだろう。
「で、お前はこれからどうするんだ?」
「決まってんだろ。ギコを援護する」
「そうか。でも絶対に死ぬなよ」
まったく、いつもいい事言いやがって。
俺はtカラにハンマーを渡し、彼の家を後にした。そろそろ追っ手が動き始めるはずだ。
いよいよ戦闘開始だ。
そのころ。
「>>1さーん(ハアハア)」
「ウワーン!キモいよー!!」
>>1は3匹の八頭身に追いかけられていた。どうやら八頭身の習性は変更できないようだ。
「>>1さーん!!!」
脚の長い八頭身は、必死に逃げる>>1に確実に近づいてきていた。そのとき。
「どけどけー!!!!」
八頭身の後ろから軽トラックが走ってきた。運転してるのはオニギリだった。
「オニギリ!?」
軽トラックが八頭身たちをふっ飛ばした。その隙にオニギリは軽トラックを
>>1のすぐそばに寄せた。
「>>1!早く後ろに乗れ!!」
「お、おお!」
>>1が荷台に乗るのを確認すると、オニギリは軽トラックを急発進させた。
「・・・>>1さーん・・・逃がさないよおおおおおおおお!!!!!」
八頭身たちは再び追跡を開始した。
その頃、また別の場所で。
兄者は壊れていたFMVを受け取りに行った帰りで、単車に乗っていた。
「今度こそソニンタンの画像(ry」
などと言いながら単車を走らせていると、バックミラーにつーの姿が映った。
「ん?」
不思議に思った瞬間、バックミラーがふっ飛んだ。残骸が道路に転がる。
「オマエミタイナヤツハシネエエエエ!!!」
つーが絶叫とともに赤い包丁を投げつける。兄者は正確な投てきを危うくよけると、
単車のスピードを上げた。つーは壁伝いに跳躍し、それを追撃する。
兄者は弟者に電話をかけた。
「もしもし」
「俺だ、弟者」
「兄者!?運転中の通話は犯罪だぞ!!」
「そんな事より、俺の話を聞け!妹者は一緒か?」
「ああ、そばにいる」
「これからお前のとこに行くから拳銃の用意よろしk」
そのときつーが再び投てきした。そのうちの一本がFMVに突き刺さった。
「ああ、俺のFMVがっ!?」
「落ち着け兄者!!わかった。兄者はそのまま向かってくれ!!」
「FMV・・・」
「あにじゃー、ちちじゃが新しいパソコン買ってくれるのじゃー」
「・・・」
こちらも命がけの戦闘が始まった。
街の地下鉄で。
フサギコはいつものように車内でタバコをすっていた。脇には愛用の日本刀が置いてある。
「ふう、平和ってのも暇すぎだな」
そのとき、モナーが車内に入ってきた。
「見つけたモナー」
「なに?」
「お前も俺たちの仲間になるモナ」
モナーの細い目がフサを見据える。それはいつものモナーとはかけ離れた表情。
「何のつもりだ?いつものお前とは違うじゃねえか」
「なるほど、あくまでも逆らうモナね。それならねじ伏せるまでモナ」
モナーがエメラルド色の双刃剣を手に取る。そしてフサに突進した。
「ちぃっ!」
フサは攻撃をかわすと、日本刀を抜いた。そして天井を破壊して外へ飛び出す。
それを追うようにしてモナーも外へ出た。
「なんとつもりかはしらねーが、容赦しねーぞ」
フサは刀を中段に構えた。モナーもフサを睨んだ。
「いくぞっ!!」
フサが屋根を走る。ぶつかり合う剣と剣。
そして、俺もまた。
ビルの屋上にヤツの姿を見つけ、ヤツを追跡する。
そしてあるビルの屋上で対峙した。ヤツは剣を構えるように左手を伸ばした。
と同時に赤い広刃剣が姿を現した。まるで血のように真っ赤だった。
「これがわれわれの能力だ、愚か者」
ダークは俺に向かって残忍な笑みを浮かべた。まったく嫌なヤローだ。
「はん、お前みたいなバカ正直には言われたくないね」
「後悔するぞ」
「そんなこと言ってないで、来たらどうだ」
俺はそう言いながら剣を抜いた。俺の剣。銘は海燕。
「よかろう」
やつは広刃剣をかまえた。
「お前は一度ねじ伏せねばならん存在のようだ」
「こっちのセリフだ。いくぞっ!!!!!」
そして俺はヤツと激突した。
次回予告
追いつめられるaaa。
そしてギコたちに襲い掛かるダーク。
果たしてギコはしぃを守りきれるか?
次回「抵抗」
蒼刃の輝き 見せつけろ、aaa!!