あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

2020 京の温所 釜座二条(4) キッチン大解剖

2021年01月02日 | 日記

旅に出て「キッチンに立ちたい」なんて思うことはほぼないです。
でも、今回はこのキッチンを使ってみたい~って思いました。

設備とか、備品とかいろいろとアップしてみます。

カトラリー

クチポールのカトラリーと美しいお箸

お皿収納

中村好文さんが手がけているキッチンのお皿収納。
イッタラシリーズが入ってました。

深みのあるボウルもあります。

お鍋・調理器具

この下の段には…ストウブのお鍋もあったのだけれど、なぜか撮り忘れた(;'∀')

この三日月は栓抜きです。おしゃれや~。

IHとオーブンレンジ

その隣の細い引き出しにもいろいろと入っていました。

でも…今どきターンテーブルの電子レンジ?(ちょっと古い?)
我が家はガスなので、IHの使い方にちょっと戸惑う。

シンク

シンクに少し溝があって、まな板とかかけられるようになっているのも中村好文さんのデザイン。

コーヒーカップもイッタラシリーズでした。

シンクの下にはごみ箱がありましたが、すぐにいっぱいになっちゃうサイズだな(笑)。

使ってみたかったBALMUDAの電気ポット。

お茶セットもありました。

冷蔵庫は一人暮らしかふたり暮らしくらいのサイズ。

コーヒー豆(粉)もあったので、翌朝淹れてみました。

料理をする場合は調味料が必要ですが、スーパーで買ってきたお惣菜を温めて宴をするくらいなら十分すぎるほどでした。


2020 京の温所 釜座二条(3) ミナペルホネンと中村好文の世界

2021年01月02日 | 

とうとうやってきました~!
もう、ここに来られればどこに行かなくてもいい(笑)。

チェックインぎりぎりからチェックアウトぎりぎりまで楽しみたいお宿です。

12月は特別な暖簾がかかっているそうで、普段は紺色ですが、12月は淡いピンク。
聖母マリア、幼子イエス、羊飼い、ロバが描かれています。
暖簾は「望月通陽」さんの作品とか。

暖簾をくぐると、すぐに粽が現れます。
このあたりのお家にはたくさんかかっていました。

京都の祇園祭で売られる厄除けなのだそうです。それにしてもかっこいい。

お宿の見取り図はこんなふうです。(チェックインしたときにいただきました。このイラストもすてき)

玄関は石畳で、レースガラス(レースの布が閉じ込められている素敵なすりガラス)の扉を開けるとホールがあります。

預けておいた荷物は玄関を入ってすぐのトランクスペースに置いてありました。

入ってすぐに収納たっぷりはいいですね。

トランクルームと反対側に2階へ続く螺旋階段。その奥にダイニングキッチンがあります。

そうそう、このダイニングルームに来たかったの。

そしてダイニングルームの先にはライブラリーです。

外から眺めるとこんな感じ。うっとり。

CHOUCHOのベンチ。

ダイニングと壁を一枚へだてて、サニタリーがあります。

この高野槙のお風呂。いい香り。そして向こうには坪庭。

螺旋階段を上がった先には右左に2つの部屋があります。

ひとつは庭の木を愛でる部屋で寝室。

その部屋の奥にクローゼットと秘密基地のようなデスクスペース。

そして反対側のお部屋は玄関スペースのちょうど上で、屋根裏気分が味わえる小さな和室。

天窓がまたすてき。

のん太郎も「建築家が設計したところを見てみたい!っていうのと屋根裏部屋に憧れていて、その両方が叶った!」と興奮気味でした。

私はとにかくこの宿を余すところなく堪能したい。

だんなの人は「ここに実際済むようになったらどこにテレビは置くのかな?」「どこでのんびりしたらいんだろう?」なんて言っていました。

はぁ。
もう、ため息しかでてこない。

楽しくて楽しくて仕方ない。

今夜はここで夕食を食べるため、食料を買い出しに行きます。


2020 京の温所 釜座二条(2) 世界遺産二条城

2021年01月02日 | 

JR東海のEX早特21ですが、モバイルチケットにしなかったため、使いづらかったです。

ネット予約するときに4桁の暗証番号設定するんですが、それがどこで使うかがイマイチ分からなかったのと、発券が近場だと東京駅でしかできないので事前発券できず、新幹線に乗る前に結構ばたばたしました。(余裕を持ったほうがいいです)

