ツレヅレグサ

雑記と愚痴と、時々小説

また馬鹿な事を・・・

2007-05-28 12:54:50 | 日記
ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法です -GIGAZINE-
ついにやっちゃいましたか、著作権過保護陣営。どうやら共有可能・不可能に関わらず著作権法で違反らしいですね。中身が何であろうとね。思い切ったことをやるのはいいんですが、これ全適用ならネット衰退ですよ。

でもちょっと待てよ。会社とか省庁とかってネットサーバー使ってたりするはずだよな?
政府も違法行為やってるって事にはならないのか?まさかまた政府から金ふんだくる気か?
某著作権保護団体だって、ネットを使ってるはずだろ。まさか通信手段が文通とは言わせないよ。
大体ネットサーバー止めちゃったら日本終わるぞ。世界から孤立するぞ。こんな異常な事やってるのは日本だけだし。今回の裁判、明らかにおかしい判決だと思う。

今のところこれを使用(悪用)する事で起こりうること。
・個人利用目的でのネットを完全に閉鎖し、政府と一部企業が掌握する。
・合法的に国民一人一人の発言の自由を剥奪する。
・高額の著作権使用費を支払わせて、某団体ウハウハ。
・政府がネットを占領し、国民洗脳の手段として使用する。
・ネットでの議論による糞政権打倒運動開始の可能性を抹消する。
とりあえず、政府および某団体のメリットはかなりあるわけで、悪用されれば俺達は何も言うことができず、犬死させられる事にもなりそうなわけで。大体ネットの住民に危険な人物がいると言うが、それって要するに現実にも存在するという事で、ぜんぜん危険性を抹消できてないんですが。確かに過激な有害サイトは取り締まられてもいいけど、個人の楽しみを剥奪する権利が現糞政権にあるのかと。現糞裁判官にあるのかと。そして、音楽を中心に著作権で縛れば自分が大儲けできると思ってる連中に言っておこう。それやったら新人さんでてこなくなるぞ。

まあ、自ら衰退の道を突き進むような行動だけでもやめてほしいです、腹黒い官僚さん達には。

ではでは。

俺が周りの人間を嫌う理由

2007-05-24 12:57:13 | 日記
結論から言えば、信じる心を否定された瞬間から、それが始まった。

 この地域に来るまではごく普通の生活、ごく普通の友達関係だった。奢り合いは当然あったし、学校内では友達集団で遊んでいるのも日常だった。あそこを去るまではずっと、俺だって他人を信じていた。友達を、そして大人達を。
 でも、ここに来た瞬間から何かがおかしくなり始めた。あっちにはなかった、いや目立たなかったものが、ほぼ剥き出し状態でそこにあった。それが、権力の上下関係だった。最初に声をかけてきた奴は、比較的規範の悪い連中のトップだった。その時の俺は、単に自分の傘下に置こうと考えていることには全く気づかず、ただ単に友好関係を結ぼうとしているのだ、と思っていた。そして奴らと何度か遊んだ・・・それが俺自身に大きなトラウマを与える事になるとも知らずに。
 中学へ上がる前、あの時点で気づいていればよかった。奴は俺への関心を失い、次第に阻害するようになっていた。俺自身もまた、奴に対して嫌な予感を抱いていた。そして、春休み直前にある出来事が起こった。口喧嘩がどんどん悪い方向へと向かい、俺は二言三言暴言を吐き、その場を立ち去ろうとした。が、その瞬間俺の後頭部に衝撃が走った。軟式野球用の金属バットを投げつけられ、運悪くそれがあたってしまったのだ。幸い、痣ができた程度で済んだものの、万が一当たり所が悪かったら・・・。それ以降俺は奴から離れ、別の集団の一人になった。
 だが、あの時の恐怖心は消えず、いつまでも俺に付きまとっていた。もちろん、その時は俺に落ち度があったと思い、ずっと悩んでいたのだが。中学一年の夏休み直前、転校する女子の「あいつには気をつけなよ」という言葉をちゃんと受け取っていれば・・・。そして、再び事件が起こった。不幸にも俺と奴は同じクラスだった。冬休みも終わったころ、奴は昼休みになるとちょっかいをかけてくるようになり、しばらくは俺も無視しようと努力していた。だが、約一ヶ月で俺の怒りは頂点に達した。いつものようにちょっかいを出してきた奴に、俺は今までの恨みを込めて殴りかかった。もちろん、がたいも腕力も相手の方が上回っているから勝てるはずもない。結局殴り返されただけだった。
 そして、部活でもさらに追い討ちをかけられた。といっても、同一人物からではないし、それに関連した話でもない。部活内で、今まで先輩達にゴマをすってきた奴が実権を握り、自分の都合のいいようにやり始めたのだ。もちろん、部員のほとんどが奴に対して反感、いやもしかしたら殺意さえも抱いていただろう。しかし、先輩が期待をかけた部員だったために、手を出すわけにもいかず、ただ不満のたまる練習を退部まで続けていた。一年の頃はまだ、やつに親しみをもてるくらいでは会ったが、あまりの傍若無人な振る舞いに失望し、同時に見て見ぬ振りで済まそうとする他の部員にも失望した。
 何をやるにしても、自発的に行動する人間はほんの僅かで、ほとんどの人間はやる気もなく、そして努力する人間が失敗すれば笑いものにし、日常の不満を集団外の人間にぶつける者ばかり。いつしか、この地域で自分が信頼できる人間などいないのではないか、という疑いが心の中を占めるようになり、俺は人を信じる事ができなくなった。
 いくら頭が良くても、結局はわがままの通じる者同士で集まり、閉鎖的な者達がほとんど。そして、常に疑いを持つ者を仲間にする者などいない。結局孤独なままだ。だがそれが何だ。俺は心から信じていたのに、彼らは何とも思わず裏切り、侮辱し、追い詰めた。その上、そこまで深い傷を負わせた罪悪感はなく、それが当然であるかのように振舞う者達を、どうやって再び信じるというのか。どうやって加害者である彼らを許すというのか。今、俺が辛うじて信じられるのは、ほんの一握りの友達と、仮想の世界に住まう匿名の人々だけだ。それ以外は全て、仮面で顔を隠し、その下で残酷な笑みを浮かべているようにしか思えない。

