ツレヅレグサ

雑記と愚痴と、時々小説

小説ね・・・何を書こう。

2007-09-12 11:17:51 | 小説関連設定
ネタだけなら無数にあるが、いざ書き始めるとなると細かい設定やストーリーを本気で考えなければならなくなる。となれば、今までネタとして温存していたのを一旦破棄しないと本気で作れない…。

今のところ、選択肢は次の4つ。
1:連載停止中のアレを放棄し、新たな作品を書き始める。
2:連載を再開し、それが終わってから新作品。
3:長編を諦め、ひたすら短編シリーズを書き続ける。
4:リアルの方で書き進め、特定の目的で誰かに公開。

4番はまあ……誰かというのは決まってるといえば決まってるような。そちら方面のネタは2種類温存中なので、決まればすぐに書き始められる。3番も今チビチビと書いてるから不可能な話ではない。問題は1と2なんだよなぁ……。アレ放棄すると、かつて通っていたチャットの人達に失礼な気がするし、かといって再開しても続けられるかどうか……。別に意見は求めませんが、これはかなり迷いますね。

……いっその事、今やってるオンラインゲームのネタで長編を書けb(殴
色々と妄想しまくってる事だs(蹴

とりあえず、知り合いにどうしたらいいか助言を求めてみます。

ではまた。

CyberChroncle設定資料集(AW)

2007-04-25 16:04:38 | 小説関連設定
◎AWとは?
 一言で言うと、「兵器化されたAA」の事。具体的にはIWS(内蔵兵装システム)と呼ばれる機能を人為的に付加したAAの事。これは、兵器の情報を体内で格納できるサイズのデータ片に変換し、使用する際に再変換して展開するという体内格納庫システムで、これを使用する事により、今まで物理的に運ぶのが困難だった量の兵装が一体だけで輸送でき、しかも状況に応じて兵装を自由に変更できるので、直接的に作戦の幅を広げる事に繋がる、という先進軍事技術である。
 大戦末期から研究が開始されていた技術だが、実用化されたのはここ数年である。何故システムの実用化が遅れたのかというと、原因として再変換時のトラブルがあったからといえる。データ片への変換までは既存の技術を応用すれば良かったが、再変換して展開する際、その出現箇所がランダムになってしまうという問題が発生した。偶然手の届く範囲に兵装が展開されればいいが、そうでない場所に展開された場合は兵器を格納・再展開しなければならない。その間に攻撃を受けて死んでは意味がない、ということで実用化が見送られてきた。しかし、生体回路によってあらかじめ生成する箇所を何箇所か設定しておき、その箇所とコードを合致させる事で適切な箇所で展開するという技術が近年になって生み出され、やっと実現化される事となった。
 また、生体回路の応用によってエネルギー兵器の使用も可能になり、兵装選択の幅がさらに広がった。これがAWの実用性向上に繋がった、というのは言うまでもない。中央政府軍主導による量産化や新たなタイプの開発により、その種類も次々と増えている。

◎AW各種仕様と概略
・IWSE
 IWSの実動実験モデルとして開発されたタイプ。大まかに分けると、三種類のタイプが存在する。
*試験型Ⅰ~Ⅳ
生体回路実験の初期実験型モデル。出力が低いため、実弾兵器のみを使用する事ができる。また武装も二種類しか使用できない。Ⅴの暴走事故の際、Ⅴの迎撃に向かわせるも全個体が撃墜・死亡している。被験者の負担が軽かったため、動作は比較的安定的であった。
すべてがほぼ同時期に開発・試験開始されている。
*試験型Ⅴ~Ⅸ
生体回路実験の高出力多装備型モデル。出力レベルは格段に上昇し、エネルギー兵器の使用も可能になった。一方でⅤの暴走事故のように、個体の処理能力がシステムに追いつかずに過負荷がかかり、暴走する危険性も高くなってしまった為、回路の設計がほとんど共通しているⅥに対しては一度破壊処分命令が下されたほどである。Ⅶ以降のモデルについては、生体回路側で出力の調整の大半を自動的に行う補助デバイスを搭載する事により、個体の暴走をほぼ完全に抑える事に成功している。またⅥにおいても補助制御デバイスを使用する事で、暴走を完全に抑制できている。
開発開始順にⅤ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ。
*最終試作・超高出力試験型Ⅹ~rex
生体回路を実装した実戦用の最終試験モデル。更なる出力の上昇とともに遠隔攻撃兵器などの使用をも可能にし、攻撃可能範囲および攻撃目標数を格段に増やす事に成功した。また、新たな兵装として『イージス』対実弾・対エネルギー兵器シールドシステムが搭載され、防御力も格段に上がっている。Ⅹは生体回路露出型、それ以降のモデルは完全な内蔵型となっている。特に、rexは戦略級大量殺戮兵器の使用も可能な超高出力型の生体回路を搭載し、戦場における迅速な拠点制圧作戦も一体のみで遂行可能なほどの性能を有する。
開発開始順にⅩ,Genesis(G-1),Genocide(G-2),Rex。

