たこさんの秋吉台日記

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3月30日 イズセンリョウ・ニワトコ

2007年03月30日 | Weblog

  イズセンリョウ〈伊豆千両/別名ウバガネモチ〉
               (ヤブコウジ科 イズセンリョウ属) 花期は4~5月。
伊豆半島の伊豆神社に多いことからつけられたといわれている。
湿った常緑樹林内に生える高さ1~1.5mになる常緑低木。雌雄別株。
葉は互生。葉身は長さ5~7cmの長楕円形。先は鋭くとがり基部はくさび形。
ふちには不明瞭な波状の鋸歯があるかまたは全縁。
葉腋から総状または円錐状の花序を出し、黄白色の花をつける。
花冠は長さ約5mmの筒状で腺条がある。

初めてイズセンリョウの花を見たのは、昨年5月2日で、数日前に開花した様
子だったので、少し早めに洞穴前に来てみたら、1つだけ開花していました。

そばでは、ほかにセキショウ・シュンランが開花し、
今日開花確認したのは12種、いよいよ忙しい季節になりました。


07年3月30日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年3月30日 撮影
開いていたのはこの1つだけ。今日開花ですね。
今年は、雄花・雌花をきっちりと撮りたいと思います。


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ニワトコ〈別名セッコクボク〉(スイカズラ科 ニワトコ属) 花期は3月~4月。
山野の林縁に生える高さ6mになる落葉低木~小高木。
下部からよく枝分かれし、枝は放物線を描くように伸び、独特な樹形になる。
葉は対生。奇数羽状複葉で、花がつく枝の小葉は2~3対、
花のつかない枝の小葉は3~6対。小葉は長さ3~10cmの長楕円形。
新枝の先に直径3~10cmの円錐花序を出し、直径3~5mmの
筒形の花を多数つける。花は普通黄白色ときに淡紫色を帯びる。

2月22日に林縁で開花を確認したニワトコが、台上のドリーネで今、満開です。

07年3月30日 撮影
【花序の1つを】


07年3月30日 撮影
「花序は円錐状」
「葉は奇数羽状複葉で、花がつく枝の小葉は2~3対」

【もう少し近づいて】


07年3月30日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年3月30日 撮影
「花は直径3~5mm。5深裂して反り返る。
雌しべの柱頭は暗赤色で3裂する」


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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