 救ってほしいとは思わない。ましてや、今更偽善で塗り固めた親切など必要ない。おそらく、この世界に存在する全ての人間を掻き集めたとしても、救える者はひとつとして存在しないだろうから。俺は一生、この深い傷と疑心を持ち続けることになるだろう。それもまた、ひとつの人生というものか。

当分自粛です

2007-05-21 23:15:53 | 日記
いやね・・・もう時間がないんだ。

小説関連公開・・・差し止め
日記・・・気がついたら更新程度
イラスト・・・そんな事やってる暇ないさ

というわけで当分ネット関係自粛させて頂きます。さーせん。

ではでは。

球技大会は疲れます。

2007-05-15 12:53:59 | 日記
今回は珍しく三回戦まで進んだんですけどね、卓球。優勝候補と当たってボロ負けしました。でも、他の競技もなかなか勝ち進んでいるようで。

さて、今年度は体育局員という役割を背負ってしまったため、ソフトボールの準決勝・決勝・三位決定戦の参加者点呼と勝敗の記録を行わないといけない訳なんですが。一時半くらいからその仕事があって、全部の試合が終わったところで道具を簡単にまとめる作業もある、と。そして、球技大会終了後には後片付け全般が待っているという状況です。今日は忙しいですよ、本当に。まあ、その分大縄に出る事はできないという嬉しいおまけもありますが。

ところで、昨日国民投票法案が通ってしまったと聞いたんですが。確か投票権は18歳から与えられるはずなので、六月以降に憲法改正の投票が行われたら行かなきゃいけないわけですね。自分の未来を決めるわけだから、随分と重い票を握らされるわけだ。それにしても、今の憲法を改正することで国民にメリットがあるのかといえば、おそらくないと思うんですよね。どうせ政治家達が改正したいのは、九条などの軍事に関わる分野だし。それでどんどん改正されていって、今の自由な社会が奪われるならまずいと思いますよ。
そもそも、国民側の大半はそんな事に興味など持っていないわけで、そういうのに積極的なのはある団体関係なわけで。結局国民が望んでもいない事を、特定の政党が議席の力で勝手にやってるだけですし。そんな法案を作るための議論を重ねるよりは、もっと国民の生活に関わる事項を議論してほしかったと思ってます。国民はそのために税金を納めているわけですし。国民より高い給料もらってる分はちゃんと働いてほしいものです。

北朝鮮ってミサイルだけは凄いですよね。ただ、そんなもの撃ったところで自分達がより強力になるわけでもなく、ほとんど実験とパレードの為に作っているようなものですね。それだったら、そのミサイル技術を転用して宇宙開発を進めたらいい。その方がよっぽど凄いし、世界に胸を張って自慢できると思う。軍隊を強化するなんて、結局アジアの国家には似合わないんじゃないでしょうか。それよりは世界に貢献する地域でありたいですよ。きっと、その方が歴史にも残るんじゃないでしょうか。

そんなところで今日はこの辺です。

ではでは。


CyberChronicle(5)

