~Le Petit Bonheur~

ベルギー、中国、日本を経て、次はアメリカへ!

ヴァイオリンとの再会

2010年10月08日 | 趣味:音楽 ヴァイオリン
ベルギーに来て、仕事をしていないうちにやりたかったことの一つ「ヴァイオリン復活」[ぴかぴか(新しい)]
昨日は色んな偶然が重なり、ヴァイオリンとひっさびさの再会。おそらく10数年ぶりにまともに弾く。
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3歳でアメリカ・シカゴで始めたヴァイオリン。
那須先生は、たくさんの生徒を抱えていて、季節ごとにイベントに参加して弾いたり、老人ホームに弾きに行ったり、アンサンブルしたり、たくさん弾く楽しみを見出せるチャンスを与えてくれた。
その頃はヴァイオリンが大好きだったっけ。

日本に帰国後、同じマンションにプロ育成の有名な先生がいた。
小国先生について、毎日3時間の練習生活が始まる。突き指するから球技禁止、低血圧なのに朝5時起き。
小学生の私には、辛くて、段々ヴァイオリンを弾くことにプレッシャーを感じてきた。普通にみんなと同じ遊びをしたかった。
週一で、チェロとのアンサンブルを組ませてくれて、それはとっても楽しかったけど。
ヴァイオリンやめたい、、と思っていた矢先、不運にも、先生が若くして他界。
高校受験も重なり、ヴァイオリンを弾くことで、先生を思い出してしまい、弾くことが辛くてやめてしまった。

絶対に復活して、また弾いてほしいと親はいつも言っていた。
ベルギーに行くことを、シカゴにいる那須先生に伝えたら、偶然にもお弟子さんをベルギーにスカラシップ出して派遣しているから、連絡してみなさいと[exclamation]
お弟子さんは、別所友希さんというピアニストさん。コンサートもされているのですぐに連絡できて、ヴァイオリンの先生を紹介してくれた!

復活しようかどうか数ヶ月考えた結果、勇気だして、ヴァイオリンの先生に電話。
気さくに、「あーら、是非来週、一度きてみてください~」といってくださり、腹を決めて、「はい、お願いします」とその場で決めて答えた。

ついに、再開しちゃうのか~~~~[exclamation×2]
十年数年越しの復活計画がいよいよ始まるのか。

日本から船便で大事に持ってきた、ヴァイオリンを恐る恐る空け、チューニング。
まずチューニングの音感が久々すぎて、全くとれない・・。
ネットから音源引っ張ってきて、音階を弾いて、昔の曲をピックアップ。

ヴァイオリンしているときの親は本当に厳しくて、久々に楽譜をあけたら、喧嘩してぐちゃぐちゃになってる楽譜が出てきた 笑。
小学校のときに弾いた、「ラ・フォリア」からやってみた。

もちろん思うようには、弾けない。
けど、長年ブランクの割りに、どうにか弾けた。そして楽しい~~[ぴかぴか(新しい)]
気づいたら無心になっていて、2時間が経過していた。汗までかいてるし。
ヴァイオリンの弾いてる時間って、全てを忘れてニュートラルな感覚になることを思い出す。
ムーのこともあって心配で仕方なかったけど、その瞬間だけ、開放された。

昔のように、ガッツリ練習するのではなく、またアンサンブル組んだりできるレベルに持っていって、楽しんで弾けたらいいな。J君は、ヴァイオリンの音色は本当に綺麗だといって、もっと聞きたいし、頑張ってほしいといってくれた。
いつか親にも、聞かせてあげられたら最高。

今度は、細々、長々といけたらいい。
復活計画の第一歩でした。


その後、病院に行ってムーの面会→学校。
ムーは、液体の食事なら、食べてくれたそう。少しだけ回復しているように見えて、ちょっと安心。
もう数日は入院継続。
本当に、早くよくなってね、ムー。