昨日はサークルの新年会の0次会を兼ねて共同通信杯観戦。パドックではフサイチホウオーの丸太が中に入ったような馬体とダイレクトキャッチのやや貧相(失礼)な馬体が対照的だったが、結果は皆さんご存知の通りこの2頭でワン・ツー。今更ながらインティライミの馬体もあまり好きではないのだが(去年の日経新春杯でちょっと酷評したし)、スペシャルウィークの産駒は少々貧弱に見えるくらいのほうがいいのかもしれない。思い出してみると、スペシャルウィーク自身も現役時代は故大川慶次郎氏に「もう少し馬体に成長が欲しい」などと旧4歳時は言われ続けていた記憶もあり、一時は480㌔台まで馬体が成長したが、結局はダービー時とほとんど変わらない体重がほぼ理想だった。そうなると、父親の影響を強く受けた仔にもその特性が遺伝していても不思議ではないわけだな。まあ、傑作のシーザリオは牡馬と見間違うほどの威圧感をオークスのパドックで披露してくれた馬だったのだが。。
さて、週末の海外重賞結果等等。。
ドンH(結果)
昨年のエクリプス賞年度代表馬であるInvasorの今年初戦として注目されたレースだが対抗と目されたPremium Tapがサウジ送りになって回避、さらにStrong Contenderが直前で故障してスクラッチとInvasorには恵まれた感も。。残ったメンバーでは昨年のドバイワールドC3着(繰り上がりだけれど)Magna Graduteと上昇中のChatinあたりがInvasorに適うか?(希望的観測)と言ったレベル。
レースはInvasorが4コーナーでの不利も難なく克服して楽勝。アメリカ移籍後は割りと接戦で勝ち星を拾ってきたタイプだったけれど今回は楽だった希ガス。123ポンド背負って(Magna Graduteとは5ポンド差)この楽勝なのだから相手の問題もあるけれども、06年アメリカ年度代表馬健在と言ったところか。次走はInvasor自身のキャリアにおいて唯一苦杯を舐めさせられた猫の待つナドアルシバ。あの時は4㌔Invasorが斤量を背負っていたわけだがさてさて今回はどうなるか。天下分け目の超決戦となりますか。
追記:上にも記したようにStrong Contenderが故障したわけだが、John Ward調教師によると腱を断裂したそうで引退が濃厚(ソース)。ハスケル招待ではBlugrass Catに大差ぶっちぎられたが、スーパーダービーでのLawyer Ronを抑えた走りが気に入って今年赤丸チェック馬の一頭に入れていただけに無念である。それにしても、4 to followいきなりオワタ\(^o^)/ちなみに、某スレの836は私ではないので念のため。。
センテナリースプリントC(結果)
ご存知のようにSilent Witnessのラストランに選ばれたレース。明らかにズブくなっていることに加えて「陣営が力に衰えが見れる」と泣きを入れるなど勝ち云々抜きにファンのために残り1戦走らせることにした感じもあるレース。
Silent Witnessは全盛期の姿とは程遠く先手も奪えず9着で引退。この馬が語られる際にスプリンターズSがよく出されるが、個人的には安田記念の走りが一番印象強い(まあ、現地で見ていたこともあるけれど)。安田記念でのSilent Witnessの走りは、それまでは17連勝といっても所詮はお山の対象的なネガティブイメージもあったSilent Witnesに対する評価を一変させ、スプリント・マイル路線における香港馬の強さは本物であると世界に示すきっかけになるものであった。香港競馬の国際的知名度を高めるのにこの馬が果たした役割は図りきれないほどのものがあったと思うし、逆にこれほどの名馬を興行的側面からしても自国のレースに是非とも呼びたいという競馬主催者も多かった。そんな意味ではこの馬の存在がアジア・マイル・チャレンジやグローバル・スプリント・チャレンジの創設を促した感もあるのかなとも。通算成績は29戦18勝。本当にお疲れ様でした(Silent WitnessのHPでファンのコメントが投稿されているようなのでお暇ならどうぞ)
で、レース自体は1000mは得意のScintillationが香港スプリントを圧勝して一番人気に支持されたAbsolute Championを抑えて勝利。Absolute Championは直線1000よりはコーナー有りの1200&1400の方でパフォーマンスを上げてくるタイプなだけに2着は仕方ない。Natural Blitzは得意の1000mで完敗なだけに今後は厳しいかも試練。
さて、週末の海外重賞結果等等。。
ドンH(結果)
昨年のエクリプス賞年度代表馬であるInvasorの今年初戦として注目されたレースだが対抗と目されたPremium Tapがサウジ送りになって回避、さらにStrong Contenderが直前で故障してスクラッチとInvasorには恵まれた感も。。残ったメンバーでは昨年のドバイワールドC3着(繰り上がりだけれど)Magna Graduteと上昇中のChatinあたりがInvasorに適うか?(希望的観測)と言ったレベル。
レースはInvasorが4コーナーでの不利も難なく克服して楽勝。アメリカ移籍後は割りと接戦で勝ち星を拾ってきたタイプだったけれど今回は楽だった希ガス。123ポンド背負って(Magna Graduteとは5ポンド差)この楽勝なのだから相手の問題もあるけれども、06年アメリカ年度代表馬健在と言ったところか。次走はInvasor自身のキャリアにおいて唯一苦杯を舐めさせられた猫の待つナドアルシバ。あの時は4㌔Invasorが斤量を背負っていたわけだがさてさて今回はどうなるか。天下分け目の超決戦となりますか。
追記:上にも記したようにStrong Contenderが故障したわけだが、John Ward調教師によると腱を断裂したそうで引退が濃厚(ソース)。ハスケル招待ではBlugrass Catに大差ぶっちぎられたが、スーパーダービーでのLawyer Ronを抑えた走りが気に入って今年赤丸チェック馬の一頭に入れていただけに無念である。それにしても、4 to followいきなりオワタ\(^o^)/ちなみに、某スレの836は私ではないので念のため。。
センテナリースプリントC(結果)
ご存知のようにSilent Witnessのラストランに選ばれたレース。明らかにズブくなっていることに加えて「陣営が力に衰えが見れる」と泣きを入れるなど勝ち云々抜きにファンのために残り1戦走らせることにした感じもあるレース。
Silent Witnessは全盛期の姿とは程遠く先手も奪えず9着で引退。この馬が語られる際にスプリンターズSがよく出されるが、個人的には安田記念の走りが一番印象強い(まあ、現地で見ていたこともあるけれど)。安田記念でのSilent Witnessの走りは、それまでは17連勝といっても所詮はお山の対象的なネガティブイメージもあったSilent Witnesに対する評価を一変させ、スプリント・マイル路線における香港馬の強さは本物であると世界に示すきっかけになるものであった。香港競馬の国際的知名度を高めるのにこの馬が果たした役割は図りきれないほどのものがあったと思うし、逆にこれほどの名馬を興行的側面からしても自国のレースに是非とも呼びたいという競馬主催者も多かった。そんな意味ではこの馬の存在がアジア・マイル・チャレンジやグローバル・スプリント・チャレンジの創設を促した感もあるのかなとも。通算成績は29戦18勝。本当にお疲れ様でした(Silent WitnessのHPでファンのコメントが投稿されているようなのでお暇ならどうぞ)
で、レース自体は1000mは得意のScintillationが香港スプリントを圧勝して一番人気に支持されたAbsolute Championを抑えて勝利。Absolute Championは直線1000よりはコーナー有りの1200&1400の方でパフォーマンスを上げてくるタイプなだけに2着は仕方ない。Natural Blitzは得意の1000mで完敗なだけに今後は厳しいかも試練。