足利にある「こころみ学園」・「ココファームワイナリー」
聞き覚えありますか?
沖縄サミットの晩餐会ではシャンパーニュ製法で作られたココファームのスパークリングワイン「NOVO」で各国首脳が乾杯をしました。
こころみ学園は学校を卒業した知的障害者が自活できるようにと作られた施設です。
1950年代に川田園長が特殊学級の生徒とともに急勾配の山の斜面を開墾し葡萄畑を作ったことがはじまりだそうです。公的援助をうけず学園をつくりその後、園生の親たちが出資して設立したココファームワイナリーでは一部の園生がアメリカの醸造技術者ブルース・ガットラヴ氏やスタッフとともにワイン造りに携わっています。
詳しく説明したいと何度も書き直しを繰り返したんですが、ちょっと知っただけの私ではちゃんと伝えられないことと、人それぞれのとらえ方で考えて欲しいので余計なことはやめます。少しでも興味をもっていただけたら、HPをご覧になってください。ココファーム
+++++++++
勾配38度の急斜面
園生たちも登って降りて・・・
草刈り、剪定した枝拾い、房のカサかけ、傷んだ葡萄の摘粒、収穫等々
体力や注意力を養うことも必要という方針
葡萄を枝とわけたり、ジュースにしたりの作業機械
来訪者の体験もあるようです
ワイナリーのショップ
屋内外でお茶したり食事もできます
もちろんワインも!
試飲は500円で5種、チーズやドライフルーツつき
これは初心者(?はじめて訪れた人にベーシックなもの)コース
運転手は横で指をくわえて見るしか・・・
「はい、香りだけどうぞ」
はじまり以来ずっと作り続けているワイン「あしかがここわいん」
やや辛でライト
きりっと冷やして飲みたいです
酸味も心地よいドライな辛口白ワイン
和食~洋食、チーズも範囲は広そう
ショップの入り口
左下の写真立てには川田園長(左)とブルースさん
ブルースさんは89年から半年の約束で来日したものの川田園長の
こころざしと園生の働く姿に触れ、共感を覚えて日本にとどまり、
現在もワイナリーでワイン造りをしている。
他にやや重めの赤・オークバレルを買いました。
葡萄はメルロー種。試飲では日本のワインとしては飲み応えに対してお得なお値段と思いました。
+ + + + + + + + + +
園では受け入れるキャパも限られています。
こうして共同生活や働く場所を作ること
一般社会でもっと受け入れること
どちらがいいのか、どちらが幸せなのか、わかりません。
知的(に限らず)障害のある人が生活の近辺にいたら、ちゃんと接することができるのか自信はないけれど、少しでも感心を持とうという気持ちになります。
+ + + + + + + + + +
とはいえ、そういう場所を探して飛び込むことはしないだろうし、
せめてココファームワイナリーのワインをおいしく飲んで、こころみ学園やワイナリーの人たちのほんの小さな小さな小さな支えにでもなれればと思うのです。
結局なんだかんだ言って飲む話。
聞き覚えありますか?
沖縄サミットの晩餐会ではシャンパーニュ製法で作られたココファームのスパークリングワイン「NOVO」で各国首脳が乾杯をしました。
こころみ学園は学校を卒業した知的障害者が自活できるようにと作られた施設です。
1950年代に川田園長が特殊学級の生徒とともに急勾配の山の斜面を開墾し葡萄畑を作ったことがはじまりだそうです。公的援助をうけず学園をつくりその後、園生の親たちが出資して設立したココファームワイナリーでは一部の園生がアメリカの醸造技術者ブルース・ガットラヴ氏やスタッフとともにワイン造りに携わっています。
詳しく説明したいと何度も書き直しを繰り返したんですが、ちょっと知っただけの私ではちゃんと伝えられないことと、人それぞれのとらえ方で考えて欲しいので余計なことはやめます。少しでも興味をもっていただけたら、HPをご覧になってください。ココファーム
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勾配38度の急斜面
園生たちも登って降りて・・・
草刈り、剪定した枝拾い、房のカサかけ、傷んだ葡萄の摘粒、収穫等々
体力や注意力を養うことも必要という方針
葡萄を枝とわけたり、ジュースにしたりの作業機械
来訪者の体験もあるようです
ワイナリーのショップ
屋内外でお茶したり食事もできます
もちろんワインも!
試飲は500円で5種、チーズやドライフルーツつき
これは初心者(?はじめて訪れた人にベーシックなもの)コース
運転手は横で指をくわえて見るしか・・・
「はい、香りだけどうぞ」
はじまり以来ずっと作り続けているワイン「あしかがここわいん」
やや辛でライト
きりっと冷やして飲みたいです
酸味も心地よいドライな辛口白ワイン
和食~洋食、チーズも範囲は広そう
ショップの入り口
左下の写真立てには川田園長(左)とブルースさん
ブルースさんは89年から半年の約束で来日したものの川田園長の
こころざしと園生の働く姿に触れ、共感を覚えて日本にとどまり、
現在もワイナリーでワイン造りをしている。
他にやや重めの赤・オークバレルを買いました。
葡萄はメルロー種。試飲では日本のワインとしては飲み応えに対してお得なお値段と思いました。
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園では受け入れるキャパも限られています。
こうして共同生活や働く場所を作ること
一般社会でもっと受け入れること
どちらがいいのか、どちらが幸せなのか、わかりません。
知的(に限らず)障害のある人が生活の近辺にいたら、ちゃんと接することができるのか自信はないけれど、少しでも感心を持とうという気持ちになります。
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とはいえ、そういう場所を探して飛び込むことはしないだろうし、
せめてココファームワイナリーのワインをおいしく飲んで、こころみ学園やワイナリーの人たちのほんの小さな小さな小さな支えにでもなれればと思うのです。
結局なんだかんだ言って飲む話。
今週から始まった「僕の歩く道」などのドラマをきちんとした形で伝えてくれたら、障害を持つ人たちのこともきっと理解者が増えるのだろうなあと思うのですが・・・。
9月号でココファームのワインを紹介しました。
ココファームのHPにも載っています。
http://www.cocowine.com/winery/index.html
2006年08月04日 酒を愉しむ男の料理
「月刊リベラルタイム9月号」の酒を愉しむ男の料理に“こころみ学園園生がつくるワインとタラとじゃがいものカリカリオムレツ"が紹介されました。
ココファームワイナリーの存在を知っていれば充分寄れる時間でした…。
残念です
でもワインを飲むときはあんまり気にせずおいしさを存分に味わってくださいね~。
いずへいさん、
わー、そうだんたんだぁ。
タラとじゃがいものカリカリオムレツ。。どんなのかしら? ワインとあわせて食べたいなぁ。
hananaさん、
ワイナリーは駅からはタクシーで20分くらいとか。ちょっと不便な場所ですが、また機会があったら寄ってみてくださいね。