2007-05-13 22:59:05 | 小説
 首都近郊の独立機動群中央合同隊舎。その一室でルシアは情報端末を操作していた。定例の部隊状況の報告を終え、今は個人宛メールのフォルダを確認している最中だ。大半が軍事企業からの新兵器の採用願、残りの数通は頭の小さい一般部隊からの求愛メールだったが、彼女はそれらを少しも確認せず、まとめて削除した。企業関連のメールは隊長にも届いているし、恋愛などというくだらない遊びに興じる気もない。それ以前に、平和ボケした一般部隊と関係を持ったところで、自分の方がすぐに飽きるのを十分理解していた。彼女はメールブラウザを閉じると、端末をスタンバイ状態にした。そして、椅子にもたれ掛かるように座り直し、小さくため息をつく。
「平和なんて退屈・・・。兵士の、私の唯一の娯楽は戦いなのよ・・・」
また大きな戦争でも起こらないかな、と物騒な事を考えつつも、同時にそれが不幸を生み出す事を承知していた。わかってる・・・戦争はゲームじゃないって。銃を撃てば人が死ぬ。ナイフを急所に刺せば、当然血が噴き出す。でもそれが何?人が殺され死ぬ度に祈りを捧げろとでも言うの?そんな事を律儀にやってたら、きっと狂ってしまうだろう。それよりは・・・単なる娯楽と思えばいい。そう、例えばチェスやカードゲームのように。敵はみんな標的だと思ってしまえば・・・。
「ルシア大尉は随分と退屈そうな表情ですねぇ」
隣の席にいた薄紅が、いつもの皮肉のこもったような口調で言うと、彼女は起き上がり冷静な口調で言い返した。
「別に。それより、隊長が何処に行ったか知らない?一時間後に独立機動群の合同ミーティングがあるのに」
「どうせ自分の屋敷ですよぉ。貴族らしく身なりを整えて、といった感じでしょうかねぇ?」
「どうだか。他隊の隊長に喧嘩でも売ってるというのが現実かもね」
彼女はそれだけ言うと椅子から立ち上がった。
「大尉もお出かけですかぁ?」
薄紅が尋ねると、彼女は一旦立ち止まり、しかし何も言わぬままその場を立ち去った。ドアが閉まった後で、薄紅はニヤリ、と意地悪そうな笑みを浮かべた。
「まったく、近頃の隊員は怠け過ぎですよぉ」

 CyberChronicle

  第五話『二度目の覚醒』

 レオンは照明を消した部屋の中でベッドに寝転がっていた。暗い天井を見つめたまま、彼は黙って考えていた。クレア達には、しばらくの間ゆっくり過ごせ、と言われたものの、今日は何か落ち着かない。何と言っていいかわからないが、とにかく何かが起こりそうな気がするのだ。彼はため息をつき、自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
「気のせいだ・・・多分」
同時に、そうだといいが、と心の中で思っていた。この一週間というもの、身の回りで様々な事が起こった。おそらく、そのせいで疲れているんだろう。そう思った方が幸せな気がしていた。彼はもう一度ため息をつくと、ゆっくりと目を閉じた。
「もうそろそろ寝ないと・・・」
そうつぶやいた瞬間、ベッドのすぐ脇を一筋の閃光が掠め、天井を貫いた。彼が直感でベッドから飛び降りると、ベッドを複数の閃光が貫通し、ほぼ同時に爆発を起こした。両手でベッドの破片を防ぎつつ、彼は煙の立ち込めた部屋と、その中央付近に開いた直径2メートルほどの穴を黙って見つめた。
「一体何が起きて・・・」
そう言った時、穴から何かが勢いよく飛び出し、彼を窓へ向けて強く弾き飛ばした。強化ガラス全体に蜘蛛の巣状の亀裂が入り、彼の身体は更に強く押し付けられた。
「う・・・ぐぅっ」
彼の首筋を、アサルトグローブをはめた右手がしっかりと掴み、左手に握られた大型のライフルの銃口が、彼の頭部をまっすぐに捉えていた。このままじゃ・・・殺・・・される!?そう直感した瞬間、相手の口元が微かに動き、殺気を帯びた声が静かに響いた。
「悪いが死んでもらう。悪く思うな、旧式」
「何の事だ・・・?俺は普通の」
そう言い掛けた時、銃口の奥が赤い光を放った。爆発とともにヒビの入ったガラスが粉々に割れ、爆発による煙が窓だった場所から溢れ、ゆっくりと流れていく。黒一色の翼をまとった兵士はそこから飛び出すと、手に持っていたライフルを格納した。入れ替わりに両刃の剣を展開し、右手で掴み取る。
『至近距離で一撃浴びせた。Ⅷ、目標の抹消を確認しろ』
彼が左耳に取り付けた無線機で状況を報告すると、上方で武装を展開したままのⅧが返事を返した。
『了解。・・・それにしてもあっけない死に方ね。武装の展開さえなかったのは、戦士としてある意味寂しいわ』
『確かにそうだが、付随被害が殆ど発生しなかっただけマシ・・・ん?』
突然バイザーの画面に警告表示が映し出され、彼はとっさに後退した。と同時に、赤色の閃光が先ほど頭部のあった場所を通過した。彼は剣を構えると、真っ赤な金属の翼をまとったレオンを睨みつける。
「なるほど・・・やはり一筋縄ではいかないようだ・・・」
そうつぶやきながら、彼は背面の翼に格納された鋏状の武器を片手で掴み、目標に目掛けて投擲した。放たれた武器がスラスターを噴射し、一気に加速する。そして、レオンの手前まで接近したところで鋏が開き、その内側にエネルギー刃が一直線に展開された。が、レオンも右手にエネルギー刃を展開すると、鋏を目の前で受け止めた。
「さっさと落ちなさい!」
叫び声とともにⅧが両肩のビーム砲を発射するが、レオンはとっさの判断で左手に金属の盾を展開し、砲の射線をさっと覆った。二筋の白色の閃光は盾とぶつかり、その熱で盾の表面を溶かしつつ消滅した。そしてⅦが放ったビームを巧みに回避しつつ、彼に急接近して刃を振り下ろした。
「くそっ」
Ⅶはとっさに剣を構え直すと、顔の手前で刃を受け止めた。やはり暴走状態か・・・。鮮血のように赤く染まったレオンの瞳を睨みつけながら、彼はそう確信した。IWS実験の負の遺産とも言うべきものを負わされるとは、何とも哀しい事だ。
「この際、付随被害が出るのは仕方がない・・・」
独り言を言いつつ、彼はレオンを蹴り飛ばすと同時にライフルを発砲した。レオンはとっさに盾を構えたが、先ほどの砲撃で既に半壊状態になった盾はたった数発を防いだだけで破壊された。それでも、十分な間合いを取るだけの時間を稼ぎ、彼はビームの熱で溶けた盾を捨てると、代わりにあの時と同じライフルを左手に展開した。Ⅶも剣を格納してライフルを右手に持ち替えると、彼に向けて発砲した。それを紙一重で回避しつつ、レオンも負けじと応戦する。高速で移動しつつ、彼は上方で待機しているⅧに指示を出した。
『Ⅷはアウトレンジから援護しろ。それと・・・出てきた民間人は殺せ』
『了解。これで迷う事無く殺し合いができるってところね』
Ⅷはニヤリと笑みを浮かべ、戦いの輪から離れた。さて、とⅦはレオンの撃った弾を軽々と回避しつつ考える。今の奴は完全に本能の操るままに戦っている。とはいえ、いつ暴走状態が解けるかわからない状況での長期戦は望ましくないな・・・。彼はバイザーに表示されたエネルギー残量を確認した。エネルギー兵器を使用しての戦闘が可能な時間は、長く見積もってあと一時間程度。問題は、奴の仲間が介入してくる事位か・・・。