・量産型AW(政府軍製AW)
試験型の実験データより十分実戦での使用が可能と認められ、IWSは更なる生体回路の改良と整備性の向上がおこなわれた。そして、第13独立機動群の採用を皮切りに、中央政府軍各部隊において量産型のAWが採用される事となった。ここでは現用IWSのイヴィルレイと、兵装各種を説明する。
*イヴィルレイ
量産型AWとして高い整備性と汎用性を誇るモデル。内蔵兵装の種類によって高機動・近距離攻撃・重攻撃・後方支援・索敵の五種類に分かれる。また、特殊なタイプとしてイヴィルスナイパー(高高度からの精密狙撃特化)が存在する。
○高機動型
 主武装をビームライフルとエネルギーブレードとし、予備武装としてグレネードランチャー追加装備型マシンガンと対装甲アーミーナイフ二本を装備する。武装自体は大したものではないが、背部と脚部に高出力のスラスターウイングを展開し、空中を高速で移動できる。兵士の大半はこれを選択している。
○近距離攻撃型
 主武装を大型のエネルギーブレード二本とし、予備武装として投擲榴弾とエネルギートリプルクロー二本、対装甲アーミーナイフ二本を装備する。高機動型と同じくスラスターウイングが展開できるが、出力は多少劣る。しかし、至近距離においての戦闘能力は高い。
○重攻撃型
 主武装は四連装ミサイルランチャーと重ライフル砲。予備武装としてチャフディスペンサーと高性能小型爆雷を装備する他、特殊兵装として小型の巡航ミサイル搭載装備も積んでいる。質量的にも他のタイプと比べ重くなるため、スラスターウイングは大型・高出力化している。また、生体回路も他のタイプより耐久性が高い。
○後方支援型
 主武装は両腰にマウントして使用するタイプの高出力ビームブラスター砲二門と対空小型ミサイル。予備武装としてフレア・チャフディスペンサーと近距離戦闘用のマシンガンを装備している。重攻撃型よりは軽いものの、やはり質量があるためスラスターウイングは大型化している。ただし、重攻撃型よりは小回りが利く。
○索敵型
 主武装は通常のライフルのみ。予備武装もマシンガンとアーミーナイフ二本という貧弱な武装だが、エネルギー消費を極限まで削った結果、長時間の作戦遂行が可能になっている。また、完全内蔵・索敵特化型のAWローレライと同じく、特殊な広範囲索敵システムを搭載しているため、レーダー使用不可という条件下でも目標の補足が可能である。直接戦闘に関わるという事はなく、比較的戦闘の少ない高高度での活動のみ。スラスターウイングは燃焼効率が高く、エネルギー消費が少ない。
○イヴィルスナイパー
 イヴィルレイの発展形ともいえるタイプ。主武装はロングレンジレーザーライフルと光学望遠スコープ。予備武装として至近距離での戦闘用にエネルギーブレード一本と、通常ライフル、そして対装甲アーミーナイフ二本を標準で装備している。スラスターウイングは索敵型に近い低燃費型だが、出力はレーザーライフルへのエネルギー供給のために高出力化されている。索敵型と同じく、高高度域で作戦を行う。
*ラインゴルト
最新鋭の技術を投入し、さらに機能強化を実現した上位機種モデルといってもいいAW。イヴィルレイとは設計コンセプト自体が異なり、より強力で、より効率のよい回路設計になっている。中距離での戦闘を視野に置き、高出力ビームライフルとエネルギーブレードを標準の主武装としている。また、予備武装にも小型のビームガンを装備し、エネルギー兵器を追加。そして、最大の特徴はイージスシステムを試験的に投入した事であり、最大四方向の攻撃に対して自動で防御シールドを発生させ、無効化する事が可能になった。これによって使用している兵士の生存確率も格段に上がっている。主に独立機動群の隊長クラスが使用し始めている。現段階では普及率が非常に低いものの、今後イヴィルレイに変わる主力AWとなる可能性が高い。

