連日のイスラム国報道をみると何かむなしさを感じる。
アメリカをはじめとする国々がテロとの戦いと称して連日空爆をしている事実や
シリアとイラク国境沿いの人々に対する侵略もある。
平和な日本にいる限り戦闘の悲惨さは分からない。
しかし想像することは出来る。
繰り返される戦火の中で、人々の暮らしは破壊され
考え方も変わってしまう。
生後三週間のわが子を日本に残し
それでもこの紛争の地に向かった後藤さんの気持ちは
想像できないが、そこまで駆り立てる何かがあった。
ニュース報道で私たちに伝えられる真実は一方の真実でしかない
それと同じくらいの真実が一方にある。
そのような現実にやりきれなさを感じる。
私たちは両方の真実を胸に収め
そして今何をすべきかを考えなければならない。