 「クルナ・・・コッチニクルナ・・・」
ライフルを乱射しながら、レオンは唸るようにつぶやいていた。敵のビームが肩や頬を掠める。彼は混濁した意識の中で、意識の奥底にある何かが命じるままに腕を動かし、機械的に引き金を引いていた。時折、黒一色の装甲服を着た兵士の姿が視界の片隅に映り、すぐに消え去る。一体今、自分が何をやっているのかなどわかるはずもなく、彼はほとんど無意識に近い状態で飛び回っていた。ビームが左足を掠め、火傷のようなヒリヒリとした痛みが伝わってくる。一体・・・何が起こって・・・。その時、風の音に混じって誰かの声が聞こえた。それは、なんとなく聞き覚えのある声。
(IWSE-05、コードネーム:レオン。これが現在開発中の兵器の最新試験型だ)
(何故レオンなんです?兵器ならもっと凄い名前をつければ・・・)
(僕以外には理解できない理由さ。それに、君が知る必要もない)
誰だ・・・?何で俺の・・・それに実験体・・・何の事・・・?
(実践に近い形で評価試験をやる事になった。回路の設計上、問題はないはずだ)
(・・・一般兵士を相手にした評価試験の結果なんですが・・・、かなり順調です)
(じゃあ、今度は対AW戦闘かな)
A・・・W・・・?回路・・・設計・・・?彼の引き金にかけた指が突然止まった。と同時に翼のスラスターが停止し、地表に向けて落下していく。
(回路の制御が・・・!だめです!完全に制御不能!!)
(四機ともやられただって!?・・・Ⅵを出撃させろ!大事になる前に奴を落とすんだ!!)
(ですがⅥもほぼ同型の回路設計を・・・)
(いいから早く出せ!早くしないと・・・これまでの苦労が水の泡だ!!)
俺は一体・・・一体何者・・・なんだ・・・?地表が霞む視界の中で迫ってくる中、誰かの声が何度もこだまし、そして唐突に止まった。と同時に、誰かの姿が一瞬だけ脳裏に浮かんだ。それは彼自身に似ているようで、しかし何か違っている気がした。それが消えると同時に、再び声が、しかし今度は全く別の声がはっきりと聞こえた。
『死にたくなければ起きろ。そして、戦え』
次の瞬間、頬の刺青が赤い光を放った。