・一部装備型AW
全身をAW化するのではなく、腕や脚といった身体の一部だけにIWSを実装し、元々戦闘能力の高い兵士に更なる能力を提供するタイプのAW。主流が全身型の為現段階ではあまり使用されていないものの、今後未開拓地での使用が期待されている簡易型でもある。出力は全身に装備するタイプと比べると低く、扱える装備も実装した箇所によって制限されるが、それでも確実な戦力強化には繋がっているようである。

・イルデーナフ製AW
中央政府が開発を進めているのと同じように、イルデーナフも独自にAWの開発、すなわちIWS技術の開発を進めていた。基本概念が共通しているとはいえ、中央政府製のそれとは全く異なった構造になっている。また、中央政府軍よりも一足先に量産化を開始している。現在『IWSヴァンガード』は戦闘用、およびイルデーナフメンバーの護衛として使用されている。特に注目すべきはイージスシステムの採用であり、全方位とまではいかないものの、ほぼ死角なしの防御機能を備えている事である。主武装はビームマシンガン(ビームライフル仕様もあり)とエネルギーブレード、予備武装は榴弾発射筒装備アサルトライフルと対装甲剣、そして二連装フックショットとなっている。
また、戦場においてヴァンガードとは異なる形態のAWが数種類確認されているが、その詳細は一切明らかになっていない。

(C)akkiy/akkiy_d/あっきぃ

CyberChronicle設定資料集

2007-04-06 10:59:01 | 小説関連設定
気まぐれに更新します。

 登場人物
◎中央政府軍
 ・メイリス一等准尉
 ・シエル技術少尉
 ・Ⅵ(少尉?)
 ・タカラ中尉
 ・サイ大尉
 ・ベルスト少佐
 ・クルーガー大佐
 ・薄紅少尉
 ・ルシア大尉
 ・ハイデルト大佐
◎治安維持軍
 ・クラメル少尉
 ・ドネット中尉
 ・フォトリィ大尉(暫定)
 ・aaa(ルウィンズ)少佐
◎イルデーナフ(マスカレード)
 ・セレス・マークヘルト
 ・サルカ・エクサドール
 ・イズチ・神海・フッサール
 ・トウフ
 ・シリカ
 ・ベリアル
◎首都の住民・政府関係者
 ・レオン(Ⅴ)
 ・サラ・マルクト
 ・クレア・レーテル
 ・ジェスト
 ・???
 ・内藤防衛大臣
 ・シリカ国務大臣*イルデーナフ参照
 ・陛下(国家元首?)
◎エリア106の住民
 ・ARK
 ・コウヤ
 ・トウフ*イルデーナフ参照

 AW形式一覧
◎IWSE(初期型Ⅰ~Ⅳ・後期型Ⅴ~Ⅸ・完全型Ⅹ~)
◎量産型IWS(イヴィルレイ)
◎ラインゴルト
◎部分型IWS(ファントムクロス)
◎広範囲索敵特化IWS(ローレライ)
◎イルデーナフ製IWS(ヴァンガード)

 キーワード
◎第三世代
◎AW
◎覚醒種

 その他
 この小説設定資料集は作者の妄想により作り上げられたものであり、この全てが小説内で完全に反映されるとは限りません。また、反映されたとしても多少異なった部分が見られる場合もありますが、ご了承ください。
 作者の許可なしに設定の一部を参照する、あるいはこの設定を利用して作品を制作するといった事は原則として禁じます。二次創作および映像作品化を希望の方は、コメントなどで使用目的などを大まかに示し、作者の許可をもらって下さい。おそらく大半は断らないと思います。

(C)akkiy/akkiy_d/あっきぃ

CyberChronicle設定資料集(人物)

