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運転士 ブレーキ確認せず離席(NHK) 

2009-04-22 06:06:33 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://www.nhk.or.jp/news/k10015499091000.html

『『19日夜、津市のJR名松線で駅に停車中の列車1両が無人の状態で動き出し、およそ8.5キロにわたって走行した問題で、この列車の運転士は車両にブレーキがかかっていることを確認する作業を行わないまま運転席から離れていたことがわかりました。

この問題は19日午後10時すぎ、津市のJR名松線・家城駅で、エンジンをかけたまま上り線に停車していた列車1両が、運転士が運転席から離れた間に動き出したもので、無人のまま緩やか坂を下って3つの駅を通過し、およそ8.5キロ離れた踏切付近で停車しました。JR東海によりますと、この列車は20日朝の運行に備えて、上り線から下り線に車両を移動させることになっていましたが、作業を担当していた25歳の運転士は、エンジンを始動させたあと、車両にブレーキがかかっていることを確認する作業を行わないまま、運転席を離れていたことがわかりました。このあと運転士は、およそ5分間、自分が宿泊する駅の構内の部屋に私用で戻っていたということです。警察では、ブレーキが十分にかかっていなかった経緯についてJRの関係者や運転士から詳しく話を聞いています。JR名松線では3年前の平成18年8月にも、今回と同じ家城駅で、車輪止めをしていなかった列車が8.5キロ先まで無人で走行するトラブルが起き、運転士が業務上過失往来危険の疑いで書類送検されています。』

3年たつと再発防止も有効性がなくなるものらしい。我々は日常生活でもついうっかり忘れてしまうことがある。それは気の緩みと言ってしまえばそれまでだが、安全にかかわる仕事をしている人はそうもいかない。今回の場合、重大な事故にならなかったのが、不幸中の幸いというべきか?しかし、重大な事故になるかどうかは確率の問題であり、それで問題がなくなるわけでもない。

再発防止はその原因追究がきちんとされ、その原因について対策が実施されないといけない。今回の場合について考えてみる。

今回の場合、運転手はエンジンをかけたまま、ブレーキをかけず列車を離れたとある。緩やかなカーブというのも今回の原因らしい。

たとえば、エンジンをかけ、停車する場合に自動的にブレーキがかかる仕組みになっていれば、今回のようなことはないだろう。また、停車する位置が引き込み線にあり、車止めがある場所であればとか、エンジンをかけた状態で、外に出るとブザーが鳴るとか、人間がそれを忘れても自動的に安全側に停止するフェイルセイフ機能がついていたらと思う。もっもこのようなケースははごくまれに発生するものであり、ほとんどの場合は何の問題もない。運転手の基本的な動作。日常訓練によるものが大きいと思う。やはり、原点にかえって初歩的な安全訓練からはじめるべきか。
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