 Ⅷは突然停止し、落下したレオンに照準を定めていた。垂直射撃により、レオンを貫通して地上に損害を与える可能性があるが、さほど問題にはならないはずだ。万が一予想以上の被害が発生したとしても、おそらく何らかの隠蔽操作が行われるため、市民の多くには事故として認識される事になる。二つの照準が彼に合わさると、彼女は口元に微笑を浮かべた。
「つまらなかったけど、これで終わりよ」
そうつぶやいて引き金を引いた瞬間、目標の推力が戻った。だが、もう手遅れだ。姿勢を制御する事さえままならないまま砲撃を受け即死、あるいは回避してもどこかに衝突して死亡する以外には・・・。二本の太いビームが地上にぶつかり、熱風とともにその周囲を破壊した。しかし、彼は回避したらしく、その隙間をかいくぐって彼女へと向かってきた。
「避けられた!?くそっ、墜ちろぉっ!!」
彼女は叫ぶと、彼に向かって両肩のビーム砲を立て続けに撃つ。だが、さっきまでと違い非常に巧みな動きで立て続けに回避していく。そして、両手にそれぞれエネルギー刃を展開すると、彼女に斬りかかった。
「ちぃっ!」
Ⅷは舌打ちしつつ砲を格納し、両肩の盾を彼の前にかざした。一瞬の間を置いて刃が接触し、激しく火花を散らす。彼女は二つの刃を連続で受け流すと、すぐさま後方に下がった。そして、入れ替わるようにしてⅦが二人の間に割り込み、レオンに向けてライフルを連射した。彼は砲撃を左右に回避しつつ、刃を格納して再びライフルを展開して両手で構えた。
「暴走状態が解けた、か・・・」
彼の攻撃を盾で受け止めつつ、Ⅶはつぶやくように言った。ならば、こちらも本気を出すまでのことだ。彼はライフルを格納すると、再び剣を展開して右手に構え、左手でウイングの鋏を掴んだ。そのとき、ビルから数人のAAが出てきたのが視界の端に映った。
『Ⅷ、地上側を頼んだ。民間人とはいえ油断は禁物だ、いいな』
彼が命令を出すと、彼女は多少ふてくされつつ応答した。
『それくらいわかってるわよ。じゃあ、その出来損ないの始末は任せるわよ』
『了解』
盾を格納し、代わりに湾曲したエネルギー刃を両手に展開した彼女が降下していくのを一瞬だけ確認すると、彼はレオンに向かって鋏を発射した。
「ここからは真剣勝負だ。覚悟しろ」
そして、飛んできた鋏を目の前で受け止めつつ、レオンもまたつぶやきを漏らした。
「俺は戦う。俺自身を・・・仲間を守るために」
直後、二人は同時に斬りかかった。互いの刃がぶつかる度、黒色の空に閃光が激しく散る。そして、周囲一帯もまた、徐々に戦いの色へと染まり始めていた。

 「おいおい・・・、一体何が起こってるんだ?」
正面エントランスから飛び出したジェストは、時折閃光の走る夜空を見上げて驚いた。赤と青の閃光が飛び交っている事からすれば、戦闘であることに間違いはない。だが、戦っているのは大きさからして明らかにAAだ。
「よくわからないが・・・とにかく安全を確保した方が良さそうだな」
彼は視線を前に戻し、懐から拳銃を抜き放った。こういう状況にいると、軍にいた頃を思い出すんだよな・・・。彼はそう思いつつ、クレアとサラがやや遅れてやってきた事を察知して振り返った。サラも業務で愛用している自動式の拳銃を握っている。そして、クレアは両手の甲にフックショットのような武器を一基ずつ装備し、背中にショットガンを背負っていた。
「気をつけて。敵は少なくとも二体いるはずよ」
「二体?何故それがわかった?」
彼が尋ねると、彼女は携帯端末を取り出して彼に掲示した。その画面に、二つの黒っぽい何かが映った画像が表示されているのを見て、彼は納得する。
「部屋を出る直前に見た限りでは、何か特殊な武器を使ってるようね。職員の何人かも起こしたから、ビルの方は心配ないわ」
「そうか。それなら集中力を裂かなくていい・・・伏せろ!」
突然叫ぶと、彼は二人の頭を地面に押さえつけた。ほぼ同時に、赤色の刃が三人の頭上を切り裂く。ジェストは伏せたまま敵に向けて発砲し、すぐさま後退したその敵を睨みつけた。
「何なんですか・・・アレは?」
少し怯えた声でサラが訊くと、ジェストは険しい表情のまま、小さく返した。
「俺にもわからない。だが、こっちに好意を持ってない事だけは確かだな」
 その時、敵が再び斬りかかってきた。彼は刃をすばやい身のこなしで回避すると、敵の懐で銃を連射した。が、銃弾は装甲服に受け止められ、敵に到達する事はなかった。銃弾が尽きると同時に敵の足蹴を食らい、彼はクレア達の脇に突き飛ばされた。片膝をついた状態で、彼は血の混じった痰を吐き出し、つぶやきを漏らした。
「くそっ・・・。豆鉄砲程度じゃ無理か」
「警備会社の社員のくせして、結構弱いじゃない。もっといたぶってから殺した方がいいかしら?」
彼らを馬鹿にするような口ぶりで、敵が笑い声を上げる。クレアは後ろにいるサラに声をかけた。
「あなたはジェストの援護を。私がひきつけている間に、彼を敵の至近距離まで援護しつつ移動させて」
「わかった。その後は・・・?」
「その後は・・・おそらく彼もわかると思うから、あえて言わないわ」
彼女はそう言うとショットガンを地面に降ろし、手の甲に装備した武器のロックを解除した。そして、敵の姿をしっかりと見つめたまま突進した。
「今度は私が相手よ!かかってきなさい!」
「やっぱり頭も足りないようね。でも、暇つぶしには丁度良さそう」
敵が楽しそうな口調で言い返すと、彼女は武器を発射した。尾部にワイヤーが接続されたフック部分が、敵目掛けてまっすぐに飛行する。だが、敵はそれを簡単に避けると、彼女に向かって飛び掛った。
「クレアちゃん!!」
サラが叫び声を上げる。しかし、クレアは避けようともせず、もう一つのフックを発射した。と同時に、飛び出した二つのフックに意識を集中させる。そして、ほぼ一直線に飛び出したままのフックが、突然逆方向に急旋回し、彼女の方へと戻ってきた。
「誘導式フックか!?」
斬りかかろうとしていた敵が気づくと同時に、二つのフックがウイングの先を切り裂いた。バランスを崩した敵に、彼女は再びフックを打ち込んだ。そして、とっさに跳躍する敵を追跡するように、フックの軌道を自在に操る。
「こ、小賢しい!!」
フックに向かって刃が振り下ろされるが、それさえも華麗な動きで回避すると、フックの一つが装甲の継ぎ目を裂いて敵の腹部を貫いた。そして、もう一つが腕にワイヤーを巻きつけ、動きを封じる。
「おのれ・・・民間人だと油断したのが・・・仇になったか」
「さあ!今のうちに止めよ!!」
彼女が叫ぶと、ショットガンを構えたジェストが敵のすぐ目の前に現れると、引き金に指をかけた。そして、ニヤリ、と笑みを浮かべて言い放った。
「相手が悪かったな、御嬢ちゃん」
「・・・っ!?」
そのまま引き金を引き、銃に装填されていた対物用の銃弾が敵の胸部装甲を貫通し、内部を大きく抉り取って破裂した。敵は衝撃で大きく仰け反ると、そのまま後ろに倒れて動かなくなった。ジェストは硝煙の上がった銃口を下に下げると、まだかすかに意識の残っているらしい敵のバイザーを外した。そして、焦点の定まらない瞳を見つめながら、静かに言った。
「悪く思うな。こっちだって死にたくはない」
彼女の口が震えながら動き、その端を血がツーツと一筋、滴り落ちた。筋肉が弛緩し、徐々に瞳孔の広がり始めた彼女の瞼を閉じさせると、彼はバイザーを握って立ち上がった。
「敵とはいえ、死んだ奴には礼儀を尽くすものだからな」
そう言って銃を彼女に返すジェストを見つめながら、クレアは少し悲しそうな表情になり、無言で頷いた。彼は自分の上着を脱ぐと、穴の開いた胸部と顔を覆い隠すようにして敵に被せた。そして、自分の拳銃に新しいマガジンを装填すると、夜空に閃光を放つもう一つの戦場を見上げた。

