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環境税:1世帯当たり、年1127円負担増--具体案決定(毎日新聞)

2009-11-12 06:47:39 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20091112ddm002010096000c.html

『環境省は11日の政務三役会議で、地球温暖化対策税(環境税)の具体案を決定した。揮発油税(ガソリン税)の暫定税率廃止を前提に、すべての化石燃料を課税対象としており、1世帯あたりの負担額は年間で1127円増えると試算している。【下桐実雅子】』

環境税は税の金額もあるが、それがどのように使われるのかも問題だ。今、政府は予算の仕分け作業を行っているが、本来はこのような事は各省庁が予算提出の際に厳しく議論する問題であると思う。同様に集めた2兆円を将来の日本の為に使う事が出来るかが最大の問題といえる。

私たち納税者は税金の使われ方にもっと関心を持つべきであり、その予算の作られる過程や、その方向性にも注目すべきだろう。現政権は320議席の支持を得たかもしれないが、それは小選挙区制度のたまもので、賛成と同時に多くの反対があるこのも事実だ。それに前政権に比較すればなんとなくよさそうという程度の問題であり、民主党のマニフェストをすべて支持しているわけではない。

当然、このと事は現政権もわかっていると思うが、現実の政策では世論調査や直接国民の声を聞く方法を併用しないと大きな勘違いを起こす危険性がある。

環境税については多くの反対がある。それは直接負担する事に対する嫌悪感といっても良い。税金が増える事に対しては本能的に抵抗がある。しかし100歩譲って仮に環境税が将来の日本の為になり、しかも世界の為に貢献できるとわかっていれば考え方は少しは違ってくる。そのような考え方で進むかどうか?この点に注目していきたい。


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