秋田住民

秋田美男に惚れ込んだ人妻のレシピ&グルメ

菓子司つじや 三杯もち

2015-03-22 | グルメ





秋田県大仙市大曲地方の郷土菓子、三杯もちを「菓子司つじや」さんで買ってみました。


三杯もちは米粉、麦粉、白玉粉をお茶碗で一杯ずつ配合したのがその名の由来だそうです。


画像は白あんの三杯もち

他は赤あん(小豆)とごまあんがあり、赤あんと白あんは胡桃入りです。







一個売りの三杯もちもございました。こちらは赤あんのみの販売だとか。





「三杯もちは羊羹とお餅の間のよう」と聞いていましたのでもう少しかたいものかと思っておりましたが


包丁で切ってみると思っていたよりやわらかく、しっとり、ねっとりとした甘さです。


保存料や合成添加物などを使用していないので賞味期限は二週間ほど


徐々にかたくなるのでその後は温めていただくのだそう。








焼くとまた美味しくなると書いてあったのでオーブントースターで焦げ目がつくまで焼いてみました。


外側は香ばしく、中はとろっと焼く前よりかなりやわらかい


そのままでも美味しいですが、焼くと更に美味しゅうございましたよ。


アイスクリームのトッピングにしても良さそうです。









画像は菓子司つじやさんの外観。



和の落ち着いた雰囲気でお店の中もお洒落で良かったです。



大曲駅から近いのも観光客には嬉しいですね。






秋田の桜餅のお話

2015-03-20 | グルメ



 香り高い桜の葉に包まれた春の和菓子、桜餅



実はスギ子が秋田に来て初めて食べた意外な食べ物なのです。




桜餅には道明寺粉を使った丸い関西風桜餅とクレープ状の生地に餡子が巻かれた関東風桜餅がございますね。




スギ子が初めて食べたのは関東風桜餅  





それまで新潟市に住んでおり祖母がよく買ってきたものが関西風でしたので、桜餅は丸いのが普通だと思っておりました。



ところが、秋田で見かけるものの多くはクレープ状の桜餅


たまに関西風もありますが、スーパーや和菓子屋さんでは関東風が主流のようです。




初めての関東風桜餅は、クレープ好きのスギ子のお気に入りとなりました。




そしてそんな美味しい桜餅を食べながら、ふと思いました。



昔、北前船で大阪と交流してきた秋田でなぜ、関西風ではなく関東風の桜餅が主流となったのでしょうか?


ささやかなミステリーでございます。





今回 桜餅を購入したのは秋田市土崎の小林菓子舗さん。

明治から続く老舗店です。


桜餅は春だけのお菓子ですが年間を通してのおススメは「こがしもろこし」


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秋田銘菓もろこしは小豆の粉を使用したラクガンの一種です。


かわい農場 白神薫風ソーセージ

2015-03-13 | グルメ





先日、秋田県山本郡にある「かわい農場」さんの白神薫風ソーセージを購入いたしました.。

こちらの農場は希少な中ヨークシャー種という豚さんをストレスの少ない環境で飼育されているそうで、通常は切ってしまうしっぽを切らずに育てることが可能なのだそうです。

ストレスのある環境では他の豚さんのしっぽを噛んでしまいそこから病気になる恐れがあるからということですが、人間が環境に配慮することでそれをしなくても良くなるということですね。

とても良い発想だと思います。


秋田市での購入はチーズ&ワインアベ、あくらビールと南秋田カントリークラブでは食べることができるそうです。

今回はチーズ&ワインアベにて。

チーズ&ワインアベは主に輸入品のチーズやワインを販売されているお店ですが、かわい農場さんの加工品も。

生ベーコンにハーブ入りソーセージといくつか種類がありどれも美味しそうで迷ってしまいましたが・・・今回はあらびきソーセージにしました。


油をひかないフライパンでこんがり





粒マスタードと秋田県産 豆苗のおひたしを添えました。


ソーセージは添加物を必要最小に抑えていて薄味、薫煙の白神山ろく自生の桜がおいしい香り


ピリリとスパイシーで塊肉を食べているような満足感

そしてなによりジューシーでとっても美味しゅうございました。


日本の市販品に満足できない本場ドイツの方もきっと笑顔になるはず。



スギ子もリピートさせていただきますよ。



次は何にいたしましょう?



























秋田のお酒 「純米吟醸原酒 6号酵母の山本」

2015-03-01 | グルメ


先月 お友達から「純米吟醸原酒 6号酵母の山本」をいただきました。


原酒ですので普通のものよりややアルコール分が高めの17%

 
飲んだ感じはガスを含んでいるのか少しピリピリと

甘めの味なのにスッキリと飲みやすいとても美味しい日本酒でございました。





このお酒を製造されている秋田県山本郡の山本合名会社さんは創業明治34年。

数百年続く酒蔵がある秋田の中では比較的新しいところだと思いますがファンの多い酒蔵のひとつです。



スギ子の父と母は日本酒が苦手な方なのですが、山本の純米吟醸酒をお土産にしたら「とっても飲みやすくて美味しい」と気に入り再度 銘柄を確認してきたほど。


日本酒の情報誌などに紹介されたりANA国際線ファーストクラスの機内酒として採用されたりと注目度はかなり高いですね。



秋田は三大酒処に入っていませんが通好みのお酒が多いそうで近年その人気に拍車がかかってきてるように思います。



これからもっと世界の日本酒ファンにアピールしていっていただきたいですね。