この作品は戦場というものを感じさせてくれますね。
ちょっと鳥肌が立ってしまったよ。
◆勘違い
私だってあなたに死なれたくないわよ
ウッソ
何とまともなカテジナか(笑)。
ウッソはカテジナを死なせたくないから戦場に出る覚悟を決めたのですが、カテジナもウッソには死なれたくないからウッソを戦場から遠ざけようとしていた。
ここで齟齬が生じてしまっている。
この辺りから、後のウッソとカテジナの対立の伏線が張られているのでは、と思う次第。
また、今回のアバンで、、、
戦場が人を狂わす
とあったのですが、これも戦場がカテジナを狂わす事になるという伏線かな、と感じ得ますね。
◆不安なシャクティ
ウッソが戦争に取られていくの?
戦争がウッソを持っていくの?
シャクティの不安はウッソが戦争に持っていかれてしまう事だった。
作中では幾度もウッソが戦争に駆り出される事を不安視するシャクティの姿が描写されているだけに、今後も丹念に描写していくんだろうな。
◆ブーツ無しで戦うVガンダム
凄すぎ(笑)。
ブーツ無し(上半身のみ)の空中戦で敵を撃破しまくるとはw
ウッソも腕を上げてきましたね。
◆同士討ち
死を恐れる兵士を撃墜し同士討ちを演じたベスパ。
ってか、素直にMSを放置して脱出ポッドで脱出しろよ(笑)。
味方にしがみつくようでは戦場ではただの迷惑だろ。
判断力の無い奴だな。
◆クロノクルとカテジナ
潜入していたクロノクルによってカテジナとオイ・ニュング伯爵が人質に取られた。
ってか、クロノクルの紳士的な対応にカテジナの心は揺れ動いている模様。
クロノクルもベスパの中では紳士だが、他のベスパの連中は狂ってしまっていますからね。
◆伝説
この時代にはガンダムが抵抗のシンボルという伝説があるようです。
ってか、いつの間にそんな伝説が生まれたのか。
Zガンダムにおいて「ティターンズに抵抗するガンダム」という構図が作り出されて以来、伝説となったという事なのでしょうか。
◆騎士道
ワタリー・ギラ大尉は騎士道を重んじる兵士だったが部下を自らの手で抹殺するなど汚れた騎士道を演じてしまった。
そして、13歳のウッソがガンダムのパイロットという残酷な現実を知ったワタリーは号泣しながら自爆するのでした。
何とも悲しい最期ですね。
彼はカテジナ同様、ウッソに戦争の意義を突きつける役回りだったのでしょう。
戦争が人を狂わせるとはこの事。
そもそも戦争とはそういうものさ、というのが描かれたのが今回の話だったんじゃないかな。
以上。