2007-04-06 10:58:26 | 小説関連設定
◎中央政府軍サイド
・メイリス一等准尉
 第28独立機動群『WhiteCrow』、通称白烏所属。部隊専用の中型輸送攻撃機において副操縦とAW管制を兼ねる。年齢的にはシエルの先輩だが、彼女よりもシエルの方が技量が上。そのため、シエルから指図される側となっている。スタイルの良さから軍内機関紙の表紙モデルに抜擢されたりしているが、モナーとつーのクオーター(祖父あるいは祖母が他種族)であるためか、本業での昇進は絶望的という。撮影時以外はズボン着用。
・シエル技術少尉
 白烏所属。右顎から鼻の先にかけてまっすぐな傷跡が一筋残っている。雑種でありながらも士官学校で学科トップの成績で卒業し、史上最年少の技術将校となった。メイリスと同じく、中型輸送攻撃機の操縦および火器管制を担当している。機械関連に関しては類稀な技能を持つ一方で、日常の会話では無口になってしまう。入隊以来何かと世話になっているサイに、モヤモヤとした感情を抱き始めている。
・Ⅵ
 白烏所属の雑種。もともとは軍関連の研究所においてAWの性能を試験する為の実験体だったが、同型の暴走事故(政府により隠蔽)が原因で強制処分命令が出され、その役目を任された第28独立機動群との間で戦闘を繰り広げた。重傷を負った彼女は、結局大佐の嘆願により処分を逃れ、回復した後同隊の一員となった。未だ感情表現は少ないが、隊員達とそれなりに通じ合える仲になっている。おそらく階級は少尉。
・タカラ中尉
 白烏所属で階級は中尉。タカラギコは元々ギコ族のデータを素体としているため、その容姿はギコ族に似ている。が、顔は違いを強調する為に常に笑顔になるようにしてある。そのため『偽善者』『ギコ猫の複製品』呼ばわりされ、迫害の対象になった事もあった。彼の場合はそれ以前に軍に保護され、そのまま軍に入ったため迫害は免れている。主に使用しているのは巨大な斧で、他の兵士が使う武器とは重さが桁違いだが、彼は見事に使いこなしている。また、Ⅵと戦闘になった際に彼女を戦闘不能にしたのも彼である。Ⅵに亡くなった同僚の面影を感じるとか感じないとか。
・サイ大尉
 白烏所属の非純血フサギコ族。この時代には珍しく、体毛を髪のように長く伸ばしていない。トンファーと拳銃を組み合わせたような武器『ガンファー(安直な名前だが)』を好んで使用している。過去の作戦中に、オラクルの兵士となった姉を射殺しており、時折それの悪夢に悩まされているらしい。隊の中では部下から隊長にまでタメ口を聞くほどの大胆な奴だが、思いやりの精神は人一倍ある。
・ベルスト少佐
 白烏所属のシーン族。盲目ながらも他の感覚を駆使する事で、日常生活だけでなく戦闘でも活躍できるようになった。どうやら完全に見えないわけでなく、「ある物だけは見る事ができる」と自身で言っている。礼儀正しく、茶の湯を好む平和的な性格。隊においては隊員達の意見のまとめ役。
・クルーガー大佐
 白烏の隊長を務めるフサギコ族。フッサール一族ではないため、フッサール一族が隊長を務める他隊からはあまりよく思われていないようだ。軍人でありながらも心は広く、軍が運営する戦災孤児保護院の設立などに、資金面などで協力している。性格は寛容、しかし任務中は真剣そのもの。軍事作戦におけるモットーは全隊員の生還と、事前の準備を行った上での確実な任務遂行。
・薄紅少尉
 第13独立機動群『KnightHawk』、通称騎士鷹所属の純血フサギコ族。体毛はその名の通り薄紅色。通常は皮肉のこもった敬語で、純血種以外の相手に対しては見下すような態度で喋る。といっても、純血主義者は大概がそういう態度で雑種に接する。騎士鷹は中央政府軍初の全隊員AW化を実現している為、彼女も例外ではない。主にアウトレンジからの重火器支援攻撃を得意としている。切れると暴言が飛び出す。
・ルシア大尉
 騎士鷹所属の純血つー族。肩甲骨の下まである黒色の長髪が特徴的。純血=無能といった観念を抱いているため、シエルなどにはかなり厳しい口調で喋りかけてくる。彼女もAWであり、主にロングレンジライフルによる高高度からの精密射撃を得意としている。また近距離戦も得意としており、ナイフ投擲の腕は素晴らしいという。ハイデルトの右腕的存在だが、二人に主従以外の関係は存在しない。
・ハイデルト大佐
 騎士鷹の隊長であるフッサール一族正式後継者。どの分野においても天才的な才能を発揮しているが、唯一の弱点は背が一回りほど低い事。そのため、ルシアや薄紅と並んだ状態では姉弟のような状態にも見える。次期量産型として試験的に運用され始めているAWシステム、ラインゴルトを使用している。主に中距離での高機動戦闘を得意としている。