発券機でPW入れるのですが、それが4桁以上8桁未満で、暗証番号はここで使うんだな!と思ったのですが、違いました。ネット予約する際に会員登録するのですが、そのPWを入れるんです。しかも私のPWが8桁以上あるので、絶対それじゃないと思い込み…結局窓口で発券してもらいました。(8桁以上ある場合は8桁目まで入れて、でOKとか。わかりづらい)

新幹線ネット予約に関しては、完全にJR東日本に軍配があがります。(まだ使いやすいし、事前にそれぞれのSUICAに登録できるのでそのままスイスイ)それしても、JRって横のつながり薄いな。

*

13時過ぎに京都に到着。
帰りのチケットも発券しておきました。(もう慌てるの嫌だ!)

今夜のお宿「京の温所釜座二条」は(株)ワコールが京町屋保全による京都の景観維持と地域共生を目的として京町屋一棟貸しを宿泊事業をはじめたものです。住み手がなく手付かずとなった町屋を外観や柱・梁などはできる限り残しながら現代の環境に合った上質なリノベーションを行って宿泊施設として運営し、10~15年後にはそのままの状態で借りていたオーナーに返すのだそうです。

というわけで、チェックインはそれぞれの宿ではなく、八条口ほど近いワコールで行います。
14時までにチェックインすることで、荷物も預かってくれ、私たちが宿泊する宿へ運び入れておいてくれます。

ちなみに、今回泊まる釜座二条は建築家の中村好文さんが携わっているとのことで、建築家さんがご指名で泊まることも多いのだとか。
あたしはただの「建もの探訪」好きなだけですが。

*

荷物も預けたので身軽になって、チェックインまでの時間、二条城へ行くことにしました。(宿からも歩いていける距離)

二条城は予想通り(失礼!)密ではなく、のんびりと観覧できました。
しかも、入場料にGOTOトラベル地域共通クーポンも利用できました。QR決済自体初めてだったのですがとっても簡単・便利。そしてお得。

二条城は大政奉還がされた歴史的建造物です。

教科書にあるこの風景がそのまま残されています。(のん太郎がネットで画像を探してきてくれて、見比べて楽しかった)

もともとは徳川家の将軍が京都に来た時の宿泊所でしたが、大政奉還後は天皇家の離宮となりました。なので、徳川家の葵の御紋と天皇家の菊の御紋の両方があります。(葵の御紋に、のちに菊の御紋をかぶせたのだとか)

到着前にお昼は済ませてきたものの、小腹がすいてきたので一休みすることに。二条城の敷地内にある「和楽庵茶房」というところでお茶をしました。(のん太郎が「こういうことでもないと、こんなところでお茶しないから、お茶しよう!」と)

和楽庵のまえはまだ少し紅葉が残っていました。

京都に来たらフォトジェニックなパフェを食べたいなぁ~。でもそういうところは人気で、混みあうだろうなぁ~と思っていたのですが、この茶房にも「家康」なるパフェがありました。(お値段は2,000円でかわいくないけど)

ここでもGOTOトラベル地域共通クーポンが使えたので、豪勢にも頼んじゃいました。(家族で1個だけど)

私はせっかくなので京都の雰囲気を味わうべく抹茶を。
初めて抹茶を点てました。たのしい。

少し肌寒かったけれど、温かカーペットも敷き詰められて、窓は全開だし、お客さんも3組くらいでした。

そのあと本丸へ。
と、その前に、お堀の鴨や鯉にエサやりするメンズたち。

のん太郎は「興味ない」と言っていたのに、途中からちょうだい!といって、一生懸命エサやりしてました。

本丸は残念ながら修復中でしたが、それもあって空いていたのかも。

城内にはたくさんのもみじがあって目を楽しませてくれました。


2020 京の温所 釜座二条(1) コロナ禍の旅の模索と手配記録

2021年01月02日 | 

(この旅は12月初旬に行った旅の記録です)

