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電気自動車の普及について思う事

2009-07-01 02:59:54 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20090628031.html?C=S

『電気自動車(EV)が7月に発売される。これを受け、大手スーパーやガソリンスタンドなどにも充電器を設置する動きが広がってきた。環境負荷が小さいEVをめぐっては、1回の充電で走行できる距離が短いため、充電スタンドをきめ細かく配置する必要があり、充電拠点の増設を進める。また、充電器の設置場所を知らせるサービスを検討する企業も出ており、EV登場に伴って関連ビジネスも加速しそうだ。』

電気自動車元年と言えそうだが、電池の値段が大半でその値段は高い。この値段が今の10分の1位にならないと本格的な普及はないのではないか。それほど電気自動車のハードルは高い。

最近は普及のために多くの補助金が使われている。エコポイントにしても太陽光発電にしても、巨額の税金が投入される。最近思うことはこんなにして大丈夫?と思うのと、この補助金が本当に役に立っているの?と思うことだ。

最近の政府は末期症状なのか、人気取りなのか、バラまきを行っているように思う。それは全部国民の借金として後々私たちのもとに降りかかってくる。

再生可能エネルギーの普及のためには多額の費用がかかる。太陽光発電にしても風力発電にしても、地熱や、波力にしても、その普及は初期投資が大きい。しかしこれらのエネルギーは長い目で見れば投資金額を回収して利益をもたらす。国の政策としてはそちらに誘導すべきだと思う。その普及に多くのお金がかかるが、それを一人あたりに換算すると一人300円になるというと、とたんに反対が起きる。その負担金額が多いかどうかの議論もあるが、それ以前にそれを負担させることにアレルギー的な反発がある。

国の借金は、2008年度末で、846兆4970億円で、09年度末には、不況に伴う税収減や大規模な経済対策により924兆円と初めて900兆円を突破する見通しで、08年度末時点で、国民1人当たりでは約663万円の借金を抱えている計算となる。 2009年度はこの金額がさらに膨らんでいる。

しかし、考えてみれば国の大きな借金については鈍感で、個人の持ち出しについては敏感となるのも何か変だ。最近の政局は末期症状になっている。必要なことは日本の国をどのようにしたいのかと視点である。目先の現象だけに目を奪われていると大事な事を見失う危険性がある。
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