◎治安維持軍サイド
・クラメル少尉
 特務隊第2中隊所属のフッサール一族。ハイデルトは彼女の実の兄にあたる。どこか天然が抜け切らない性格で、コーヒーに仮眠用の睡眠薬(何故間違えたのかは不明)を入れたり、書類の束を落としたりと日々隊員達を困らせている。そういう彼女も以前は第13独立機動群に所属していた。とはいえ、純血主義者ではないようだ。広範囲索敵特化型のAW、ローレライを積んでいる為、レーダーが使用不可の状況下では、彼女が索敵および目標補足を行う。
・ドネット中尉
 同じく特務隊所属のハーフ(フサギコ+つー)。雑種であってもフッサール一族のため、現在ある程度の優遇は認められているらしい(昔は本人が断っていた)。死の仮面事件以降ガンブレードを使用してきたが、遂に普通の剣に変えた。本人曰く、「正直使い辛い」との事。一刀流から二刀流に。それはやはりあの人物の影響なのだろうか。
・フォトリィ中尉→大尉(暫定的)
 特務隊所属ののー族。長い間中尉のランクに収まっていたが、実績を認められて遂に暫定的な昇格が決まった。大尉になると大半が中隊長になるが、彼女はあえて第二中隊での副隊長昇進を希望した。二丁拳銃を基本とする戦闘スタイルは未だ変わっておらず、愛銃だけが変わっていく。
・aaa(ルウィンズ)少佐
 特務隊第二中隊中隊長のギコ族。左耳は相変わらず切り取ったままにしている。三年半前の戦闘において愛用していた刀を二本とも破壊されたため、現在は新たにある刀鍛冶に委託して作った刀『白鷹』を使用している。以前の二本と比べて刀身が細くなったが、その分使い勝手は向上しているとか。様々な組織・集団と関係を持っているが、果たしてどうやってそんな関係を作ったのかは未だ謎のままである。

◎イルデーナフ(マスカレード)サイド
・セレス・マークヘルト
 最先端農業技術を独占しているマークヘルトグループの令嬢にして、世界的に人気の高いアイドル歌手。しかしそれは表向きの顔であり、実際はマスカレードの特殊部隊を率いる隊長である。AWに似たようなシステムを持ち、全ての攻撃を吸収・反射する絶対防壁を作る能力がある。全方位における防御が可能であり、『最強の盾』の呼び名のごとき完全な防御範囲を誇る。
・サルカ・エクサドール
 イルデーナフの下位組織にして、実質的な実動組織マスカレードの副参謀。語尾が異国訛りな事から、元々は辺境のエリア出身であった可能性が高い。参謀のイズチの命令を受けて各部隊に指示を出したり、時には彼女自らが指揮を取る事もある。オラクルや中央政府軍など、敵味方問わず様々な軍事組織を渡り歩いた末に辿り着いたのがマスカレード。現在は自分を快く受け入れたイルデーナフ、そして参謀のイズチに忠誠を誓っている。
・イズチ・神海・フッサール
 マスカレードの参謀にして実質的なリーダー。フッサール一族であったが、ある作戦において部隊が孤立し、撤退を図った際に乗っていた機体が撃墜されて重傷を負った。身動きが取れない上に、敵に包囲された彼女を救ったのはイルデーナフの幹部、シリカだった。その後左腕と膝より下の両脚を失い、義手義足となった。現在マスカレードを率いる彼女は、自分を見捨てたフッサール一族を憎む一方で、イルデーナフには忠義を尽くしている。ちなみに『神海』というミドルネームは、母の再婚前の姓である。
・トウフ
 全能なる集団、イルデーナフのメンバーであるフサギコ族(純血かどうかは不明)。体毛は燃えるような赤で、左頬に「p」、耳の後ろにフェルマータ記号の青い刺青が入っている。元々は病弱だったが、サイバーシステムズ社に入って以降は一切病気にかかっていない。この事からすると、何らかのコード操作を受けた可能性がある。また、炎を自在に操る能力を持っている。現在エリア106における中核都市化計画の責任者。コウヤは実の兄。
・シリカ
 イルデーナフの上級幹部、ベリアルの右手とも噂される人物。現在は中央政府の国務大臣として、国家全体の政策に関わっている。軍拡反対派として内藤国防大臣と対立しているが、一方で極秘に親衛隊を組織するなども行っている。ベリアルが組織内で信頼を寄せる人物の一人でもある。
・ベリアル
 イルデーナフを率いる世界の黒幕。政府の情報当局からは『鮮血の十字架』『カリスマ』などと呼ばれ恐れられている人物。フサギコ族だが、どうやらフッサール一族との関連性はないようだ。闇での実権を握った現在は、まもなく訪れる世界の変化をじっくりと見守るようだ。

