キヨズミイノデ(オシダ科 イノデ属) 常緑性。
サイゴクイノデとイノデモドキの雑種。
葉は「ツヤなし」なのに、鱗片がサイゴクイノデではなく、
ツヤナシイノデ・サカゲイノデでもないイノデを1月15日に見つけていました。
【 葉は「ツヤなし」 】
08年1月27日 撮影
サイゴクイノデかと思い、葉柄基部の鱗片を見ました。
【広い鱗片】
08年1月27日 撮影
サイゴクイノデは「栗色縞模様の細い鱗片」のはずが、
この広い鱗片の形はイノデかイノデモドキ。
ここで同定できないまま放っていましたが、昨日イノデモドキを同定直後に来て、
【中軸の鱗片を見ました】
08年1月27日 撮影
【上の画像を拡大しました】
08年1月27日 撮影
中軸の鱗片の形はイノデかイノデモドキ。
【羽片】
08年1月27日 撮影
【上の画像を拡大しました】
08年1月27日 撮影
「ソーラスは耳の上下に優先で、明らかに辺寄り」は、サイゴクイノデ。
「イノデ属のうち、2回羽状複葉の葉をもつイノデ類では種間の
交雑が容易に行われることが知られており、雑種が生じやすい」
この図鑑に44種の推定自然雑種が記載されている中に、
サイゴクイノデ×イノデモドキ ― キヨズミイノデ(本州・四国・九州)
イノデ×サイゴクイノデ ― スオウイノデ(山口県)の2種がありました。
このどちらか分かりませんでしたが、「秋吉台国定公園の高等植物」に
キヨズミイノデが「林内にやや普通」と載っているので、キヨズミイノデということに。
最新の画像[もっと見る]
- 2022年8月26日 連続1000日を達成しました 2年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前