昨日の夕方、「曽我製粉に対する特別待遇」の記事を読んだ方にまちで出会って、質問されました。「あちこちに、なんだか分かんないのぼりが立ち始めたんですが、なんなんですか?」
質問はこのぼり旗のことでした。昨年の12月下旬から、まちのあちこちで見かけるようになりました。『住んで安心暮らして満足 元気で楽しい前橋』と書いてあるだけ、団体の名前などは書かれていません。
私が最初にこののぼり旗を見たのは、南町の太刀川産業の本社ビル前でした。太刀川産業は前橋で夜のご商売向けの建物を貸す貸しビル業で有名な会社です。千代田町のソシアルビルもこの会社の所有物件でした。
そのソシアルビルの所有権は、いつの間にか、高木政夫市長のお兄さん(旧高木建設社長)の妻、つまり市長の義姉に移っていました。そういう関係の会社です。
こののぼり旗は、太刀川産業のような一部の不動産会社の会社の前やその管理用地から立ち始めました。
その次には、一部の土木建設業者の建物や資材置き場に立てられました。市の発注工事をたくさんもらっている会社です。
そして、産業廃棄物処理業者や一般廃棄物処理業者の企業施設に、こののぼり旗は立てられました。昨年の12月末のことです。
年が明けたら、民主党の国会議員である宮崎さんのポスターとセットで立てられるようになりました。明らかに民主党の関係者の家や施設です。
そして、一部の地域の広場や集会施設に立ち始めています。聞くと、地域ボスの指示によって立てたと言っています。
こののぼり旗は、高木政夫前橋市長の選挙運動として、一部の業界団体、民主党とその関係の団体、前橋地協傘下の一部の労働組合に配られました。
「しょうがねえやね、偉いさんに言われりゃな、まあ、立てときゃ文句言われねえからさ」、のぼり旗を立てた会社の社長に聞いたら、こう弁解してました。
「こののぼり旗が立っている会社を見たらね、利権をむさぼろうとしている会社だと思えばよいのですよ」、私は旗の意味を尋ねた方に説明しました。
「魚屋さんや八百屋さん、お茶屋さんなんかには、こんなのぼり旗は立っちゃいませんよね、市民が直接お世話になっている商店や工場には一つも立ってないですよ…」と話すと、「そう言えばそうよね…」と納得してくれました。
高木政夫さんと利害関係を結んだ業界団体や労働組合、そして民主党とその関係者に、あたかも踏み絵のごとく配布され、忠誠の証として立てられているんです…
こののぼり旗は前橋の風景に全くなじみません。そして、こののぼり旗を掲げている人たちが「市民党」を名乗ることに、ヒゲクマは著しい嫌悪を感じています。
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「ヒゲおじさん厨房に入る」、次回は1月21日の朝日新聞群馬県版に掲載予定です。本年もよろしくお願いします。
そもそも宮崎院長の息子は日赤移転に反対していたのではないのでしょうか? ヒゲクマさんがいつも指摘しているようにこの前橋市の政治、運営、税金の使い方には???マークばかりです。我々はどう行動すればよいのか・・。
書き込みは久しぶりなのですがいつも拝読しております。勉強になります。
今、高木市長を支援してよく動いているのは民主党の関係者と一部の市職員OBです。そして、岩上県議と小曽根市議のお仲間たちの土建業者です。
いろいろ問題はあります。でもね、故小寺弘之元群馬県知事と故天野健太郎群馬日産会長の二人を中心に作られたこのまちの支配の仕組みを一度きれいに壊すことが大事だと思っています。ここまでは、私のような老人になりかけている者の責任です。
その先は、若い皆さんに頑張ってほしいです。市政の透明性を高めることも、みんなが共感を感じることのできる分かりやすい行政にすることも、それは新しい人たちが主導権を握ってこそできることだと思います。
あ、あの旗の立った八百屋さんを発見しました!確かに一般市民相手に商売している風はないような・・・・・・。