私の記憶帳

日々知り得た雑学や興味を持ったことを記録してある

自分を信じる

2010年04月30日 14時31分06秒 | Weblog
0歳から20歳迄は冬の時代と考えていた。
この頃はまだ地の中にあって懸命に根をはらせていた時代だ。
もちろんまだ自信など到底持てない頃だった。
ただ夢中で生きることだけで精一杯の時代でもあった。
だから仕事があれば何でも経験になると思ってやってみた。
21歳から40歳迄は春の時代だ。
何もかも希望に満ちて胸膨らませていた頃だ。
身なりにいい物を持てることで持信を自信らしきものと感じていた。良い物で身を固めているとどんな人と会っても気後れしなくてすむから良いと思っていた。
41歳から60歳迄は夏の時代だ。
この頃は簡素で清潔な物であれば持ち物はブランド品にこだわらなくても良くなった。
それより戴いたあらゆる肩書きを武器にして東西奔走燃えあがる炎のような勢いで仕事に精を出していた。
肩書きである地位を頼りに地信を自信と置き換えて頑張った。一面怖いもの知らずでもあった。
そして61歳からは実りの秋を迎えた。
ここに来て初めて自分の力つまり本当の自信を手に入れたように思った。
自由で楽しいことを第一優先に考える人生を送ろうと決心出来るようになった。
気が向けば人の役に立つこともするが気が向かなければ人とも合わない。
それよりも今までおざなりにしてきた自然との触れ合いの時間をたくさんとるように心掛けている。
今までの自分からは想像出来ないようなことをやりたい。
人に使われる仕事も人を使う仕事もする気はない。
これからは実りの秋にふさわしい自遊人でありたい。

デフレになる原因の一つは

2010年04月30日 11時46分58秒 | Weblog
人を家に招かなくなったことがデフレを増長させている一つの原因でもある。
人を家に招かなくなると多少家の中が散らかっていても気にならなくなる。
そのうち立派な家具を揃えることさえ無駄なことだと思うようになってくる。
それが高じてくるとすべての物に対して実用的で安いものを求めるようになる。
従って企業も販売競争に打ち勝つ為にみかけがよくて安いものを開発して提供するようになる。
社会全体が安い物で間に合わせるような風潮になってくると誰もがお金をかけなくても生活出来ると思うようになる。
そうするとお金をたくさん稼いでも仕方がなくなってきて稼ぐ意欲さえ失ってしまう。
だから人を家に招かなくなったということは大変なことだ。
表面的な付き合いになってしまいいい意味での競争心さえ失ってしまうことにもなりかねない。

成長していくうえで大切なことは疑問を持つこと

2010年04月29日 21時53分22秒 | Weblog
成長していくうえで大切なことは常に疑問を持ち続けることだ。
身の回りには何故そうなっているのか良く考えてみると理由かわからないことが沢山ある。一日に一つでいいからそれを調べてみたり、違うやり方を考えて実行しているといつの間にか自分が以前の自分と変わっているのがよくわかる。
特に若い人たちの疑問に答えることは勉強になる。
教えることによって自分の至らないことがわかるだけでなくこれからの人たちの感心毎がわかるようになるからだ。

水分制限

2010年04月28日 01時09分21秒 | Weblog
透析を始めると食事制限より水分制限が厳しいことになっている。
水分が体に溜まり過ぎると肺が溺れた状態になって呼吸が苦しくなるからだ。
だから透析が終わってから次回の透析までに体重の増加を4キロ以内に押さえることが理想である。
腎臓が機能しなくなると水分は体の中に溜まりっぱなしになる。
だから水分を出来るだけ取らないことが望ましい。
水分を取れば取った分だけ体重が増えてしまう。
三度の食事の後と寝る前の薬を飲む為の水分だけで中二日の透析だと二キロ位の体重増加になってしまう。
それに食事に含まれる水分を加えればたちまち6~7キロ位の体重増加になってしまう。
だから透析患者は気軽にお茶など飲めない。そこで汗をかいて余分な水分は出せばいいと考えてみた。
方法はいたって簡単だ。
42度のお湯で50分程半身浴をするだけでいい。そうすると一回の入浴で約800グラム水分が汗となって出てくる。これを二日間で朝夕一回づつ計4回するだけで水分をたっぷり取っても次の透析迄にドライウェートより1キロ位余裕の状態で透析が出来る。
これでウェートコントロールはかなり楽になった。
今ではお茶や水分を飲みたいだけ飲んでいる。
半身浴の代わりに嵐の湯にいけば更に体重減は楽になる。
好きな温泉や風呂にゆっくりと浸かることでウェートコントロールが出来るのだからまさに一石二鳥の発見だ。

