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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

山口・妖怪ツアー(2)

2005-10-18 | 週末ごはん・お酒
まずは写真の説明
左上=秋芳洞で一番目をひく「黄金柱」滝のようにも見える鍾乳石の芸術
右上=秋芳洞から秋吉台への坂道。結構キツイです。がんばって~
左下=上り坂で疲れた体にエネルギー充てん後のお方。
右下=秋吉台。草原の中に石灰岩がポツポツ。


さて第2話です。(注・フィクションではありませんが一部大げさに書いてます)

秋芳洞は日本一のカルスト台地「秋吉台」の地下100mに広がる鍾乳洞です。
学校で習いましたよね、「カルスト台地」。この名前と石灰で出来てるってことしか覚えてないんだけど。
秋吉台と秋芳洞の生い立ちはというと
海の中の珊瑚礁→2億年前に地殻変動→二つ折りになって隆起→地上へ
→石灰岩のため雨で溶ける→墓石状、すり鉢状の地形→縦穴、横穴、水に溶け込んだ石灰の再石化=地下の鍾乳洞化
→火山活動→石灰質の一部は熱により大理石化
こんな具合です。 2億年の歴史もこれだけ略されちゃ形無しでしょうか。


大鍾乳洞=秋芳洞は総延長10kmの内、1kmが観光コースに整備されています。
入り口近くからすでに涼しい心地よい空気が・・・
中にはいるとよくもまぁこれだけ様々な形ができあがったこと!と感心するくらいの鍾乳石の数々。
柱状のものは他でも見たことがあるけれど棚田のように皿状になったものやら細い柱が折り重なっているものなど感嘆するほどです。
残念ながら写真はうまく撮れませんでした。

鍾乳洞の中からエレベーターで地上に上がると秋吉台です。
草原の中にポコポコとたくさんの小岩が見えてそれが羊の群のようだと言う人もいます。
うっかりこの中を歩くと突然穴があったりするので危険ですので遊歩道を歩きましょう。

小妖怪たちは元気良く歩くのですが、大妖怪姉さんたちはそろそろエネルギー切れ。
秋吉台の絶景に深呼吸する小妖怪を後目に補給を・・・
エネルギー源って地ビールかい!?

自然、そしてそれが作り出す芸術を堪能した一行は宿泊地の宇部へと向かったのでした。
夕食は近くの居酒屋「侘助」。
他の店は満席で断られたのにまだこの店は空席がちらほら・・・店の人の対応にも不安が。
失敗したかなー?と思いつつ空腹の中移動するのも、と腹を決めて何品か注文をした。
まずはビールで乾杯。と「お通しです」と出された小鉢は4人分すべてお料理が違うもの。しかも量もそこそこにちゃんとある。
あれー、お通しでこんなに出るなら頼みすぎだったかしら? こんな気の利いたお通しってこの店高いんじゃ?
そんな不安がちらりとよぎりながらも飲み始めた妖怪一同は食べる食べる、呑む呑む。
ビール→日本酒(山口の地酒/東洋美人=ま~私たちにぴったり♪)→ワイン(ナイアガラ)→焼酎
あらゆるものを飲んで、サービスで出していただいたフルーツまで完食というのはまさに妖怪業?
それにしても、miyamiya姉さんってば胃の調子が悪いって言ってたのに押さえ気味とはいいながら十分イケイケだったわ。さすが!


翌朝は楊貴妃といわれるKAKOさまに会いに電車で萩に向かいます。
早起きをして、昨日あれだけ食べたにもかかわらずビュッフェ形式の食事をお腹一杯食べました。
でも・・・miyamiya姉さんはパス? ちょっとお疲れ気味かなー?