◎首都の住民・政府関係者サイド
・レオン(Ⅴ)
 レーテルセキュリティエージェンシーで働いている青年で、種族は不明。左の頬に「Ⅴ」の刺青のような模様が入っている。一年半よりも前の記憶がなく、それ以前に彼が何をしていたのかはわからない。武器は主に民間市場で出回っている一般的な拳銃。
・サラ・マルクト
 レーテルセキュリティエージェンシーの一員にして、所長クレアの幼馴染。ファーストネームがある事からも、彼女が上層階級の人間である事は確かである。レオンに対してやや好意を持っているようだ。武器は主に拳銃だが、セレスのように攻撃を吸収・反射する防壁が作り出せる。ただし、セレスとは違い一方向に対してのみ作り出せる。
・クレア・レーテル
 レーテルセキュリティエージェンシーの所長。フサギコ族のアルビノ(黒色色素が極端に少ない)種。まだまだ若手ではあるが、亡き父親の後を継ぎ、ほとんどの依頼を完璧にこなしている。大酒飲みで、彼女がパーティーを企画すると最終的には飲み会になってしまう。サラと同じく上流階級らしく、所員の装備などはほとんどが正規ルートで調達した品。そしてパーティーではいつも高級酒を用意する。彼女が使用している武器・カマイタチは武器としては異質であり、腕に装着した本体とワイヤーで接続した子機が分離し、ある程度は遠距離攻撃ができる構造になっている。攻撃方法は主に子機の一部から放出されるエネルギー刃を使用した突撃と、左右の子機それぞれに装備された小型のビームガンによる射撃。
・ジェスト
 レーテルセキュリティエージェンシーの所員であり、クレアの婚約者でもある黒色のフサギコ族。クレアとは多少年齢が離れているが、そのためか所員達との接触はかなり親交的で、多くの所員たちに尊敬・信頼されている一人でもある。武器としては主に大口径の大型拳銃を使用している。時として頼もしい先輩、時として所員の兄貴的存在である彼の性格に、クレアは惚れたのかもしれない。
・???
 詳細不明。AWの研究に携わっている人物。
・内藤防衛大臣
 本名内藤ホライゾン、すなわち2ちゃんねるVIP系列を代表するブーン系の種族である。語尾に「お」がつく等、他の閣僚とは違った雰囲気の漂う人物だが、軍の戦力向上の為にAW開発を推進するなど、かなり積極的な政治家。イルデーナフの上級幹部でもあるシリカとは、国防面での政策を巡って意見が対立している。ちなみに秘書が荒巻という、なんとも言えない政治家でもある。
・陛下
 詳細は今のところ不明。おそらく中央政府の元首であると思われる。

◎エリア106の住民サイド
・ARK(ARKWING)
 コウヤについて回る(というよりストーカーに近い)キャラだった彼も、三年の年月を経て賞金稼ぎ達の教育役となった。しかし相変わらずコウヤから離れる事はなく、本人が嫌がっていてもお構いなくといった調子である。空間上に幾つもの剣を出現させて攻撃する能力を持ち、その数や行動は彼の意のままに操る事ができる。若手からの呼び方は箱舟様。
・コウヤ
 賞金稼ぎを続けているうちに、いつの間にかエリア一帯の賞金稼ぎをまとめ上げるリーダーにまでなってしまった。今のところ、この生活に慣れてはいないようだ。武器として五寸以上ある太目の針、あるいはやや短めの剣を使う事が多い。しかし、場合によっては銃火器なども使用する。イルデーナフにいるトウフは彼の弟。

Cyber Chronicle ZERO(CC0)設定集

2007-03-14 22:47:16 | 小説関連設定
設定などなど・・・。たぶん気が向いたら更新。
登場人物:
・コウヤ
・ARKWING
・でぃ
・タカラギコ(タカラ)
・トウフ
・???
・ベリアル
・aaa他特務隊の面々
・シエル
・フェルディナンド・W・フッサール
・サルカ
・ハイデルト・W・フッサール

