エコビレッジ

ちょっとオシャレな『エコライフ』に参加しませんか!

田中好子さん 肉声のメッセージ(NHK)

2011-04-25 17:52:11 | ちょっと 『気になる』 はなし

『アイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーで、今月21日に乳がんで亡くなった女優の田中好子さんの告別式で、亡くなる3週間ほど前に、病室で録音されたという田中さんのメッセージが、突然、流されました。この中には、震災の被災者の力になりたいという思いや関係者への感謝の気持ちが吹き込まれていました。

このテープは、田中さんが「自分が亡くなったときに集まってくれた人に聞いてほしい」と、先月29日、病室で録音されたものだということで、告別式の最後に、夫の小達一雄さんが喪主のあいさつの中で、突然、紹介しました。テープの中で田中さんは、冒頭、東日本大震災の被災者について触れ、「被災された皆さまのことを思うと心が破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは天国で被災された方のお役に立ちたいと思います」と弱々しい声で話し、みずからに近づく死を感じながらも被災者に思いを寄せていた様子がうかがえます。また、10代でデビューした長い芸能生活を振り返り、「キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝しています。特に蘭さん、美樹さんありがとう。2人が大好きでした」と語りかけていました。そして、女優の仕事については「映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった」と語り、無念さをにじませました。最後は、「社会に少しでも恩返しできるように復活したいと思っています。その日までさようなら」と結んでいました。参列した人たちは予想もしていなかった田中さんの肉声に驚き、涙を流しながら聞き入っていました。』

自分の死期を予測していたのでしょか?女優という職業ではありますが、いつも注目されてしまう自分が悲しい感じがします。私たちの一生はどのような形で閉じるかわかりませんが、常に自分に正直でありたいと思います。そのような気持ちはどこかに現れるものでしょう。「天国で被災された方のお役に立ちたい」という言葉は田中好子さんの人柄を表しているのでしょう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 原発20キロ圏、立ち入り禁... | トップ | 盛り土道路で堤防・海岸に避... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ちょっと 『気になる』 はなし」カテゴリの最新記事