たこさんの秋吉台日記

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5月30日 ハナタツナミソウを見に滑山国有林へ

2012年05月30日 | Weblog

友人Tさんが「葉しか見ていなかったタツナミソウの花が咲きました。
山口県では絶滅危惧種のハナタツナミソウです」と、
画像を添付してメールをくれました。
水曜日ならTさんも行きたいとのことなので、今日、二人で滑を散策しました。

【コバノタツナミ〈小葉の立浪〉(シソ科 タツナミソウ属)】

 私は白花しか見ていなかったので、川原の岩場で見つけて嬉しかったです。

【ハナタツナミソウ〈花立浪草〉(シソ科 タツナミソウ属)】

 林道沿いに30mくらいの範囲で群落がいくつも見られました。

 ハナタツナミソウは、山口県絶滅危惧ⅠA類。

 「葉の表の一面に黄色い腺点が散らばっているから撮ってね」と、Tさん。

 上の画像を拡大しました - 黄色い腺点、写っています。

【テキリスゲ〈手切り菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属)】

 初めて見たスゲ。覚えやすい形なので秋吉台で探してみます。

【ヒメウワバミソウ〈姫蟒蛇草〉(イラクサ科 ウワバミソウ属) - 雄株】

 帰宅後、図鑑を見ていて「姫」と分かりました。雄花には1~3cmの柄があります。
 雌株 - 雌花は無柄。

【ヨコグラノキ〈横倉の木〉(クロウメモドキ科 ヨコグラノキ属)】

上の画像を拡大しました - ネコノチチとは違い枝先の葉腋から集散花序を出します。

友人Tさんは樹木の達人。山口市森林セラピー森の案内人です。
よく一緒に歩いていたものでいたが、私が森の案内人を辞して以来初めて同行しました。
懐かしかったし、たくさん知識をいただきました。
また是非ご一緒したいと思いました。

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