人物の設定:
・コウヤ
青髪青眼のバウンティハンター(賞金稼ぎ)。左頬にfの刺青がある。主な使用武器は長針(ながばり)と片手持ち用の剣。普段の口調はタメ口、目上に対しては当然敬語を使う。軍人並みに戦闘に長けているため、業績は上々。最近の悩みの種は一緒に行動しているARKの襲撃(?)。
・ARKWING
通称ARK。隠語的な呼び方に「箱舟鳥」というのがある。NCASではaaaと一戦を交え(本人は覚えていないが)、今回ではコウヤを追い回している(とはいえ、仕事の手助けはするのでなんとも言えない)。武器は特に所持していないが、NCASで手に入れた能力『剣の舞(サーベルダンス)』を使うことができる。通常はタメ口で、コウヤ人称が「コウヤ様」。
・でぃ
仮想空間中央政府防衛陸軍第28独立機動群『ホワイトクロウ(白烏)』所属少尉。背中に先天性の傷跡がある。雑種迫害の被害者であり、片耳がちぎれ、全身に痛々しい傷の跡がうっすらと残っている。迫害から救ってくれたタカラに特別な感情を抱いている。普段はカタカナ混じりのタメ口。武器は軍から支給された銃火器類とサーベル(軍刀)。
・タカラギコ(タカラ)
でぃと同じく第28独立機動軍に所属する中尉。元々は現実世界の某企業がギコをベースに人工的に作り出したAAだが、周囲から複製品扱いされ企業にも捨てられ、餓死寸前で軍に保護されたという経歴を持つ。その後タカラギコ族が自然発生するようになり世間に認められたものの、彼自身は心に癒えぬ傷を持っている。常に狐目で、どこか笑っている表情に見える。彼曰く「苦しむうちに、笑い以外の感情が表せなくなってしまった」。武器は普段背中に吊るしている斧。常に敬語。
・トウフ
コウヤの弟(という噂)。コウヤとはたまに通信で会話を交わす程度。赤髪赤眼で、左頬にpの刺青がある。職業など詳しい情報は一切不明。
・???
?????????
・ベリアル
表の顔は現実世界との合同企業サイバーシステムズ(CS)社のトップ。しかし、その正体は仮想空間での裏の首領。『カリスマ』『鮮血の十字架(クロス)』等の異名で呼ばれ、恐れられている。彼の配下には『イルデーナフ』という謎の集団がおり、仮想空間各地で暗躍している。彼にとって見れば、仮想空間の住人は盤上の駒、ゲームの一キャラクター程度でしかない。そして、たとえ覚醒種であっても決して彼には逆らえない。右目の周囲に赤い十字の刺青がある。
・特務隊の面々
aaaを中隊長とした仮想空間治安維持軍特務隊第2中隊。新たに天然系が入った事で独自色の強い部隊となった。二丁拳銃使いのフォトリィやガンブレード使いのドネットも健在。今のところ治安が安定しているので任務はほとんどなく、最近では様々な新兵器のテストをさせられている。
・シエル
コウヤが街中で出会った少女。幼い頃に家族は全員殺されてしまい、現在孤独の身。機械いじりに関しては右に出る者がいないほどの実力を持つが、読み書きなどはあまりできないらしい。コウヤとARKと共に行動するうちに騒動に巻き込まれていく。
・フェルディナンド・W・フッサール
仮想空間治安維持軍エリア106統括統治大隊第27中隊所属の少佐(隊長)。軍閥系貴族のフッサール一族系列出身で、一族の大部分の者と同じく純血至上主義を崇拝している。そのため派遣されてきたでぃとタカラには厳しい視線を向けているようだ。
・サルカ
コウヤ達の前に現れた謎の女性。どうやらイルデーナフと関係のある組織に属しているらしい。立場はかなり上のようだ。彼女の上に『参謀』と呼ばれる存在がいるらしい。それ以上は不明。
・ハイデルト・W・フッサール
フッサール一族本家の正式な後継者。一族の大半と同じく、軍に属する。現在は第13独立機動群の隊長を務めている。詳細は不明。

時代設定:
前作(NCAS~OR)の約半年後、仮想空間上のエリア区分によると106番目のエリアにおける話。

キーワード設定:
・中央政府
現実世界の人間によって造られ、仮想空間を統治している機関。軍事関連を主とする国家防衛省の他、財務省経済省国務省などの省庁がある。元首はおそらく大統領の類ではないかと思われる。
・中央政府軍
中央政府統治下での国防任務を担う軍組織。その大部分を指揮する権限は国防省にあるが、元首直属部隊である独立機動群だけは、国防省の許可がなくても元首の命令のみで派遣できる。独立機動群の隊長は、大半がフッサール一族出身者である。
・治安維持軍
紛争地域の拡大に伴う中央政府軍の限界を補う為に設立された非正規軍組織。とはいえ、中央政府軍側から移ってくる将校は多く、中でも軍閥系のフッサール一族出身者が大多数を占める。正規軍よりは規律が緩いが、作戦時には組織としての真価を発揮する。特殊任務を主とする特務隊(特別軍務部隊)が存在する。
・フッサール一族
軍閥系の一族。その殆どがかなりの私産を有し、軍事関連企業のトップや重役を務めている。他の種族と比べると、かなり種族主義的な思想を持っているため、雑種の存在を非常に嫌っている。ただ、中にはドネットの父親のように多種族を認めるような者もいるようだ。
・雑種(第二世代AA)
カッコ内で示したのは中央政府内での雑種の名称。交配によって別の種族同士のデータが混合しているAAを指す。宗教集団オラクルの主導の下で民族主義が広まると同時に、雑種は罪であるという考え方が定着したせいで迫害の対象とされている。軍内部にも雑種はいるが、大抵フッサール一族にあまりよく思われていない。しかし、なにやら一種の『可能性』があるとベリアルは見ている。

