糠平湖横断→対岸の野湯へ

２月上旬のある日、今年も「さわと温泉」熊谷温泉跡を訪問しました。
今回も凍結した湖上を山スキーで横断し「さわと温泉」を目指します。
糠平湖へは去年と同じポイント　五の沢から下りて行きます。
今の時期はワカサギ釣りの人で賑わっていますので、湖まで踏み跡が付いています。
糠平湖は冬になると流入する水が減り、発電で使用する水のほうが多くなり水位が減ります。
去年の長雨の影響や糠平発電所の工事の影響もあり、いつもの時期よりは水位が高いですね～

水位が下がると水面下にあった、木の切り株の上に氷がのったキノコ氷が出現します。

糠平湖上は風が強いので、雪にきれいな模様が付いています。

ワカサギのテント村が出現しています。帰りの目印になります。

遠くにはタウシュベツ橋が見えますね～
糠平湖の中央付近まで来ると風が強い！押し風なので楽々です～（帰り大丈夫かな）

出発してから30分で見覚えのある場所が見えてきました。

「さわと温泉」はこの奥にあります。





約４０分で到着！１年ぶりの「さわと温泉」です。
湯船や源泉付近には沢山の鹿のウ○チが落ちています。少し臭い

源泉温度は51.2℃　おぉ～かなり熱いですね。

湯船の温度は35.9℃　去年よりもぬるい！

外気温は-12.3℃、風も吹き寒いので残念ながら入浴はあきらめましょう。
帰り道はやはり強い向かい風、そのうえ気温も低いので寒い！
特に顔が寒い、いや痛いです。こんな状況が続けば確実に凍傷になります。
なんだかヤバイので急ぎましょう～
さらに風は強くなります。時々目印のワカサギテント村も見えなくなるほど。
でも太陽の位置は確認出来たので、方向がわからなくなるほどでも有りません。

しかし、風はさらに強さを増し360°全周ホワイトアウト！
ワカサギテント村も「さわと温泉」方面も太陽も見えません
しばらく風が吹き荒れています。ゆっくりと前進します。この方向でいいのか！

約１０分後視界が回復、ワカサギテント村を確認でき無事に戻ることができました。

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