 『Ⅷのシグナル消失を確認した。Ⅶ、今回は失敗だ。一旦退け』
レオンの放ったビームを目の前で回避したⅦは、無線で連絡を受けた。一瞬だけ視線を下に移し、男物の上着が被せられた彼女らしき遺体を確認すると、戦闘を停止した。突然の異変に驚いている様子のレオンに、彼は冷静な口調で言った。
「今回は残念ながらここまでだ。だが・・・次に会う時は死を覚悟しろ」
「待て!何なんだ、お前は一体?それに・・・俺は?」
飛び去ろうとしたⅦに向かって、レオンは大声で叫んだ。それに対し、彼は剣を格納しつつ冷たい声で答えを返した。
「我々は戦う為だけの存在・・・殺戮の為の兵器だ。それ以上言う事は何もない」
「兵器・・・だと!?」
「さらばだ旧式、そして・・・必ず討つ」
そう言って、彼は高速で飛び去った。レオンは記憶の中の方法を呼び覚まし、ライフルを内部に格納すると、ゆっくり降下し始めた。
 ビルの前に降り立つと、三人が厳しい表情をして待ち構えていた。
「すみません。・・・どうやら俺のせいでこんな事に・・・」
翼を格納した後で彼が頭を下げると、ジェストはいつもの口調で言い返した。
「お前が心配してるほど、こっちは気にしてない。ただ・・・お前が奴らと同類だって事を除いてはだが」
「でも、無事で良かったです」
サラはそう言って、無理やり笑顔を作った。
「まあ、細かい事は後にして、まずは軍に連絡を入れた方が良さそうね」
「そうだな。あの死体の事もあるし」
ジェストはそう言って端末を取り出すと、治安維持軍の地域管轄部に連絡を入れた。その横で、彼はうつむいたまま考えていた。これからどうなってしまうのだろうか・・・。俺は、俺達は一体・・・?

 「いやぁ、なかなか魅力的なデータが取れてよかったよ。それだけでも彼女の利用価値は十分にあった。それに・・・いいものが見つかったしね」
ディスプレイのひとつを見つめながら、男は笑っていた。その画面に表示されているのは拳銃を構えたサラと、その右腕にある腕輪のアップ。男の笑い声は、部屋中に深く響き渡っていた・・・。

 次回予告
自らの過去と正体を知った殺戮者。
仲間を傷つけぬためにと採った行動が、
大切な仲間を傷つけ、失わせる。
次回『悲しみの結果』
猛獣の刃は、恋人を貫く。

(C)akkiy

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コノリンクオシテクダサイヨォ~(ペリー提督の懇願
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ひとこと:やっほい、一週間遅れ。次回公開後は当分更新できない様子。

早くプログラムできればいいのか?