他は順次増やす予定。今後の構想にこう御期待。

コノリンクオシテクダサイヨォ~(ペリー提督の懇願
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自由に使ってくださいネタ

2007-02-15 10:10:54 | 小説関連設定
※このネタは自由に使ってください。

 天国で掟を破り、現世に落とされた天使が悪魔と恋に落ちる話。結末はハッピーエンドORバッドエンド。
設定など
・天使には翼がある(ただし普通の人間には見えない)
・天使は人の悩みを『見る』事ができる。
・悪魔には角がある(ただし普通の人間には見えない)
・悪魔は人の欲望を『見る』事ができる。
・天使と悪魔は掟上決して結ばれてはならない。
・現世に落とされた天使は人間を幸せにするまで天国に戻る事はできない。
・現世に来た悪魔は人間を契約によって闇に落とし込まなければ冥界に戻れない。
キャラクター設定などはご自由に。

 主人公(男)が親友の少年天才科学者の作った「一時的に性別を逆転する薬」を飲んで女性になってしまい、町で青年に恋心を抱いてしまう話。
設定など
・主人公、親友の年齢は10代。成人しているという設定はきついかもしれない。
・薬の効き目はきっかり12時間。それ以上経つと元に戻る。
・脳以外のすべてが性別逆転する。
・薬の副作用で服用から30分間は眠気やだるさがある。
・主人公、親友に兄弟がいても構わない。年下でも年上でも可。
キャラクター設定などはご自由に。

 注意事項。
・ネタを使用する際には連絡しなくても結構です。
・ただしこのネタを元にして作品を制作する際には、発案者として管理人(akkiy)の名を明記してください。
・このネタを元に製作した作品の著作権は、製作者側にあります。

次に書く小説の妄想的設定

2006-10-19 12:57:09 | 小説関連設定
現段階では再び非現実的な小説を長編物として書くつもりでいます。というより、そういうのを書くのに慣れてしまったがために他の設定があまり思いつかない。というわけで現段階でなんとなく考えている設定をアウトプット。

ストーリー的なもの
 主人公は女性で、ハイスクール2年生。ある日突然、まったく別の空間に入り込んでしまった(必然的に)彼女は、街を侵食するウイルスと戦う事になる。やがて、戦いは世界の存亡を賭けた戦いへと激しさを増していく・・・。

どうやって敵と戦うのか
 変身(正確には戦闘モードに換装)して、武器を用いて戦闘。現段階ではその戦闘システムを『ノルン』とかいう名前にしている。当然ながら、名前からして3人いるんで、主人公を中距離総合戦闘型に、他は後方支援大火力型と至近距離攻撃型という事にするつもり。早い話がメカっぽい少女変身アクション。

武器など
 オーソドックスなものとして剣と盾、他にはワイヤーショットとかガトリング砲とか小型ミサイルとか。後は弓矢とエネルギーライフル砲と突撃槍と投槍となぜか杖と。もしかしたら鎌も入れるかもしれない。

登場人物
 主人公の幼馴染(?)一人、他のノルン適合者二人、その他仲間たち(当然ながら北欧神話の神様を)、ウイルスなど。たぶんわんさかになると思う。

いかにして世界への影響を小さくするか
 デフラグ空間と呼ばれる特殊な空間が自動的に作られて、その場にいる戦闘可能なものがウイルスを破壊・抹消する。デフラグ空間内での破壊行動は本来の世界にはまったくと言っていいほど影響を与えない。

その他
 主人公他登場人物の性格は今後決めていくつもり。そして何人かの知り合いに製作を手伝ってもらおうかと思っている。たぶんイラスト的なものはほとんど人任せになると思う。とりあえずこういうような事を企んでいます。

ではでは。

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