前回は白神こだま酵母を使い美味しいパンが焼けたので
県立図書館でその関連の本を借りてきましたよ。
借りたのは「白神こだま酵母でパンを焼く」
白神こだま酵母の販売代理店 サラ秋田白神さんの設立者、大塚せつ子さんが著者です。
基本的な山型パンからピザやシナモンロールなど応用を利かせたレシピや白神こだま酵母のパワーと発見ストーリーについてを掲載。
本を読んでみてより理解が深まりました。
白神こだま酵母は簡単に言うとイーストと他の天然酵母パンの良いところをあわせ持つ酵母といいましょうか。
他の天然酵母は風味は良いけど手間がかかり、パンが固くなりがちだったり作り方によっては酸味が出たりといつも同じようなパンを焼くのが難しいとか
ドライイーストは手軽に使えふっくら安定した味のパンが焼ける反面、イーストアレルギーの方やイーストの香りが気になる方には向かないそう。
白神こだま酵母はその両者の問題を解決することができた画期的な酵母のようです。
ドライイーストのように手軽に使えふっくらと焼けて、自然の甘みを味わえる天然酵母の良さもあり
秋田県は米文化と言われますが、その米文化の土地で素敵なパン酵母が発見されたということは秋田にとってなんて飛躍的なことでしょう。
秋田を代表するブランドのひとつですね。
さて、今回は白神こだま酵母と秋田県産の小麦粉を使ってパン作りに挑戦。
国産小麦の味を楽しめるよう、卵と牛乳なし(牛乳のかわりに水)にしました。
国産の小麦はグルテンが輸入小麦よりも少ないためパンに少し向かないようですが、捏ねていて輸入小麦よりやわらかく腕が疲れなくて良かったです。
そして酵母のパワーのおかげか弾力もあるふっくらとしたパンが焼き上がりました。
焼いたパンは手作りチキンバーガーに
手作りなら添加物の心配も少なく、国産・地元産の材料を使えばハンバーガーもスローフードの世界です。
心も体も喜びます。
手作りチキンバーガー大変美味しゅうございましたよ。