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異なる意見の人を排除しない

2014-02-27 10:39:56 | ちょっと 『気になる』 はなし

『籾井勝人NHK会長は26日の衆院予算委員会の分科会で、理事に辞職届を書くよう求めたことについて「辞表を預かったことで萎縮するとは思わない。一般社会ではよくある」と述べ、問題はないとの認識を示した。』

この発言が物議を起こしている。辞表を預かるとは自分と意見が異なる場合、直ぐに辞めてもらいます。と言うのとイコールだ。とても一般社会でよくあることとは思われない。
そもそも意見の異なる人を排除しようとする考え方は世間一般には独裁と呼ばれている。物事は異なる意見を尊重することから新しい発想も生まれる。

ちょっと怖いのは戦前の考え方を彷彿させる動きだ。最近内閣法制局長官の憲法解釈変更の発言がある。安倍首相はこれらの人を使ってどのような国を造ろうとしているのか?
多少の意見の相違は無視して進めようとする意図があるのか?その点が怖い。

韓国や中国に対して対話の窓は開かれていると言いながら、その発言や行動は逆のことをしている感がある。勿論安倍首相の発言に共感できる部分もある。よく「丁寧に説明し理解を得る」との言葉をそのまま信用できないこともある。
パブリックコメントや意見聴取の会が実はアリバイ作りで、実は結論は決まっている。

時の権力者は理想の国を描き、それに共感する人を集める。それはそれで理解できるが、それと反する人は排除する姿勢では政権の将来はない。その思いが強ければ強いほど他人の意見を聞く姿勢が望まれる。

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