ハルニレテラス

星のエリアに新しくオープンしたハルニレテラス。

時々、時間があると買いに行く軽井沢の丸山珈琲。新しくこのエリアにも出来たという事で行きたかったようです。
コーヒーはもちろんおいしいのですが、雰囲気が何とも落ち着いています。早い時間でまだ混んでいなくて、気に入った本を手に取り、ゆったりとしたソファーに腰掛けて頂くコーヒーはうちでがさつに淹れるのとは全然違う味！（当然と言えば当然）
偽物セレブの私ですが、一時セレブを演じさせてもらいました。
ここで見つけた堀辰雄の風立ちぬ。学生時代に何度も読み返した文庫本に思わず買ってしまいました。多分、実家の書庫に埋もれてるかも…と思うのですが、これまた、薄っぺらく文学にかぶれた学生時代。懐かしく思い出したら無性に欲しくなり、お買い上げ～。
二度と戻れない青春時代です。

後はお決まりの温泉に。
トンボの湯でちょっと冷えた体を温めて、露天風呂で緑に包まれて手足をのばしてリラックスタイム。
はぁ、いいお湯でした！

温泉出たのがちょうどお昼。

夕方から夜勤の連れ合いはとにかく寝ないと。家まで一時間半。昼食もそこそこに爆睡でした。

ちょっと足をのばして

白糸の滝は何度か訪れていますが、流石に早朝は初めて。それでも観光客が疎らにいて、朝の散歩にはもってこいな感じなのかもしれません。
水量の多い大滝や華厳の滝みたいなのは苦手な私ですが、ここは大丈夫。連れ合いも気兼ねなく来れると笑ってました。
朝の澄んだ空気はちょっと肌寒いくらいの涼しさで、きれいな小鳥のさえずりと清流の音に気持ちがシャキッとします。もとより田舎の人間、何もわざわざ一段と山の中に入らなくてもいい気がしますが、名前に惹かれるんですよね。おかしなものです。


まだ、７時。

ではもう少し浅間山に近づこうと鬼押出しまで。
群馬県境辺りはとてもよく浅間山が見えて、うっすら煙がたなびいた山は迫力があります。当然、観光地としての鬼押し出しはまだ開園前。静かな駐車場からゴツゴツした溶岩を見て、以前入園した時も今一つの空模様だったことを思い出しました。何だかどんよりした曇り空とあの溶岩の風景はどことなくあの世を連想させ、願わくばあの世は明るいものであって欲しいと思いました。


さて、軽井沢に帰り、連れ合いの目的であるハルニレテラスに。

早朝の軽井沢

今朝３時、連れ合いが仕事を終えての一言。「ドライブ行くから」

私が体を壊してずっと出掛けることなく我慢してたようですが、回復したのをみてムシが動き出したようです。

峠を越えてまだ薄暗いうちに軽井沢に着きました。何が目的って昨日オープンしたハルニレテラス。
私はただただ「はいはい…」と付き合うばかり。

朝５時前の軽井沢はとにかく静か。時間あるし、じゃ白糸の滝へ行こうとなりました。

河津桜

一昨年、河津桜を見に行ってつい買ってしまった苗木。順調に成長してますが、来年花を見せてくれるかどうか…

神のみぞ知る

です。