【イノデ属】
根茎は塊状、密に鱗片をつける。葉柄には鱗片が多く、葉は通常1~2回
羽状に分岐し、鋸歯の先端は通常とげ状になる。葉質は一般にかたい。
胞子嚢群は、葉脈に頂生するものと葉脈の背側に生ずるものがあり、
包膜は円形でたて状につき、まれに包膜がないものがある。
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サイゴクイノデ〈西国猪の手〉(オシダ科 イノデ属) 常緑性。
葉は表面に光沢がなく、青味がかった灰緑色、長さ1mに達することもある。
葉柄基部の濃い黒褐色は狭く、光沢も少ない。
胞子嚢群は著しく辺縁寄りにつく。
【サイゴクイノデ】
07年12月2日 撮影
「葉は表面に光沢がなく、青味がかった灰緑色。中軸の明褐色も目立つ」
林の中のドリーネ斜面に生えていました。
【葉柄基部の鱗片】
07年12月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月2日 撮影
「栗色縞模様の細い鱗片」
【葉裏】
07年12月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月2日 撮影
「ソーラスは辺寄り」
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イノデ〈猪の手〉(オシダ科 イノデ属) 常緑性。
葉はかたい皮質、表面は深緑色で光沢がある。大きな葉は長さ1mを越える。
葉柄や中軸に密生する鱗片は褐色、ときに黒褐色~赤褐色、ややかたい膜質。
胞子嚢群は中間生、1列に並び、包膜はほぼ全縁。
【イノデ】
07年12月2日 撮影
「名前の通りにイノデ中のイノデで、大まかに関西以西で最もありふれたイノデ」
林の中の湿り気が多い場所に生えていました。
【葉柄基部の鱗片】
07年12月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月2日 撮影
「広い鱗片。ふつう明褐色」
【葉裏】
07年12月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月2日 撮影
「ソーラスは中間」
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