13日の静岡脉診医学研究会の例会に、
3月末に国家試験に合格された方が聴講されました。
鍼灸専門学校でも、色々な鍼灸の方法を学ぶのですが、
いざ、卒業して臨床に当たる時に、
治療の軸になる治療法があると、心強いです。
一般の方は、
「鍼」「灸」というと、どのようなことをするのか、
わからない方も、多いのではないでしょうか?
私は、経絡治療を中心に行っていますが、
中国鍼、灸頭鍼、低周波を使ったり、吸い玉を使ったり、
スポーツ鍼、美容鍼・・・などなど、
実は、鍼治療と言っても、色々な方法があるのですよ。
経絡治療は、
病体を氣血の変動としてとらえて、
経絡の虚実(弱い、強すぎ)を把握し、
その経絡のツボに鍼灸で補瀉調整をして、
生命力の強化を図る、治療法です。
細い鍼で、痛くなく、患部だけでなく、
身心のバランスを整えていきます。
聴講された方も、良さをわかっていただけたかな?