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東京モーターショーとアジアの環境(07/11/2)(日経エコロミー)

2007-11-02 06:44:40 | 地球環境問題
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071101cd000cd&page=2

自動車と環境のかかわりは非常に大きい。エネルギー大量消費型産業の代表である自動車業界も生き残りをかけてその方向を模索しなければならない。

20世紀は自動車の時代であった。燃料が安く無限に供給される中で、その時代を築いた。21世紀は環境の世紀といわれる。何億年もかけて作られた化石燃料をたった200年で使い切る事の重大さに気付き始めている。これからの時代、大排気量で大量に燃料を消費する事のむなしさを考えなくてはいけない。

最近のガソリン価格の上昇は大変な事だと思うが、リッター150円を越え、200円、300円という事もありうる。他の製品と比較してガソリン価格が高いのかどうかという問題ははあるが、個人で消費する事を考えると、やはり休日のドライブは少し控えようという事になるのだろうか?

いずれにしても安くて、大量に消費する時代は確実に終演を迎える。有限な資源を大切に使う事、未来の子供たちに残していく事。21世紀は改めてこの事を考えなくてはならない。自動車は私たちの生活になくてはならない存在ではあるが、その時代のあり方を反映していく。東京モーターショーもその流れを無視する事はできない。
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