2007-05-10 15:27:57 | 批評
 まずはこのサイトを見てほしい。
どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?
これによると、某プログラマ曰く、プログラミングの仕事を希望する者の99%以上がどのようなコードも書けないらしい。業界の人々は、希望者は簡単なプログラムさえも作れない、と嘆いているわけだ。それはわかるが、その後いろいろと説明が続く中でこういう一節がある。

「(前略)それで、そういった類の開発者を見分けるための質問を作り始め、私が「Fizz-Buzz問題」と呼んでいる問題のクラスを考え出した。これはイギリスの学校の子供たちがよくやっている遊び(というかやらされている遊び)にちなんで名付けた。Fizz-Buzz問題の例はこんな感じだ。
『1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。』
ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。自称上級プログラマが答えを書くのに10-15分もかかっているのを見たこともある。」

 ここで問題なのは、プログラミングの技量を問題を解くまでの時間だけで見ている事だ。これでは、自分達のレベルと新人のレベルを比較して、お前らあまりにも役立たずだ、と言っているようでもある。確かに、簡単な問題を解くのに長時間費やすのは問題だと思うが、たったの2分でできる人間は問題を暗記しているか、あるいは経験を積んだ人間くらいだと思う。そんな連中と、大半が座学の学生を比べてどうするのだろうか。ちなみに、自分の場合は解くまでにおそらく30分近くかかると思う。
 基本事項を含め、プログラムが全くできない人間を雇うのは論外にしても、解けるけど時間がかかるという人間をプロ基準で裁くのはちょっと抵抗がある。プログラミングで生計を立てている人間と違い、自分は素人なので何とも言えないのだが、「俺達は2分足らずで解けるんだ。専門的に勉強してきたお前らも当然できるだろ?」というのは強引な気がする。それがその道での常識ならば仕方ないのかもしれないが。

 ちなみに、プログラムを作る早さを計測してやっている学校なんてあるのだろうか。もしあるのなら、どういう感じなのか詳細を訊いてみたい気もする。それともうひとつ。時間に追われるお雇いプログラマよりは、じっくり考えるフリーのプログラマの方が、クオリティの高いプログラムを作ると思う。だから市販ソフトよりもフリーソフトの方が利便性が高・・・ゲホゲホ。スピードだけならそういうのに長けたインド人を雇えばいいじゃないか、という気がするのは自分だけだろうか。その分、プログラムを作る早さが遅い人間は新たなもの、独自性のあるものを追求するとか、そういった路線にも向けられるのではないだろうか。


風邪はよく喉に来ます。

2007-05-09 15:56:37 | 日記
昨日はひどい風邪を引いてしまい、まともに喋れない状況でした。帰宅後、風邪薬と首まわりを強制的に冷やす方法で症状を抑える事はできたんですが、まだ喉が腫れたままです。それでも、とりあえず日常生活には支障がない程度まで治ったので多分大丈夫でしょう。

今日は放課後に個人面談を受けてきましたよ。まあ、訊かれたのは進路の大まかな希望と現在の学校での状態が殆どだったんですが、中京地区の某大学に行きたいと言ったら、もっと頑張らないと多分4,5年の担任に反対される、と厳しく返されました。何でも、クラスの二割以内に入っていないと望みは薄いんだとか。といっても、うちのクラスはトップ集団の知能がありえない凄さなので、まずは10番台を狙えという事を言われました。それにしても、平均評価が8を超えても順位が低いってのはかなりきつい状況だとしか思えないんですが・・・。とにかく、これから頑張ります。

最近思っている事なんかを書いてみますか。以前、親父が「日本人には心のよりどころがない」と言っていたんですが、確かにそうなのかなと思ったりするんですよね。今のフリーター・ニート時代、ワーキングプアーの問題などで社会的には不安定だし、政治でも国民の願いとは反対に軍拡主義に進んでいる気がするし、それに地方自治体には全然頼れそうにないし・・・。そんな不安がはびこる世の中で、人というのは心だけでも平穏を保っていたいと願うわけです。そのために宗教信者として社会に貢献する人がいたり、あるいは幸せを呼ぶ方法に熱中したり等するわけですが、日本人には国で統一された宗教(つまり国教)というものが存在しないので、他国に比べると心の不安が拭えない国とも言えるかもしれません。
といっても、全国民でひとつの宗教を信じる国がいいとも限りませんからね・・・。たとえば中東の国々のように、ひとつの宗教を絶対なる教えだと信じる人々が異教徒を排斥する事だって起こるんですから。そういう点で言えば、日本は異教徒を受け入れやすい国とも言えるんですけどね。でも、心のよりどころがない人間は大概精神的に不安定になる。凶悪事件が多発するのは精神が不安定だからだ、という意見があった気がします。そうでないにしても、精神が不安定なままというのは健康にもよくないわけで、どうにかして改善しないといけないわけです。
昔、サクセス本というのが話題になってたらしいですが、これも一種のよりどころでしょうかね。これを実践すれば成功するんだ、と思う事で不安を取り除くと考えればそうなりそうですが。で、現代では幸せに生きる方法関連の書籍が、それに変わるものとして台頭しているわけです。俺の場合、そういうものは全然読んだ事がないんですが、多分いろんな方法がそれらしく書かれているんだろうな、と思います。でも、それに頼ってるだけではきっと不安は埋まらないと思いますよ。その方法は単なる例であって、それが自分に当てはまるわけじゃないんですから。もし本当に幸せになりたければ、参考にしつつも最後は自分自身で探すのが一番いい。趣味でも何でも、よりどころになる可能性を持ってるんですから。