前回の夏の旅で「コロナ禍の旅」を考えてみて。

正直に話すと、行く前に家族内で反対意見がなかったわけではありません。

「感染対策をして、家族単位で、出先でも混雑を避ける」といったことを念頭に置いたので、実行できるのと思う、と話しました。

実際に旅に出てみて感じるのは「旅に出ると人は気が緩む」です。
まぁ、それが非日常を味わうための「旅」の目的でもあるんだから仕方ない…と今まではそうなんだけれど、やはりそこはきちんと考えなくちゃ!と思いました。

せっかくここまで来たんだから「話題のものを食べたい」。せっかくここまで来たんだから「話題の場所に行きたい」っていう欲は、この状況においては少し我慢が必要。

でも、旅をする欲求っていうのもなんとか叶えてあげたい(自分の中の欲求なんですけれど)。

私が旅をするときには何か目的やテーマをもって計画します。

例えば、ゴールデンカムイの世界を旅しよう…ということでアイヌ文化に触れる旅にしたり、のん太郎が中学受験の時は(我慢する年なんだけれど)せっかく行くからには世界遺産とか、なにか、文化に触れる旅にしよう…で広島だったり、海外に行ったときは、オーロラを見に行くとか、ムーミン谷にムーミンに会いに行くとか。

おじいちゃんおばあちゃん、妹ファミリーと行くときは、目的というよりは三世代が楽しい旅先を考えたり。

そこで、コロナ禍だと「家族単位」「密を避ける」が旅計画ではポイントかな、と考えました。

のん太郎が中学受験の時に買って眺めてストレス解消をしていた、『Casa BRUTUS』のライフスタイルホテル特集。いつもマガジンラックに置いて、その表紙を眺めては癒されています。
この本に掲載されていた、ミナペルホネンプロデュースの「ウミトタ」と「京の温所釜座二条」。

…憧れでした…

そして、最近気に入って録画しておいたNHKの「趣味どきっ」の「人と暮らしと、台所」の特集で知った中村好文さん。

ややっ!
京の温所釜座二条ってこの二人プロデュースだったはず。ということで、一気に泊まってみたくなりました。

しかもGOTOトラベルで宿泊代35%引きになる。
我が家としてはとても高い宿泊代だったので、こんな特典がない限り一生縁がないかも!

冬休みになると人が一気に動き始めるだろうから、のん太郎の期末テスト休みを利用できたらいいな…と思ったら、ちょうど予約可能で、高まる高揚感。

本当なら2連泊したかったけれど、そこはお財布事情が許さず、同じ『Casa BRUTUS』に掲載されていたエンソウアンゴ高辻富小路を2泊目にしました。(エンソウアンゴは現在はTHE GENERAL KYOTOに改称)

新幹線はEX早特21というのを利用しました。

EX早特21とは…
乗車日の1か月前(10:00)から21日前(23:30)まで予約可能)
乗車駅を朝6時台、昼11時~15時台に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席が予約可能。指定車以外への乗車はできず、座席限定の商品。(設定除外日あり)

いろいろ制限があるものの、お得な料金にするっていうことは、その時間帯の新幹線が人気がない、ということ。それは車内が混みあわないと予想されるため、コロナ禍の旅においてはとてもいい環境だと思いました。

安くて密を避けられる。この上ないことです。(実際は乗車率50%くらいでした)

夏休みの旅と違って、GOTOトラベルキャンペーンが本格始動しており、現地で利用できる地域共通クーポンというのもついてきました。(釜座二条で11,000円分、THE GENERAL KYOTOで4,000円分。←こう考えると、THE GENERAL KYOTOは約10,000円で朝食付きで3人宿泊できてる)

それでは、感染症対策をして、健康に留意していってきます。