青森県と秋田県にまたがるブナの原生林、世界遺産白神山地
白神こだま酵母はその白神山地の秋田から誕生したミラクル酵母です。
生地は冷凍に強く、発酵力も優れ、グルテンの少ない国産小麦とも相性が良く、砂糖や油脂・添加物を加えなくてもしっとりふんわり仕上がるとか。
ネットで調べてみると、秋田県だけではなく全国の自然派パン屋さんやパン作り愛好家の方々に採用されており
中には他のパン酵母で焼いたパンと白神こだま酵母で焼いたパンのふくらみ度合いや酵母の生存期間を比較して掲載されているパン屋さんのホームページも。
白神こだま酵母のふくらみ度合い、生存期間は他の酵母に比べ強くかなり長生きなようです。
そのミラクルを実際にこの目で確かめようと、さっそく白神こだま酵母でパン作りに初挑戦
購入した酵母はドライタイプで市販でよくあるドライイーストと使い方はほぼ同じ、見た目もあまり変わりはありません。
ちなみにこの状態であきらかに違うのは香りです。
ドライイーストは納豆のような香りが強いのですが、白神こだま酵母ドライは癖のある香りがそこまでしない、強いパワーを秘めながらも優しい森のような感じ。
そしてなにより!作ってみて大満足!
ふっくらしっとり本格的な美味しいパンになりました。
白神こだま酵母ドライは市販のドライイーストよりも高値で今まで道の駅などで見かけてはいたのですが買わずにおりました。
満足のいくパン作りができたのでこれからは積極的に使わせていただきますよ。
今回は箱に入っていたシンプルなレシピを参考にしながら卵と牛乳を加えアレンジした編み込みパンをご紹介です。
<材料 直径25cm>
強力粉 200g
薄力粉 100g
牛乳 140cc
バター 20g
白神こだま酵母ドライ 6g
砂糖A 20g
天然塩 4g
溶き卵 1個分
砂糖B 小さじ1
打ち粉用の強力粉 適量
1、ボウルに強力粉と薄力粉、砂糖A、天然塩を入れ軽く混ぜておく。
2、小さめの鍋で牛乳を温めるか、コップに牛乳を入れレンジで温める。そこにバターを入れ溶かす。※牛乳は沸騰させないようにぬるま湯程度の熱さに。
3、「2」に白神こだま酵母ドライを加え混ぜる。
4、「1」に「3」と溶き卵の2分の1を加え、ヘラなどで混ぜ塊になってきたら手で捏ねて一塊にし10分置く。生地が乾燥しないように濡れ布巾をかける。
5、10分置いた生地を軽く打ち粉をしたまな板の上に乗せ、7分ほど捏ね30℃くらいの場所で50分寝かす。
※ 気温が低い季節、スギ子はフライパンにお湯をわかしその中に生地を入れたボウルを入れ濡れ布巾をかぶせて発酵させます。お湯の温度が高いと生地に火が通ってしまうので注意。
6、ふくらんだら、軽くつぶしてガスを抜き、棒状に成形し、画像のように切る。
7、三つ編みをするようにパン生地を軽く編んでいく。
8、生地をクッキングシートを敷いた鉄板に乗せ濡れ布巾をかけ30℃の場所で50分ほど発酵させる。二倍くらいになったら○
※ スギ子はここでもお湯を張ったフライパンの上に鉄板を乗せて発酵。
9、残りの溶き卵に砂糖Bを混ぜ、ハケで生地に塗る。霧吹きをした200℃のオーブンで17分ほど焼いて出来上がり。