そんなこんなで久々の雑記。小説はただいま執筆中です。

ではでは。

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ふぅ・・・

2007-05-06 19:31:58 | 日記
正直言って、今週中は無理でしたorz 来週までに完成させますので。

というわけで今日はつまらない雑記です。まず日記的なもの。連休中はほとんどロボコン用のマシンのアイデアを考えてました。まあ部活が部活だけに、そういう事で色々とやらなきゃいけない事が多いんですよ。そんなわけで、ほとんど執筆は行ってませんでした。なんか書いていけばいくほどわざとらしい文章になってくるな・・・。ともかく、来週はちゃんと更新しますんで、安心していてください(デキルカ まあそういう事で宜しく、と。

さて、今日はちょっと買い物に新しく出来たショッピングモールに出かけてきたんですが。今思うと、この選択は正直間違っていたと思う。人が多すぎる+建物広過ぎという悪条件により非常に疲れました。しかも必要だったものの一つが手に入らなかったという罠。せっかく雨の中出掛けていったのに収穫がないのはかなり辛いです。まあ、最低限必要なものが手に入ったのでいいんですけどね。そんなわけで、連休最終日の外出は買い物のみという事になりました。それにしても、連休中は全然遠出していないんですがorz どっか行ってくればよかったなと今更後悔。まあ、来週暇があれば出掛ける事にしますかね・・・。

イラスト関連ではラフ絵を中心に描いてます。細かく描くようになったせいか、デジカメでのキャプチャーは辛くなってきました。デジカメって、どうしても多少角度がついて絵が歪むので、本当ならスキャナで取り込みたいんですけどね・・・。まあ、スキャナは複合機という事でプリンタが完全に壊れてから買う予定なので、当分かかりそうですね・・・。まあ、それまでに画力高めます。

そんなわけで今日の雑記終わりです。

ではでは。


忙しすぎ

2007-05-02 12:30:56 | 日記
部活の方がものすごく忙しいので、あまり執筆が進んでいないのですorz

つか、今年度から遅くまで残る事が多くなったせいで家にいる時間が短くなったし、もうすぐ球技大会ということで集まりがあったりするわけでして。連休中に頑張ればいいけど、もしかしたら今週分は更新できないかもしれません。まあ、更新されてなかった時には「こいつ忙しいんだな」程度に思ってくれれば結構です。とりあえず年内までに完結するようには書いていくんで、今後もいろんな意味で長くなると思うけど、まあ宜しくという事で。それにしても、一週間でこのペースってかなり早い方なのか?書きたいものを書いているから早い、という事もあるのですが。とりあえず連休中も地獄です。

さて。今年度になってやっとイラストの初歩を勉強し出したわけですが、輪郭がまだ一種類しか描けないという罠。正直に言って、まるバッテン+あごパーツの描き方は難しいと思う。あんなに簡単そうに見えていたのに、いざやってみると形がおかしくなってしまう。いまや遠く手の届かぬ存在ですorz ちなみに、現在は丸から輪郭をとっていくやり方で描いてます。あごパーツ方式の方が色々と角度を変えてもやりやすいからいいんだけど・・・。多分この話についていける人はそれほど多くないと思う。とりあえず顔を描く時の話です。体?そんなもの適当に描いてもある程度は大丈夫(マテ まずはバストアップがちゃんと描けるようにならないとまずいと思ってる。今後も設定画とか絵師様に任せる事が多いだろうけど、最初のアイデアくらいは自分で考えられるようにしたいと思ってるんです。その方が絵師様の負担も減るわけだし、意見の食い違いも多少は減ってくるかなと。まあ、今年は色々と頑張りますね。

ニコニコ動画、最近はお気に入りの動画しか見てません。もちろん、その殆どがアニメのMADですよ。昔は、場面を切り取って曲に合わせるというのが主流だったのに、今では人物や物を切り取って組み合わせるとか、エフェクトかけるとか明らかにこだわってますね。でも、そうやってプロフェッショナル化していくと次第に新人さんが入りにくくなってくる気がしますね・・・。観覧者の目が肥えちゃって。とはいえ、やはりかっこいいMADは何度見ても飽きない。今後もMAD文化が続くといいと思ってます。まあくれぐれも、初心者MADに「下手糞」「ショボイ」等言わないよう気をつけなければいけませんね。

というわけで今日はこの辺で。明日から連休だから、また今週中に更新するかも。

ではでは。