Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

有馬記念回顧

2005-12-25 23:35:42 | 中央競馬(回顧)
 現地に行ってましたが人の多さに唖然。東京の15万と中山の15万は同じ15万人でも体感密度としては相当違うということを改めて認識。

 さて、有馬記念は道中3番手という奇襲?にでたハーツクライが断然人気のディープインパクトの追撃を振り切って優勝。初のGⅠ制覇を果たしました。

 ハーツクライ。ルメールは予めある程度前に行くという考えをもっていたようなコメントを残していますが、こうした騎乗が出来たのはやはりしがらみが少ない外国人ジョッキーだからではないかと思われる。失敗しても干されることの無いということはやはり大きい。地方時代は大胆な騎乗が出来ていながら、中央入りするととたんに可もなく不可もない騎乗しか出来なくなるのもやはりそこに原因があると思う(特に○牧騎手)
 それに比べて中央は・・・。前にも述べたように積極的にレースに関与して惨敗するよりも後ろから行って最後にチョロっと差したほうが評価される世界なのである。ダイヤモンドSでユーセイトップランを勝たせた後藤騎手の騎乗はファンの目から見れば好騎乗、しかし関係者から見れば・・・なものなのである。
 確かに短期免許で来日するジョッキーは皆各国のトップクラスで技術も素晴らしい。ただ、日本のトップクラスも技術だけなら負けてない。勝負を左右するのは戦略力ではないかと考えさせられた有馬記念であった。

 ディープインパクトはこれで負けたといって上を見るのを忘れないで欲しい。もともと騒がれすぎだったのだ。これから冷静に関係者は敗因を分析して是非とも海外へ行ってもらいたい。今日の負けは仕方ない。ハーツクライに負けたのではなくルメールに負けた感がある。
 
 ロブロイ・・・藤沢先生には失望しました。JCからプラス12、天皇賞からはプラス20。そりゃ勝てるもんも勝てませんって・・・。