カツオのたたきは旨い。

2010年04月26日 12時41分46秒 | Weblog
今日の石神の丘の料理はカツオのたたき香草風味のオードブルから始まった。
カツオはさっぱりとして美味しかった。
スープは新玉葱のコンポート冷たくてとても甘くて飲みやすい。
魚料理はきんきんと春キャベツのトマトソース。アスパラや菜の花など新鮮な山菜がいっぱい添えられているのが嬉しい。
冷たくてしゃきっとしたレタスのサラダは玉葱のドレッシングと相性がいい。
肉料理は奥羽牛のカツレツ。ステーキのような分厚い肉がかりっと揚げられていて中はとてもジューシーだった。
デザートはアップルパイとブルーベリーのアイスとオレンジとキュウイ。どれも美味しく戴いた。次回は5月12日に予約した。

なかなか暖かくならない。

2010年04月25日 18時30分40秒 | Weblog
何度も暖かくなると言われているのに一向に暖かくならない。地球温暖化というのは間違いで地球寒冷化ではないかと思うほど寒い日が続いている。この調子だと暖かくなるのは連休明けからかも知れない。仮に暖かくなるのが連休明けなら暖かい日はほとんどなくなってしまう。6月になれば梅雨になるし8月はお盆を過ぎれば肌寒くなる。もう少し暖かい日が多い方がありがたい。今も気温は八度しかない。雨は刺すように冷たい。

男性の平均寿命は80 歳というけれど

2010年04月25日 17時11分41秒 | Weblog
男性の平均寿命は80歳というけれど出来れば70歳迄に死ねれば理想だ。
体の自由が効くうちに好きなことを好きなだけやって人に迷惑を掛けないうちに死ねれば最高だ。
振り返ってみて今までの人生は自分にとって上出来な人生だ。仕事にも友人にも恵まれた。そして現在も近未来も自然や自由に恵まれて上出来なまま素敵な人生を過ごせると思う。心配なのはたった一つ70歳以上まで生きて体の自由が効かなくなってしまったらと思う時のことだ。
だから長生きをする為の努力はしたくない。
例えば多少目が疲れていても寝る前には読書をしたい。今は平行して五冊の本を読んでいるが本は常に何冊か平行して読むのがいい。その時の気分に合わせて読めるからだ。本は区切りのよいところで止めてはいけない。区切りがいいと続きを読まなくなる恐れがあるからだ。途中の気になるところで止めておけば必ず続きを読みたくなる。テレビで気になるところでコマーシャルが入ったり連ドラが気になるところで終わるのは続きを見させたいからでそれと同じ理屈だ。だからいつでも読みかけで止められるので気楽な趣味だ。
グルメも同じで旬の素材を追いかけるのは楽しい。調理人と親しくなれば沢山の店を渡り歩かなくても好みの料理が食べられる。粗食で長生きを心掛けるよりはグルメで美味しいものを食べ尽くして悔いのない人生を過ごしたい。
自然との触れ合いも岩手に居れば不自由はない。岩手は日本の縮図のように海あり山あり湖あり丘あり川ありだ。最近は北上シティホテルからみる北上川の流れを見るのが好きだ。悠然と流れているさまをみていると清々し気持ちになる。

自立と連携、発見の時代

2010年04月25日 11時49分00秒 | Weblog
自立と連携、発見の時代というコンセプトで企業再生の話やプロ野球球団の強化の話をするとアンコールが多い。
発見とは新しく何かを発明するのではなくてものごとを大局からみたり局部にこだわってみることだ。ただみるだけではなくみることによって気付くことだ。気付くためにはどうしたいかという目標をしっかり持っていてぶれないことだ。
そして自立と連携とは人の力を借りることだ。なんでも一人でやろうとしたり人の力を借りることをいさぎよしとしない考えでは大きな仕事は出来ない。
力を貸すことには限界があっても借りることには限界がないからだ。

融通がきくことが一番のサービスかも知れない。

2010年04月24日 22時21分12秒 | Weblog
良いサービスの概念はいろいろだ。気持ちいい挨拶があることや値段の割りに材料がいいことや料理が美味しいことなどだ。
でも今まで受けたサービスで一番ありがたいと思ったサービスは融通がきくことだ。
すみません規則で出来ませんのでと言われる位不愉快なことはない。規則でできないのではなくてこういう理由で出来ないと言われるならまだ諦めがつくが自分たちの都合でできないと言われるのは腹がたつ。高い値段のコース料理が幾つかあってメニューの一部を別のコースの料理に変えたいと言って断られること等わけがわからない。
他にも気が利かないサービスをしてサービス料を取るホテルだ。二人で行って別々の料理を頼んで二人で分けて食べるからとお願いしているのに先に出した料理だけに箸が付いていてもう一人分の箸はもう一つの料理が出てくるまで出てこないなどサービスが形にこだわっているだけでお客様目線になっていない。マニュアル化が進めば進むほど自分勝手なサービスしかできなくなっている。
だから融通がきくサービスが一番ありがたいと思うのだ。

