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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ぶどう剪定体験@勝沼

2008-02-12 | 花・風景・旅・他
今週末ちょっとソウルに行ってきます。


なのに・・・

なのに・・・


国宝の南大門(ナンデムン)が焼かれてしまいました。


なんでーーーーーーーっ!!!???(←こんな時にダジャレじゃないですから)



あまりにもショックです。
悲しいです。


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さて、気を取り直して。

またまた勝沼に行ってきました。

今回はうっすら雪景色の勝沼でぶどうの剪定体験です。



勝沼(山梨県甲州市)はJRの駅名が「勝沼ぶどう郷」であることからもわかるようにぶどうの生産量が多く、また大手から中小まで数多くのワイナリーがあってワイン醸造においては国産ワインの約1/4のシェアを誇るそうです。

そして、古くから栽培されてきた甲州種のぶどうから作られる白ワインはEUに今年本格的輸出されることになりました。


では、剪定体験のお話です。



グレイスワインの名で親しまれる勝沼のワイナリー=中央葡萄酒企画のぶどうの「剪定体験」というイベントに参加してきました。


いつものように電車を乗り継ぎ「勝沼ぶどう郷」駅に向かいます。

・・・がなんということ!

途中信号故障で電車がストップ。
高尾駅から先は単線なのでこういうトラブルがあると大変なんです。

よりによって今日そんなことにならなくったっていいじゃない、と自分本位な不満をもらしつつ。


結局高尾駅で足止めされること1時間以上。 


どうなることかと思いましたけれど、1時間強の遅れで勝沼に到着し、どうにか短い時間ながら剪定体験をさせていただきました。






鳥居平(トリイビラ)と呼ばれる丘の斜面
ここは良いぶどうができるのだそう 
垣根式の畑で剪定をするぶどう品種はメルロー






すでに先に到着されていた高速バスや車組の方たちの剪定したあと




右側の切り口がまだ青い枝が剪定されたところ
枝の付け根から2つの芽を残しそこから先をちょっきん
この剪定方法はコルドン(短梢)と言われるのだそうです

付け根のこちら側に一つ、先端近くの裏側にもう一つの芽




芽が出るころ、切り口から流れ出る水分が芽を腐らせてしまうことがあるそうなので水が下に落ちやすいよう切り口は斜めにするのだそうです。




あったかい室内に入ってセミナーと試飲、そして手作りの甲州名物ほうとう
さすが甲州ワインは和食に合います
しかも甲州のほうとうとなれば合わないわけがありません




中央葡萄酒の甲州ワインは鍋料理や天ぷらといった和食にとってもいいと思います。




帰る頃には天気予報がばっちりあたって雪模様
今夜も積もりそう




剪定の方法はコルドン(短梢)&ギヨ(長梢)とあるのだそうですがここではその説明は省略。。。(説明できないわけじゃないですからー)


この剪定でそのぶどうの木の今年の収穫が決まるくらいに言われ最初は恐る恐るでしたが、コルドン方式というのは梅の剪定と同じなのがわかり楽しくちょっきんちょっきん。


切り落とした枝のうち元気そうなのを数本いただいて、お持ち帰りさせていただきます。 水に挿しておくといずれ芽が出て根も出るので土に植え替えてあげれば育つんですって。 楽しみ、楽しみ♪



芽がちゃんと出てきたらですけど、枝のほしい方いらしたら差し上げます。
先着3名様くらい・・・かな? (そんなもの好きいないかしら)



剪定体験の後は中央葡萄酒のサロンにてセミナー&試飲そしてあったかなほうとうをいただいて終了です。
もうちょっとワイナリーの方々といろいろお話できる時間があればより一層よかっただろうとは思いましたけど、なかなか楽しいイベントでした。