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とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

機動戦士ガンダムOO 1話感想 『ソレスタルビーイング』

2007-10-06 20:10:19 | 機動戦士ガンダム 00 (ダブルオー)
期待が大きすぎたのか、予習不足のせいか、微妙な立ち上がりに感じてしまいました。

◆アバン
あれは内戦の風景ですか?
これまでのガンダムの主人公が中立コロニーで生まれ育ち戦争知らずだったのとは対照的な環境ですね。
今回、突如現れ、敵を撃ち落す白い機体(ガンダム?)は刹那にとっては希望と思えたのでは、と思います。
争いを失くすためには武力が必要である、と。

ゆえに、刹那の戦う動機は純粋に戦争を失くす事にあると思う次第です。

◆武力による武力の排除
主人公達は完全なるテロリストですが、放送電波で「正義」をかざす事で大衆の支持を得ようとしておりますね。
ってか、慈善団体ではあるまいし、武力行使の狙いが意味不明。
世界から戦争を失くすのであれば、武力行使をするべきではないし、明らかに矛盾しています。
私設武装組織なので政治の力で戦争を終わらせる事はできないため、武力にあやかっているといったところか。
資金調達方法等も含めて考えると、バックに支援がいそうな集団ですな。

◆ソレスタルビーイングのバック
刹那は(アバンの描写からも)純粋に戦争根絶を目指しているのではないかと思えるのだが、他のキャラの武力行使の動機はこれから明らかになるといったところか。
ソレスタルビーイングの幹部は、戦争根絶という「正義」を掲げる事で大衆の賛同を得て内部の士気を上げようとしていると考えられます。
真意は別の所にありそうですが…。

彼らは戦争を起こしたくても戦争をできない国の身代わりとして武力行使を行っているという事も考えられますね。
公式HPの設定を見てもエネルギーを独占しているのは、ユニオンとAEUと人類革新連盟の3大国だけのようで、恩恵を受けない他国が3大国に反発するのは自然な流れですし。
ゆえに、戦争勃発によるリスク回避の駒としてソレスタルビーイングが設立された可能性もあるかと思う次第です。
また、ソレスタルビーイングの情報網の広さは人類革新連盟への反抗テロを予測するくらいですので、やはりただの私設組織ではなさそうですな。

純粋に戦争を失くすために戦争の駒として戦う刹那と3大国に反発しようとする各国の思惑が絡み合う展開になりそうな感もありますね。
あくまで予想ですけどねw

◆正義とは
特攻?
まったくテロリストってのは・・・


このアレルヤの台詞は何気に良かった。
なぜなら、自分達をテロリストと思っていないという事を証明する台詞だから。
彼が己の言葉の矛盾に気付いていないのはソレスタルビーイング幹部にとっては、内部の士気高揚を維持しているという事なので、一定の成果であると言えるでしょう。
正義のための武力行使はテロではなく「正義」ですよ、と。

◆曲
OPはまずまずですが、EDはずっこけましたw
あのノリは何か作品と合っていないぞ。
SEEDと比較すると楽曲のレベルはかなり下がっていますね。

1話目にしては淡々としていてインパクトに欠けていたように思います。
今後に期待ですな。
以上。


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