ボリュームたっぷりの桜遊膳

2010年04月24日 17時55分41秒 | Weblog
桜遊膳のメニューは桜豆腐、蛍烏賊粕漬、炙り帆立のワラビゼリー掛け、鮎並桜しんじょと桜麸の吸い物、季節のお造り二種盛り、鮑からすみ焼甘鯛帆立の雪洞焼、子持ち鰆蕗味噌の焼き物八寸、鯛白玉焼の紫蒸し、ロブスター黄身揚と蟹しんじょ新引き苺揚、鯛茶、水菓子、お花見団子、桜紅茶とメニューを書くだけで大変だ。見た目も華やかで美味しそうだがボリュームが多すぎるのが難点だ。

アドバイスをしていて嬉しいのは早速実行しました。おかげさまでいい方向にと言われること。

2010年04月24日 17時15分12秒 | Weblog
アドバイスをして嬉しいのはお金を沢山戴いたり、ご馳走をして貰うことではない。実行に移している姿をみることだ。
だから実行する目的で質問されるのは嬉しい。質問が目的のような質問はおもしろくない。以前は質問が目的のような質問を受けることもあったが最近は実行しようと思って質問されたりお礼のレターが届いたりすることが多くなった。
その中で一つだけどう答えたらいいか困る質問がある。それはどうしたらそういう風に考えられるようになったのか教えて欲しいという質問だ。
答えようがないのだ。強いて言えばどうしたいのかというあって欲しい姿を先に考えること。それからそのことを実現させる為に固定観念を捨ててあらゆる方法を考えてみてよしと思ったらチャレンジしてみることだ。
失敗しても構わないから取り敢えずやってみようという考えではいけない。人生に失敗はないのだ。あるとすれば思い通りにいかないことがあるだけだ。思い通りにいかないことを悔しいと思って何とかしようと思うから進歩するのだ。だから大切なことは出来るか出来ないかの筋道を先に考えることではなくてどうありたいかという目標を先に持つことだと思っている。

北川さんと久しぶりに

2010年04月23日 00時55分09秒 | Weblog
経済界の佐藤さんのお計らいで久しぶりに北川さんとお会いした。
北川さんは政治の世界にマニフェストを導入された元三重県の知事さんだ。
とても気さくな方でこの気さくさのどこにあの強靭な精神を宿しておられるのかわからないほど穏やかな話のされ方をする。この穏やかさは昔も今も変わらない。
行政改革や政治改革を立派に遣り遂げられた方だが同じことをもう一度やれと言われたらとても出来ないとおっしゃった。この言葉に北川さんの素晴らしさを感じた。恐らく様々な抵抗がある中で全力で信念を通されてきたからこそ言える言葉だと思った。
現に北川さんのやられた改革はこれまでどの知事さんもやらなかったことを実務ベースに落としたところまで改革されている。シャープが国外に工場を移す計画が持ち上がると頭脳の流出を避けたいとして固定資産税を免除して誘致に成功されたり予算を使いきりにしないでキャリーオーバーにして次年度に回したり、職員の名刺を県費で賄って名刺を積極的に配らせたり、東京事務所を社交の場に解放したりなど挙げれば枚挙に暇がない。恐らくもう一度知事になられたら更に素晴らしい改革をされる方だろうと実感した。
今振り返ってみればとても今なら出来ないことをやれたと言われる言葉には凄さを感じるのだ。
リーダーには辛口の佐藤さんも北川さんには一目をおいておられた。たくさんのリーダーをみてこられた方のお墨付きになっている。
三時間はあっと言う間に過ぎてしまった。佐藤さんには場を設定していただいたうえ美味しくて懐かしい博多の水炊きまでご馳走になってしまった。感謝あるのみ。

びっくりした

2010年04月22日 11時21分14秒 | Weblog
盛岡9時41分発の新幹線で東京に向かった。
盛岡はどんよりとした曇り空だった。東京は雨だと聞いていたからその積もりでいる。
車窓からぼんやりと変わりゆく景色を眺めるのは大好きだ。
仙台に着く前には桜が咲き初めていた。その景色に目を奪われていたら仙台を過ぎたところで突然雪景色に変わった。田んぼが一面真っ白になっていて雪が吹雪いている。
新幹線がいくら早いからといってこの景色の変わりようにはびっくりした。新幹線は南下しているのだ。ところが景色は逆戻りしたかのように真冬になっている。もうすぐゴールデンウイークだというのに不思議な天候だ。

一病息災

2010年04月22日 11時03分18秒 | Weblog
体の一部に病があることはいいことだ。
自覚はないがどこかで自分を危険から守っている。
行動を八分で止められるようになった。八分で止めた分何となく気持ちに余裕が出来て物事を明るく見られるようになった。
以前は何でも精一杯やることがいいことだと思っていた。しかしその思いを自分だけでなく他人にも強いていたような気がする。精一杯にはきりがないから人が思うほど満足感はない。八分で止められるようになったら費用対効果で考えれば費用より効果の方が大きいと思えるようになった。それは他人に対しても同じだ。おおらかな気持ちになると何をしていても楽しい。